上の方にAC(コンセント)2個と下の方にUSB Type-Cが2つ、Aが2つ付いていますが、

コンセント部分が差しこむと上に伸びてきて保持される形になっていて、コンセントが付いているにもかかわらず薄型になっています。

性能としてはTypeC 1ポートで最大140w、TypeAで12w。

全部同時使用時で65w＋60w＋15wという形になっています。

Type-Aが普通の性能(1ポートで5V 2.4A、2ポート使用時は合計で3A)なので、

古い機種でQCしか対応してない、といった場合や、

複数機器接続の上でType-Cで大電力を使用したい場合は不満がでるかもしれませんが、

それ以外であれば十分な性能だと思います。

本当に必要な場合はACにさらに接続すれば良いと思いますし。

実用性として便利だと思うところは、

・コンセントも付いているにもかかわらず、薄型で持ち運びしやすい

・ケーブルがあるため、置き場の柔軟性が高い

・消費電力が表示されるので、急速充電しているかどうか把握できる

・e-markerケーブル接続時に表記が出るためケーブルの簡易判定にも使える

 (あまり言及されているのを見ませんが、地味に便利)

といったところでしょうか。

不満なところとしては、

・ケーブルが専用であるが、別にアースが付いている訳でも無く、意味が無い

　(普通のメガネケーブルであったらもっと使い勝手が上がっていた)

・何故かType-Aの向きが普通と上下逆

　(接続しようとしてよく間違える)

くらいですね。

ここが改良されて大きさがもう少し小さくなったら完璧じゃないかと思います。

という感じで、細かい不満点はあるものの欠点といえる現状、満足しているというレビューです。

ただ、2023年当時でも確か15000円くらいで買った気がしますが、現状もほぼ同じ値段で、

2025年当初の今、これを買うかというと、10000円以下にまで値段が下がった時でもないと買う気になれないな、というのも正直なところです。

とはいえ、240w対応の上位機はACアダプタみたいなのがあってさらに使い勝手が落ちるようですし、

現状では実用面では次もこれをセールの時に買うかな、という気がしています。