バイクの中でも特徴的なデザインとして知られるスズキのカタナ。当時としても奇抜だったそうですが、今見ても十分に未来的ですね。
バイクには乗るようになりましたが、バイクのプラモとなるとあまり作りたいものがなく。特にレーサー系はまったく思い出や思い入れがないんですが、そっち方面ばかり。なので、珍しさからこのカタナを作り始めました。
ただ、こいつが本当に難儀で… 年齢的にも細かいパーツがきつくなってきて、仕事終わりに作るのが厳しく、もう2年近く塗装中のパーツを放置していました。
そして、いろいろあって、そろそろ完成させようと重い腰を上げてみました。
古い設計ながら出来は良さげ。でも手間はかかかる
以前作ったのはハセガワのヤマハSR400。シンプルな構造で、初めてのバイクプラモということもあり、わくわくしながら作りました。
ただ、今回は細かいパーツが多くてものすごく億劫でw 塗り分けできていないところは進められないので、塗るのもめんどくてだいぶ時間が空いてしまいました。
そもそもこのモデル自体がかなり古い設計。にもかかわらず、作りもパーツのバリなども少なく、今でも十分現役の出来の良さでした。
とはいえ、最も目がいく大きめのパーツはほとんどが
真ん中で合わせる形。センターにモールドが入ってしまうので、こだわりがない自分でも加工にはだいぶ手間はかかかりました。
例のごとく、今回も筆塗り。エアブラシも買いましたが室内で塗れる環境がなく、このことも放置していた原因のひとつでした。
自分のスキルの限界に打ちのめされる日々
シンプルなキットですが、意外と塗り分けが多く、なかなか進まないまま。筆塗りも上達せず、写真にすると多少はマシですが、ムラは残っています。
それでも何度か薄く重ねたりして、なんとか消すことはできました。
あと、バイクモデルは組み立ててしまえば見栄えはするので、それほど無理に頑張らなくてもいいかなと割り切り始めたのがここ1週間ほどの出来事で。組み上げるだけでも自分頑張ったよと、認めてあげる方向にしましたw
エンジンをフレームに組み込み、エキマニからマフラーまでの流れは、かなり繊細で、今時のカチッとハマるプラモではなく、接着剤での固定で形作っていく作業。根気が必要でした。
サスペンションとかも同様。
その中でもデカールは比較的難易度が低く、貼ってしまえばあまりアラが目立たなくなって、だいぶ自分の下手さも誤魔化されました。
遠目に見ればシルエットも良くて良い感じ。仕上げはフロント周りのケーブル類の合わせです。
やりきった感はバイクプラモが一番
最大の難所だったフロント周り。カウルをつなげたまま、ケーブル類もつなげて、センターをうまく出すのがなかなか大変。ピンセットをうまく使い、見えにくい手元を探りながらどうにかこうにか収まりました。
というわけで、なんとかスズキカタナの完成!
アラが目立ちますね。
フロントはやはり少し歪みました。許容範囲か。
こうしてすべてのパーツを付けるといい感じに見えますね。苦節2年、やっとできました。
仕事でもそうですが、作っている間はどうにか良くしようと試行錯誤して、そのせいで完成できずにズルズル伸びてしまうことは結構あって。
最終的には、出来上がったその段階のものでも周りから見れば十分だったりするものです。
特に、プラモはメーカーが苦労して誰でも完成に持っていけるように設計してくれているもの。普通に作ればそれだけでも満足できる。
そのことをひしひしと感じました。
それと、自分にはツルンとしたボディだけを作るクルマのプラモよりも、どれだけシンプルでもエンジンやペダル類が必要なバイクのほうが作りがいはあるなぁということ。
結局は苦労性なんでしょうねw
次はレース系のクルマにいくつもりですが、その次のバイクも探しておこうと思います。クルーザーとか作りたい。
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購入金額
1,382円
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購入日
2024年10月15日
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購入場所
ヨドバシカメラ















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