デザインはいびつな形といい、右上のマスターボリュームといい、若干昭和を感じるレトロな外観にになっています。

コントロールは多機能ぶりを表すように、ぎゅっと詰め込まれています。

ざっくりと左側がギターINPUTとドラムマシン。回転式のつまみはギター、右側に電源スイッチとBluetoothのランプとなってます。

背面は、ACアダプター、ヘッドホン、AUX IN、USBとなっています。

USBは、もしかしたら？と思ってPCにつないでみたけど、オーディオインターフェースとしては使えないようです。

背面にある電池BOXは、単３電池６本です。

bluetoothが使えるということで、スマホでペアリングしてみました。

Donner Cyclopsをタップするとペアリング完了です。Spotfyで音楽を鳴らしてみると、比較的聴きやすい音で悪くないです。

アンプタイプが６種類あるけど、クリーンと激歪みはまぁまぁ遊べるからいいけど、中間のクランチはやや物足りない感じ。特にmarshallのモデリングと思われるUK 800。GAINをMAXにしても歪みが足りなすぎて「これUKでいいのか？」というレベル。

あとエフェクター。TAPというボタンはドラムマシンのテンポのためだけのTAPで、モジュレーションやDELAYには適用されません。しかも、ドラムマシンでさえ欲しいテンポでTAPしてもなかなか思い通りのテンポになってくれません。

とほほ。。。

モジュレーション（コーラス、トレモロ）の揺れ具合やディレイタイムはつまみの回転量で決まります。逆を言うと、モジュレーションの深さやDELAYの音量、リピート回数は変えられません。

でも、まぁ、モジュレーションとDELAYとREVERBが同時にかけられるので、弾いていて楽しい音が出せます。

欲を言えば、フェザーとかフランジャーとかも欲しかったな～

ギターをつないで遊んでみたけど、ボリュームはマスターボリュームまでMAXにしてもそれほど「うるさ過ぎる！」までは大きくならない感じですね。

使ってみた感じ、作りはチープだけどサイズ感もいいし、音も10Wアンプのような良さはないけど、1Wミニアンプのようなチープな音ではない。自宅で練習するために使う分には申し分ない音だと思います。

PCのモニターサイドにおいて、youtubeを見ながらギターを弾いたりとか、そういう用途には良いと思います。