京田辺市南部まちづくりセンター MIRAIRO 家内の友人がボランティアとして
カフェの運営や 読み聞かせ をしているとのことなので
訪問してみました。
コレ読んで コレも良いよ 多くの絵本を見せてもらったのですが
これも素晴らしかった ねこぼん
ねこの本 という意味ではなく ねこがお盆を迎えるお話しでした。
5歳のとき 25歳のとき 50歳のとき 死んでから それぞれのお盆
京都府宇治市ご出身 京都精華大学美術学部デザイン学科御卒業
滋賀県近江八幡市在住
はやしますみ先生の作品
天涯孤独な猫が 猫のお盆を迎えるにあたり
友人や知り合いから きゅうりの馬と 茄子の牛を作るように促されます。
ご先祖様には早く来てほしいからきゅうりの馬を
お盆が過ぎてもゆっくりと帰ってほしいから茄子の牛をと説明されますが
ピンときません。
自分は親の顔を知らないし 自分に会いに来てくれるご先祖様なんて居ないだろうから と。
きゅうりに挿す爪楊枝も適当
やがて 猫のお盆を 迎えることになるのですが、、、、。
人間の子供でも お盆に仏壇やお墓に手を合わせることがあっても
実感として先祖の精霊を迎えるなんて あまり考えていないコトが多いと思います。
気になるのは おやつにごちそう お小遣いに金魚すくい
盆踊りも気になるけど 夏休みの宿題も気になるな〜。
でも この絵本を読んだら 読み聞かせしてもらったら
きゅうりに挿す爪楊枝も ナスに挿す爪楊枝も 丁寧に挿したくなるはず。
精霊流しのときも 送り火のときも 気持ちを込めて手を合わせるようになるはず。
大人も喪主を務めたあと 身内を送ったあと 気持ちが改まると思うのですが
この絵本は そうなる前に その時へ備える想像力を高めてくれるかもしれません。
素晴らしい絵本を教えてくれてありがとう さっちゃん。
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購入金額
1,540円
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購入日
2024年08月28日
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購入場所
京田辺市 南部まちづくりセンター MIRAIRO
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