京田辺市南部まちづくりセンター MIRAIRO
家内の友人がボランティアとして
カフェの運営や 読み聞かせ をしているとのことなので
訪問してみました。
コレ読んで コレも良いよ 多くの絵本を見せてもらったのですが
すごかった
向田邦子先生の 字のないはがき
この作品を学校の授業で知った という方が多いかもしれません。
先生の作品の中でも とりわけ愛されている名作を
角田光代先生が 絵本用に文章を仕立て直し
西加奈子先生の絵を添えて
素晴らしい絵本になってました。
Amazonのページによりますと
戦争中の、向田さん一家のちいさな妹と
いつも怖いお父さんのエピソードを綴った感動の実話です。
向田邦子さんのちいさな妹・和子さんが主人公。
ぜひお子さまと語り合って欲しい作品です。
【あらすじ】
戦争時代、ちいさな妹が疎開するとき
お父さんはちいさな妹に
「元気なときは大きな○を書くように」と
たくさんのはがきを渡しました。
しかし、大きな○がついたはがきは、
すぐに小さな○になり、やがて×になり・・・。
表紙のタンポポは物語の中に出てくる小さな妹を表しているそうです。
戦時中の小さな女の子のお話しといえば
野坂昭如先生の 火垂るの墓を思い出しますが
この 字のないはがき で 小さな妹さんは亡くなりません。
私は最後のページをめくるまで 死んじゃう と思って
溢れる涙を堪えるのに必死でした。
映画じゃないし ゲームじゃないし、最後にヒトが助かるのか 死んじゃうのかを
お伝えすることが 酷いことだとは思ってません。
それに有名なお話しみたいだし 内容をご存知の方も多いと思うし、、。
その日 読ませていただいた絵本の中でも 飛び抜けた力のある作品だと思い
最後にご紹介させてもらいました。
字のないはがき
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購入金額
1,485円
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購入日
2024年08月28日
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購入場所
南部まちづくりセンター MIRAIRO
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