AQUAブランドの縦型全自動洗濯機(洗濯容量10kg)2024年式です。
ドラム式が理想ですがスペース的に無理なので縦型です
※画像はメーカーHPより
18年間使い続けてきた三菱製の縦型全自動洗濯機(洗濯容量8kg、乾燥機能付き)から異音がするようになったので、完全に壊れてしまう前に買い替えました。
購入にあたっては、従来サイズと同等以下の縦型全自動洗濯機で、洗濯容量が10kgのものを条件として検討しました。従来機種を購入する時は『乾燥機能』を条件に入れていましたが、ほとんど使わなかったので、標準的な洗濯機能以外の付加機能は特に希望しないこととしました。
候補として数種類の機種が残りましたが、最終的には年配者でも操作が分かりやすい(操作感が従来機種に似ている)という視点から本製品を選定しました。
※とある機種の洗剤自動投入機能は良いなぁと思いましたが、操作系がデザイン優先過ぎて扱いにくそうだったのと、ウチの人達は絶対に洗剤の容器を洗わないだろうなぁと思ったので、その機種は諦めました。
AQUAは、中国のハイアールグループ傘下の家電製品ブランドで、2012年、三洋電機からの事業譲渡と株式取得によって、業務用洗濯機や家庭用の洗濯機・冷蔵庫などのブランドとして日本を中心にアジア圏で売り出しているメーカーらしいです。
同じハイアールグループの『ハイアール』ブランドの洗濯機も販売されていましたが、ハイアールはどちらかというと低価格路線で、アクアは性能を重視しつつ低価格も実現しているという感じに見えました。
設置は専門の業者にお願いしました。前回は引っ越しの時に自分で設置したのですが、設置スペースが狭いのと腰を痛めそうなので今回はやめました。(下は設置直後の写真)
ボロ家なので、周囲をボカシまくったらこんな画像に...^_^;
今回もこの台を流用しました
それにしても専門の業者さんは流石に手際が良いですね。従来品の撤去も広い場所まで一人でスッと運んで、布で包んで2人であっという間に運び出していました。(しかし、足ゴムを道路に置き去りにしたのはマイナスポイントです^_^;)
本製品には水準器が付いていません。設置の際に業者さんが水平を確認していたかどうかは未確認ですが、とりあえず本体のガタつきもなく、洗濯槽が偏っているようにも見えないので、大丈夫なのでしょう。
あと、洗濯用の水道の蛇口が30年以上経ってかなりガタがきているので、この機会に先端部分だけ交換することにしました。※本当は根元から新しいものに交換したかったのですが、水道屋さんを呼ぶのも自分で交換するのも面倒だったので、設置業者さんが無償(工賃)で交換してくれる先端のみの交換としました。
こちらは2017年に交換したもの、この時すでに蛇口は、、、
先端だけ交換~
多少の違和感はありますが、不安感はなくなりました
本製品は、従来機種とほぼ同じサイズで、洗濯容量10kgとなっています。パッと見で違う点は、洗濯機のフタがガラス入りで洗濯槽が見えるというところです。現在はこの中が見えるスタイルが主流のようで、売り場でも従来のように中が見えない中折れ式のフタを採用したモデルは少なかったと思います。
中が見える洗濯機を買うのは初めてです
うっかりしていましたが、フタが一枚ものになったので、開けた時に横に設置してある棚にぶつかって開かないう事が発覚しました。棚の高さを変えて対応しましたが、全く考えつかなかったので結構焦りました^_^;
操作パネルのデザインは、昔ながらのゴチャゴチャ系で、スマートさやお洒落さとは無縁なタイプですが、必要な内容が文字でキチンと表記されていて、且つボタンの押し下げ感があるタイプなので、慣れない人でも直感的に操作しやすいと思います。
操作系がゴチャゴチャしていますが、割と直感的に使えます
洗濯槽の径は以前のものよりかなり大きい印象です。これだけ大きければ毛布などの大物を入れる時も難儀することはなさそうです。
洗剤と柔軟剤は一体型の洗剤トレイを引き出し、所定の場所に投入します。洗剤については洗濯槽に直接投入しても良さそうですが、注水と同時に洗濯槽が回転するので、洗剤トレイを利用して注水に混ぜて投入した方がまんべんなく洗剤が混ざるそうです。
なお、洗剤と柔軟剤の投入場所はトレイ内で分かれていますが、隣接しているのでやや投入し辛いという印象です。
洗剤・柔軟剤投入用のトレイ
サイフォン構造で洗剤や柔軟剤を洗濯槽に投入します
洗えているのか心配になる水量と静かさです
先に断っておきますが、使用感については18年前の機種との比較となりますので、最近では当たり前のことであっても「凄い事」のように書いてしまうかも知れません。。。
電源を入れてスタートボタンを押すと、洗濯物の計量動作のあと自動的に水量が決定します。色々な洗濯モードがありますが、我が家の場合は大抵『標準』一択で、あとは単独で『脱水』くらいしか使わないので凝ったモードは余り使わないのではないかと思います。
本製品は従来のものと比べて注水量が極端に少ない気がします。洗濯物の種類によっては完全に水没しないまま終わってしまうようで、ちゃんと洗えているのか心配になります。(中身が見えるので余計に気になります)
我が家は基本全て洗濯ネットに入れて洗います
ガラストップ内側は水しぶきがかかります。
なので、水が少ない時は『水量』ボタンを長押ししたままで必要なだけ水を追加するか、一時停止して注水量の設定を変更する必要があります。従来のものは動作中でも簡単に設定が変更できたので、ちょっと不便に感じますが慣れれば何とかなるでしょう。
洗濯中の動作音については、従来のものが常に元気ハツラツな感じでギュンギュン、ビューンと勢いのある音(やや轟音)だったせいか、本製品はかなり控えめな感じで終始とても静かです。水も少なめなので本当に洗えているのか心配になります。。。
特に脱水時の音が衝撃的に静かで、振動も少なく非常に滑らかに回っているようです。音から察するに、従来のものより回転数がかなり低いと思われます。というか、従来のものは流体バランサーがダメになっていたのかも知れません。
毎回脱水後に気付くのは、洗濯ネットからハミ出る洗濯物が増えたことでしょうか。従来も洗濯ネットのチャックが壊れると中身が出てしまうことはありましたが、本製品は立体水流というのが売りなので、色々な動きが加わるためにチャックが開いてしまうと考えられます。
洗濯が完了すると電子音(ピーピー音)で知らせてくれます。前機種の方が音が響いたのでやや物足りない、というか二階まで聞こえないのが不満ですが、これはまぁ我慢できるので良しとしましょう。
静かで低消費電力、さらに節水で大満足です
消費電力は前機種の480Wから「370W」になり、運転音自体はあまり変わりませんが、脱水音は45dBから「38dB」とかなり静かになっています。標準水量についても125Lから「57L」と半分以下になっていて良いこと尽くしなのですが、つい洗濯中の洗濯槽を見てしまうと水量が足りていないんじゃないかと不安な気分になります。
今まで我が家では毎日1~2回程度洗濯機を回していましたが、洗濯容量が増えたので大抵の場合1回で済むようになりました。冬場になったら、布地が増えるので何とも言えませんが、水量が半分以下になったので、かなりの節水になるのではないかと期待しています。
とりあえず、このまま20年くらいは使いたいけど無理かな。。。
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購入金額
111,000円
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購入日
2024年07月頃
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購入場所
ケーズデンキ
まこりんさん
09/07
なんかいいですね。
中折れ式が少ないのは洗濯機の上に収納がある我が家では困る流行の流れだなぁ。
izappyさん
09/07
中が見えると洗い具合が確認できて良いのですが、つい見入ってしまったり要らん心配をしたりしてしまうので、見えない方が幸せかも知れません^_^;
一枚モノのガラストップは中折れ式よりも洗濯物の出し入れがし易くて気に入っています。我が家の棚は上げた分だけ狭くなり収納量がかなり減りましたが、何だかんだでもう慣れました。