レビューメディア「ジグソー」

手軽なシックハウス症候群対策

 

奥の部屋に設置した新品の家具にホルムアルデヒドがあるらしく、その対策に購入。
僕はアレルギーを全く持たないのですが、彼女が過敏に反応するよう。目がちかちかする気がする、とのこと。確かに白目部分がかすかに充血しているような。自分には分からないので知覚できないのがもどかしいですが、いくつか対抗策を考えた中のひとつ。

 

 

 

成分なども表面のシールに書かれています。成分が天然樹脂、再生セルロース、吸着剤となっていますが、知識の無い一般人にはなんのことか分からないレベル。

そもそもホルムアルデヒドが悪玉のように言われてしまっていますが自然界の中に普通に存在する成分(食品中にもある)なので、それを除去するものも当然おかしなものは入っていない、はずだと思います。

 

「ホルム吸着ビーズ」は日本テオドール株式会社が販売する室内のホルムアルデヒド対策商品。

このビーズの主な機能は、シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドを吸着し分解することです。

 

使い方は非常に簡単で、110mm×130mmサイズの不織布袋に入ったビーズを、気になる場所に置くだけで効果を発揮します。1袋で6畳間程度をカバーし、使用期間は約2~3ヶ月です。袋の交換時期には、変色で目安がわかるようになっています。

 

この商品はシンプルに使えるだけでなく、化学的な対策が難しい家庭環境でも効果的であるため、ホルムアルデヒド濃度が気になる方に適しています

 

 

 

背面には使い方など。3カ月使えるらしい。黄色からオレンジ色になるらしい。
実際に家具のある部屋に置き、サーキュレータを回して空気の流れがおきるようにした環境で3カ月間使ってみました。

 

Before

 

After

 

確かに微妙にオレンジ色になっている。でもそこまでオレンジ色じゃない。
そして知覚できない僕でも微かに家具の匂いを感じていたのですが、それがなくなっていました。

彼女に確認すると、刺激のようなものはなくなったということなので、効果はあるようです。 

 

ただ、下記のようなものも併用したので、どれが効果があったなど不明。 

 

ホルム吸着ビーズ(正式にはホルムアルデヒド吸着ビーズ)は、主に室内の空気中に含まれるホルムアルデヒドを吸着・除去するための製品。

 

主な特徴

  • 吸着機能: ホルムアルデヒドや他の有害物質(VOCなど)を吸着し、空気を清浄化。
  • 持続性: 長期間効果を持続する設計のものが多く、一度設置すれば頻繁なメンテナンスは不要。
  • 再利用可能性: 製品によっては天日干しや乾燥で吸着能力が回復するものもある。
  • 設置の簡便性: 小さなビーズ状で、袋に入れたまま家具や部屋の隅に置くだけで利用可能。

使用シーン

  • 新築住宅やリフォーム後の部屋
  • 新しい家具を設置した直後の空間
  • 子ども部屋や寝室など、空気の安全性が重要な場所

 

更新: 2024/12/14

ホルムアルデヒドについて

化学式でCH2O、またはCOH2。単純な元素構成です。

水に溶かすとホルマリン水溶液になる。

メラミン樹脂など、接着剤など多くの建材の原料となっています。現代においては無添加の家具というのはなかなか無いので、ホルムアルデヒドがゼロという環境は、かなり難しいです。
知覚していない人でも、わずかなホルムアルデヒドの中で暮らしています。

 

人体への影響、発がん性があるとされ、「シックハウス症候群」の原因物質のうちの一つとして知られています。高濃度では健康に影響を与える可能性があります。そのため、生活環境におけるホルムアルデヒドの存在は注意が必要です。

 

主な特徴

  1. 化学的性質

    • 非常に反応性が高く、様々な化学合成の原料として使用。
    • 水によく溶けるため、水溶液(ホルマリン)としても利用される。
  2. 発生源

    • 建材: 合板や接着剤に含まれる樹脂(尿素ホルムアルデヒド樹脂など)から発生。
    • 家具: MDF(中密度繊維板)やパーティクルボードなど。
    • 日用品: 一部の洗剤、化粧品、防腐剤。
    • : タバコの煙や暖房機器(不完全燃焼時)からも放出。
  3. 影響

    • 微量では無害とされるが、高濃度ではシックハウス症候群の原因に。
    • 短期的な影響: 鼻や喉の刺激、目のかすみ、頭痛、吐き気。
    • 長期的な影響: 慢性暴露が続くとアレルギーや喘息、免疫への影響を引き起こす可能性がある。
  4. 規制基準

    • 室内濃度の基準は各国で設定されており、日本では 0.08ppm が目安。
    • 建材については「F☆☆☆☆」マーク(フォースター)で低ホルムアルデヒド製品を示す規定がある。

 

一般的な室内でのホルムアルデヒド対策

  1. 換気
    • 窓を開けて通風を確保し、ホルムアルデヒド濃度を下げる。

  2. 空気清浄機の使用
    • 化学物質吸着用フィルター付きのものが有効。

  3. 吸着剤の利用
    • 活性炭やホルム吸着ビーズなどで発生源を抑える。

  4. 発生源の除去
    • 家具や建材の選定に注意し、可能な限り低ホルムアルデヒド製品を選ぶ。

 

更新: 2024/12/14
デザイン性と機能美

安全基準をクリア

シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドを吸着・分解することで、室内の空気環境を手軽に改善することにあります。この製品は、天然樹脂や再生セルロースを活用し、不織布袋に簡単に設置できる形状。小型なので日常生活に溶け込んで利用できます。

 

この製品の主成分である天然樹脂や再生セルロースは、一般的に環境や人体への負担が少ないとされ、安全性が高い材料です。

ポイント:

  1. 天然樹脂・再生セルロース: 自然由来で、生分解性があり安全性が高いとされています。
  2. 吸着剤: 活性炭やシリカゲルなどが一般的で、これらは安全性が確立されています。
  3. 安定剤や染料: 使用される化学物質によって安全性は異なりますが、多くの消費者向け製品では、規制基準(例:日本の化学物質審査規制)を満たした材料が使用されています。

効果という基準の前に、安全という基準の上では良い製品。
環境によって効果は異なると思うのですが、少なくとも自宅の環境では改善されています。

更新: 2024/12/14
メンテナンス性

吸着機能を維持するのが3カ月

使用期間である2~3ヶ月は、類似するホルムアルデヒド除去製品の中では一般的な長さと言えます。たとえば、空気清浄機や化学吸着フィルターなどの一部製品は、フィルター交換に3~6ヶ月を推奨していますが、これらは高価で手間がかかる場合もあります。一方、簡易型の置き型吸着製品では、1~3ヶ月が寿命の目安とされることが多いです。

 

そのため、「ホルム吸着ビーズ」の2~3ヶ月という耐久期間は、手頃な価格帯のシンプルな空気環境対策商品としては適切で、バランスの取れた設定といえるでしょう。使用環境や濃度に応じて交換時期を見極めるのが重要です。

耐久性を維持するためには、推奨される使用条件(6畳間程度の範囲)内で適切に配置することが重要だと思います。交換時期は、袋の変色を目安に判断できるので分かりやすいです。

更新: 2024/12/14
コストパフォーマンス

簡単な初期投資

約2~3ヶ月使用でき、1袋で6畳間程度をカバーします。価格は1,980円前後で、簡単に置くだけでホルムアルデヒド対策ができる点から、専門的な設備を導入するより低コストで実用的です。

特に、複数の部屋で使用する場合や交換頻度を考慮しても、空気環境改善に必要な初期投資としては比較的手頃で、コストパフォーマンスに優れた製品といえます。

  • 購入金額

    2,178円

  • 購入日

    2024年07月21日

  • 購入場所

    Amazon

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