レビューメディア「ジグソー」

推定生産年昭和37年 日立の真空管ラジオを魔改造 エリーザS-560改   愛着が深まっております

ZIGSOWさんでは現在

 

レビューの視点に「ガチレトロ指数」が使われたレビューを募集しています。



「親の世代のモノだが思い入れが強くて捨てられない」

 

「子どもの頃から捨てずに保管している」

 

「子どもの頃に憧れていたグッズを大人になって集め始めた」

 

「“昭和・平成レトロ”なもの持ってます!!」など、

 

レビューの視点「ガチレトロ指数」に関連するレビューを応募した上で

 

ZIGSOWラウンジの1コーナー「今週のコレクション」6枠に採用されると、

 

1人2,000円分のAmazonギフト券がもらえるチャンスです!

 


締切は7月21日の日付が替わるまで。

 

 

この企画を知って、手持ちのレトロ品もさることながら、

 

あのお店に行って、良いレトロ品を手に入れて、どうしても皆さんにご紹介したい!

 

でも、そのお店は、日・月・木曜日と週に3日の定休日があり 

 

営業時間も午前10時から午後3時まで なんです。

 

距離にすれば3キロほどなんですが、なかなか営業時間にお訪ねするのが難しい。

 

 

でも、ギリギリ間に合いました。

 

9日の朝イチバン 開店と同時に入店しました。

 

で 買い求めたのが コチラ

 

昭和30年代生産の 日立の2バンドラジオ  エリーザS-560 

 

 

 

 

 

更新: 2024/07/11
ガチレトロ指数

ラジオラバーのご店主が、消えゆくAMに惜別の念を込めつつ 古いラジオをアップデートして販売されております

お客様が教えて下さいました。

 

京都市内の花街の近くに、不思議な喫茶店があることを。

 

如何にも家賃の高そうな路面店。

 

日・月・木曜日と週に3日の定休日があり 

 

営業時間も午前10時から午後3時まで 

 

前期高齢者と思しきご主人と、そのご家族のおふたりが運営なさっており

 

コーヒーも紅茶も400円。

 

表から見えるガラス窓の中には 全部、元気に鳴りますとポップが貼られた古い真空管ラジオ

 

かつて31万円で売られていた幻のHYPER HYBRID MODEL 1/12 RX-78-2 GUNDAM

 

店内には、

 

適時入れ替わりつつアンティークラジオや昭和のFMチューナーやレシーバーが並ぶようです。

 

「ぜひ、行ってみたら良いよ。 私はレシーバーを買った。

 

 古いラジオも、コンポチューナーも、回路に手を加えてワイドFM化しているようだよ。」

 

とのこと。

 

 

ようやく行くことが叶いました。 さて 何が並んでるんだろ? 何が手に入るだろ?

 

 

そのデザインに一目惚れしたのが この日立のラジオ。

 

 

鳴ります きれいに鳴ります。

 

 

ただ 本来はAM・SWの真空管ラジオなのですが、心臓部をICにスワップすることによって

 

AMとFMの2バンド化 照明をLED化 

 

見た目は完全なレトロ  中身は令和に合わせた魔改造品なので 

 

ガチレトロ指数は 4.5とさせてもらってます。

 

 

 

 

 

 

更新: 2024/07/11
スペック

温かい良い音

 

背面パネルには昭和37年4月25日とお名前らしきモノが記されております。

 

それが購入日なのか、最初の真空管交換日なのかを知る術はありません。

 

 

本来真空管が林立しているであろう場所には、トランジスタ回路が納まっております。

 

 

箱の内側には回路図とダイヤルスケールの糸かけ図 

 

良い音を奏でる楕円フルレンジSPの下には、セラミックイヤホンのジャック端子がありますが

 

TR回路からは切り離されておりました。

 

 

バリコン部はそのまま使われているようですが コンデンサー類は計測後、良品に交換済み。

 

 

セラミックカートリッジ用のフォノ端子は、単線のFMアンテナ入力端子に入れ替わってます。

 

 

 

お手製の取説を準備なさって居られるのですが、各所説明を伺うウチに 

 

修理改造の様子の写真も持って帰ってください 

 

このラジオは 私もとても気に入っておりまして 思い入れがあるんです とのことでした。

 

 

 

更新: 2024/07/12
デザインと外観

かつてのシトロエンのインパネを彷彿とさせるグッドデザイン

 

何と言っても このダイヤル部

 

心臓部のスワップによって、ダイヤル数字が示す周波数は その実と合致してませんが

 

窓の下で数字が上下するようすは かつてのシトロエンの速度計を彷彿とさせるモノです。

 

ブラウン管のソレと逆方向に凹んでいるアクリル板とスピーカー保護スリットのそれも

 

ホントにかっこ良いと思っております。

 

 

 

天板には汚れが残ってましたし 底部にもシミが残っておりました。

 

 

そこでメラミンスポンジとマジックリンで 丁寧に汚れを除去してみますね。

 

 

 

それなりにキレイになりました うれしい。

 

 

AM感度は内臓のバーアンテナに頼ることになっており 

 

期待したレベルには達しておりませんでしたが

 

FM局と、ワイドFM対応のAM局の感度は、想像より、かなり良いものでした。

 

なにより昭和のカーオーディオでもよく見かけた、楕円のフルレンジスピーカーから奏でられる

 

サウンドに惚れ込みました。

 

その外観から 真空管ラジオって良い音だね と言われてます。 ICアンプだけどね。

 

ウェブで調べると 

 

同じ日立のラジオが、動作未確認状態でもかなり高い値付けを見つけることが出来ます。

 

でも外観を残して 令和の今にアップデートしてワイドFM化を果たした魔改造品が

 

税込み4000円って スゴくないですか?

 

 

店内にはノートPCが設置されていましたがウェブでは積極的な発信はなさっておられない様子。

 

転売ヤーに嗅ぎつけられるコトを嫌って居られるのだと想像しました。

 

あのご主人は、正真正銘のラジオラバー。

 

とにかくAM局のラジオ放送が大好きな方。

 

同じラジオラバーに 

 

自らが丹精込めて再セットアップしたラジオを使ってほしいとお考えなんだと思います。

 

もしもご興味がある方がおられましたら、ZIGSOWを通じてダイレクトメールをお送りください。

 

そっとお教えします。

 

因みに真空管回路を残した より大きな木製筐体のラジオは

 

税込み8000円程度で販売されているようでした。(7月9日現在)

 

なにせ一品物ばかり。 売れたら終わり。

 

次にお店に行った時は、どんなラジオに出会えるだろ?

 

 

あ、そうそう 同日 上のTRIOも買っちゃいました。

 

 

 

更新: 2024/08/07
しばらく使ってどうか

愛着が深まってます

明るすぎて樹脂ボディが透けてしまう赤いパイロットランプの周りに遮蔽を施したり

 

照明が無くて寂しい周波数ダイヤルの両端に緑のLEDを配したり

 

中波・短波の数字が刻まれているダイヤルと 実際に受診しているワイドFMの周波数の

 

位置関係を確かめたり

 

単線を引き回す仕様のアンテナの配置を考えたり

 

デジタル・ポン!じゃない古い機械を楽しんでいました。

 

数週間後 電源の状態が不安定になり 中学校の技術・家庭レベルの知識と経験を用いて

 

原因を探っていました。

 

7日の未明になって、本来は電源オンオフと音量を調整する回転ツマミの具合が悪くなっていた

 

コトを突き止めたので、手持ちのタンブラースイッチを割り込ませることによって

 

再び安定した動作を得ることが可能となっております。

 

        

 

 

より近代的なトリオのKT-7100 ステレオFMチューナーは、令和の今には得ることが出来ない

 

電源スイッチ・チューニングダイヤルの滑らかな動き

 

メーターの振れを愛でる楽しみこそありますが

 

その音質・音色は、ラジコアプリを入れているiMacのほうが、うんと良いんです。

 

同じアンプに入れて 同じSPで鳴らすと 一聴瞭然です。

 

 

でもね それより うんと性能の低い、ステレオでもない このトリオのラジオから流れる

 

地元AM局の 聞き慣れたパーソナリティの声 野球中継の味わいは

 

なんとも言えない 捨てがたい魅力に溢れてるんです。

 

ラジコプレミアムでエリア外の放送を楽しむ時以外は ついついトリオの電源を入れてます。

 

治ってよかった! 

 

愛着が深まっております。

 

 

  • 購入金額

    4,000円

  • 購入日

    2024年07月09日

  • 購入場所

    建松洞

17人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • jive9821さん

    07/11

    ワイドFMはアナログ地上波放送時代のTV 1ch辺りの周波数を使っているので、昔のラジカセのアナログチューナーなどは案外受信できるんですよね。むしろ本格的なオーディオ用のシンセサイザーチューナーは90MHz辺りで打ち止めなので、対応を明示している機材以外では受信できませんが…。

    恐らく比較的周波数帯域の広いアナログチューナーを使ってワイドFM受信を可能にしているのだと思いますが、それをきちんと真空管ラジオに収めてしまうのは凄いです。

    ちなみにTRIO KT-7100は、KT-7700という高級モデルの弟機だった製品だと思います。この時代のバリコンチューナーは、感度も音も意外なほど良いですね。
  • フェレンギさん

    07/11

    コメントをありがとうございます。

    ウチの車のカーラジオが90MHzで打ち切りでして、各種機能と統合制御されているため

    アップデートも交換もままなりません。

    MDやCDデッキの時代なら 簡単にDIYできたのですが 残念でございます。

    今はラジコをブルートゥース接続しております。

    リスニングルーム(店舗)では アンテナ難民となっております。

    かつての5素子は撤去済み その後はTVアンテナで代用してましたが それも今や地デジ化。

    なんとかフィーダーを手に入れて 試してますが ラジコのほうが雑音面では圧勝でした。

    でも あのスムースなダイヤル パワーSWの感触も良いんです。

    あの頃のコンポって こんな感じだったわ〜 と それなりに癒やされております。

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