このEC-PT1、Amazonには取り扱いがないようで、ECオンリー系か量販店系ならあります。
ヘッドに回転ブラシがないのでもっぱらフローリング用ですが
今回はまさにフローリングに欲しかったのでドンピシャです。

※AmazonだとコスパモデルとしてEC-FR5がありますが、あちらは回転ブラシやスタンドがついていて、色もブラックで価格も違います。

こちらの EC-PT1 は「コスパ」「デザイン」「使い勝手」の三点良しです。

ほとんど今のコードレススティックサイクロン掃除機で日本の住宅事情に合った軽い物、となると2万オーバーは当たり前で3万、4万円のものもありますが、
昨今の物価高の状況を考えても納得感のある価格はとても重要です。

無駄に高機能で変な色で3-4万円よりも、こっちのほうが消費者としては断然嬉しいです。

グレーのモノトーン調なので最近のインテリアに合わせやすく非常に良いです。
黒や白だとちょっと家電感が出てしまいますのでとても嬉しいポイントです。

海外のメーカーはだいたい1.5kgで軽量とか謳っていても、実際持つと重いです
(重心設計とかカタログスペックでは測れないポイントもありますし)。
が、こちらはさすがに経験のあるシャープということで普段の掃除が負担にならないようにちゃんと考えられています。

さらに追加ポイントとして、
グリップの握りやすさやカップの取り外し性だけではなく、
実はバッテリー下部にゴムでできた引っ掛けフックがあり、
スタンドがなくとも机やちょっとした棚に立て掛けておくことができます。

ストラップホールがあり、スマホ等のストラップで掛けれるのはサイトで知っていたのですが、
このラバーフックは「棚ぼた」でした。ストラップよりこっちのほうが遥かに便利なので、
ラバーフックをもっとアピールしたほうがいいと思うんですがね……。

不満点としては、強いて言えばゴミのカップがワンタッチではなく両手を使うので、

日立のそれと比べるとやや不便な印象があるくらいでしょうか。

さらに細かいポイントとして、

・排気口が直接吹き出すのではなく、ソフトな風になるような設計
・バッテリーは取り外して廃棄可能
・ACアダプタがめちゃくちゃ小さい
・梱包箱がとてもコンパクト

などなど、他にも細かい気配りがされておりとても好印象です。
※もちろん隙間用のノズルも付属します

トータルとして、やはり2024年6月時点で1.5万円とコスパがいいのが最大のポイントであり、
そこにデザインの良さや使い勝手の良さがしっかりまとまっていて、
非常に満足度の高いクリーナーです。

※この手のコードレスクリーナーのバッテリー持ちは10分くらいと相場が決まっている印象なので、
バッテリーの持続性は特に評価していません。

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P.S.
コスプレで全身を流線型の軽量二脚か軽量逆関節で決めて、
腕部装備に EC-PT1 を持っている人を見かけたら、たぶんそれが掃除機だとは気付かないと思います。