洋酒販促品のシェラカップ。
シェラカップとは、キャンプなどで使い勝手が良い、多機能な小さな容器。
だいたい横から見て上が広がった台形...というか、三角コーンを根元近くで切り飛ばした形というか...といった形状をしており(一部寸胴型のものもあり)、シングルバーナーに乗せてちゃんと温められるくらいの直径10~20cmほどの、折りたたみ式取っ手が付いた
・調理器具
兼
・計量器具
兼
・食器
という万能器具。
まず調理器具としては、直火にかけられるので、バーナーで「焼く」「煮る」「揚げる」「蒸す」という調理が出来る。大きめのものを使えば深めのフライパンとして使えるし、ある程度の深さがあるため汁物も調理できる。いくつかあるサイズのうち一番取り回しの良い容量300mLというのは、ちょうど一人前の鍋や炊飯器としても使える。底が絞られているので、揚げ物のときは最低限の油で調理できる。蒸すときは2つシェラカップを使って、一つを蓋のようにして使うとホイルなども不要。それでいて取っ手はたためるので、複数個持っていっても、取っ手たたんで重ねてしまえばさほどに場所を取らない。
内側に目盛りが付いているので、計量カップとしても使えるし、深くて取っ手が付いているので、汁物を掬うお玉のような使い方も出来る。
食器としては深皿としてはもちろん、コップとしても使える(コップとして使う場合は熱い飲み物入れると、本体も熱くなるので、唇やけどには注意だが)。
こういった万能器具が、ウイスキーの販促品として添付された。
そのウイスキーは、ブレンデッド スコッチ ウイスキーの「デュワーズ(Dewar's) 12年」。英国王室御用達のウイスキーを造る蒸留所などから40種類以上のモルトウイスキーやグレーンウイスキーを調達・ブレンドし、さらにもう一度樽に戻して熟成させる「ダブルエイジ製法」が特徴のスコッチウイスキーで、ハイボールに好適なものが多い(元々high ballと言う言葉自体が、ジョン・デュワー&サンズ社創始者のひとりTommy Dewarの言葉から始まったという説もある)。
※戻す樽の種類-樽の材質や以前何に使っていた樽か-によって、さらに複雑なフレーバーをつける「カスクシリーズ」というラインアップもある
このうち「デュワーズ 12年」は、下から2番目の熟成年数の割には比較的買いやすいグレードで、700mLで2,500~3,000円弱の価格帯。
デュワーズ 12年に添付されていた、デュワーズオリジナルシェラカップ
実は「デュワーズ 12年」は、今年(2024年)2月にリニューアルされ、今は下側のラベルが黒いタイプに変わっているのだが、このシェラカップが添付されていたのは旧タイプ(うがった見方をすれば、旧タイプの売り切りのための販促品だったのかも知れない)。
内側には50mLピッチの目盛りがあるので、簡易計量カップとしても使用可
取っ手を伸ばすとこんな感じ(取っ手の間の金具を容器側にずらしてロックして使う)
ただ、シェラカップ自体はとても出来が良く、容量300mLでひとり用の調理や、コップなどとして一番手頃だし、一見銅製に見えるが実はステンレスで、直火OKのため、使い勝手が良い(そういう意味では一見銅製のような表面処理で、焚き火のそばでホットウイスキー飲むと雰囲気出そうな佇まいだが、実はアルミ製で熱伝導性が良すぎて?ホット不可だった販促品タンブラーより遙かに使い勝手が良い)。
一度家で、底にオリーブ油を薄く入れてタコのアヒージョ作ったけど、油も少なくて済むし、鍋敷き噛ませばそのまま食卓に出すことも出来る大きさと外見なので便利。
これは酒類販促品としてはあたりだったな~
【仕様】
材質:ステンレス
容量:約300mL
生産国:中国
※直火OK
一見銅っぽい外見は、雰囲気あってかなり上質
実際はステンレスなので、サビの心配もないし。
容量300mLというのはひとりで使う場合万能
具だくさんのメインの鍋だとやや小さいが、それでもソコソコの量が煮込めるし、ウインナーソーセージ数本の加熱(焼く・煮る)や、アヒージョなどの「つまみ」系には最適。
食器として使うにも、ひとり用としてジャストサイズ。
調理事に使う油量の節約になるのが後処理を考えると何より良い。
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購入金額
0円
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購入日
2023年12月頃
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購入場所
イオン
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