先日から掲載している、先日稼働開始となったサブPCで使ったパーツの一つです。
CPUは後日掲載予定のCore i9-12900、マザーボードはMSI MAG Z690 TOMAHAWK WIFIを使いましたが、これらは性能や機能で選択したというよりは価格ありきの選択です。
その価格重視の姿勢が最も顕著に表れたのが、実はこのメモリーモジュールの選択でした。
さすがにどんなブランドでも良いというわけではなかったものの、16GB2枚組のDDR5で最も安価なモノを選択した結果、PCパーツショップ、ARKの「ARK Selection」として販売されていたものを購入しています。とはいえ、中身のモジュールは単なるSAMSUNG純正品ですので、アイテム情報もSAMSUNG純正のモジュールのものとしています。
箱のラベルに「Samsung Original Version」と記載されていますが、これはこのシリーズにSAMSUNG純正の他にSK Hynix純正も用意されていたためです。私が買った時にはこちらのSAMSUNGの方が少し安かったのでこちらを購入したわけです。まあ、どちらも大手PCベンダーで純正採用されていることが多いものであり、品質も水準はクリアしているはずですから、ここはそれ程こだわりませんでした。
中身はモジュール1枚ずつエアキャップに包まれた状態となっていました。
上手く底値の時期に購入できたことでお買い得度が高い
このモジュールは丁度1年前に購入してあったものですが、実はそれ以前からDDR5環境の動作確認用にCrucial製のDDR5-4800 8GBモジュール2枚組は用意してありました。
しかし昨年のこの時期はDRAMベンダー純正のモジュールであっても、DDR5-4800であれば16GB2枚組で1万円割れが時々見られるほどメモリー価格が下がっていました。その時点でTrendforce等のメモリー価格の長期予想ではそろそろ上昇に転じるとありましたので、恐らくここが底値だろうと思い、せめて16GB2枚組程度は買っておこうと買ったのがこのモジュールでした。
結果的にその予想は当たり、昨年夏以降から価格はじわじわと上昇に転じていて、今月に入ってからはDRAMベンダー純正のモジュールはDDR5-4800 16GB 2枚組で13,000円前後が最安クラスという辺りまで上がってしまっています。今回のサブPC向けのパーツは長期間寝かせてしまったわけですが、結果的に殆どが底値の時期に上手く買えた辺りは幸いでした。
それはさておき、PCに組み込んだ状態をCPU-Zで確認しておきます。
SPD上も現在の動作設定が最も高速の設定ですし、XMP等も用意されていませんのでここがこのモジュールの上限ということになります。DDR5としては最遅クラスではありますが、それでもDDR4のオーバークロックプロファイルで使うよりは手堅く性能も得られるはずです。その意味で今回はDDR5対応のマザーボードにこだわっています。
組み立て時点から現在に至るまでこれといって不安定要素も見られませんし、性能をギリギリまで追求するPCでもありませんから、これで十分に満足できる速度は発揮しています。AMD CPUであればもう少しメモリーのスピードにもこだわったかも知れませんが、Intelプラットフォームであればこれで十分と思います。
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購入金額
8,800円
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購入日
2023年05月14日
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購入場所
PC Shop ARK
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