USBケーブルは、様々な端子形状と通信仕様があり、必要に応じたケーブル長を含めるとかなりの種類のケーブルを所有しています。
ケーブル毎に利用頻度は異なりますが、最近は、USB Type-C端子のケーブルを使う頻度が上がっています。
USB Type-C形状のケーブルは、USB 2.0/3.0/3.1/3.2/4及びThunderbolt 3/4で使われ、一般的なデータ転送や充電以外に、映像信号や音声信号、タッチパネル信号なども伝送する仕様のケーブルがあります。
充電に於いては、一般的なUSBの標準仕様の他に、QC(Quick Charge)やUSB PD(Power Delivery)の仕様があります。
最新のUSB PD 3.0の仕様では、100W(20V/5A)迄の充電をサポートし、更にその拡張仕様である、USB PD EPR(Extended Power Range)では、240W(48V/5A)までの急速充電に対応しています。
USB PDの高速充電仕様は、USB Type-Cの電源出力が可能なUSB充電器、対応USB Type-Cケーブル、USB PDに対応した充電される機器の全てがUSB PDの仕様を満たしていないと実現しません。
パッケージは、円筒形のパッケージで、筒の部分にDATA CABLE 100cm 5Aと記載されたビニル製のラベルが貼ってあります。
円筒の直径は60mm高さは43mm程で、ケーブルはこの中に丸まって入っていました。
端子のハウジングはアルミ製で、片方の端子には、PD 240W、もう片方に端子には、FAST CHARGEのシルク印刷が施されています。
ケーブルは、ナイロンの編み込みで、ケーブル自体が磁化されているので、クリップなどは吸着してしまいます。
ケーブル径は4mmと比較的細身です。
ケーブルが磁化されているので、パッケージに入っていた直径60mm程度の丸めても、きちんとその形状が保持されます。
磁化されていないケーブルは、ベロクロやビニールタイで纏めないと、保管に困るのですが、このケーブルは、巻いた状態で形状が保持され、例えばスチール製の机やロッカーなどに貼り付けておくことも可能です。
肝心の充電ケーブルとしては、USB PD EPR対応の240Wケーブルです。
USB PD対応のノートPCを充電してみました。
USB PDの仕様通り、19.8V/1.90A=37.6Wで充電することができました。
データ転送に関しては、20Gbps対応のポータブルSSDをこのケーブルを使って、20Gbps対応USB Type-Cポートに接続して、DiskMarkを走らせてみましたが、USB 2.0 480Mbpsの速度しか出ませんでした。
USB 3.0の1/10以下の速度です。
USB4対応であれば、最強ケーブルなのですが、転送速度が遅いので、充電専用ケーブルとして利用します。
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購入金額
1,799円
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購入日
2024年03月26日
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購入場所
amazon
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