ホンダ最後の純ガソリンエンジンモデルと言われている『シビック タイプR(FL5)』です。
予約してから一年半待ってようやく納車となりました。個人的に一年半は長く感じましたが、調べてみるとこのクルマについては納車3~4年待ちとなっているらしいので早かった方ではないかと思います。
で、このクルマ、実は私が購入したのではなく息子(長男)が購入したものです。ちゃっかり親がモチモノ登録してしまうというのも何ですが、とりあえず購入金額欄は「0」としたので、許してもらおうw ※ちなみに購入金額は5百万とちょっとでした。
息子にとってシビック タイプR(以下FL5)は2台目のクルマで、1台目はアルトのターボRS(ホワイト)でした。アルトは5速セミAT(5AGS)でマニュアルっぽいギヤ操作ができるのが売りでしたが、所詮はオートマなのでマニュアル車の楽しさを味わう程ではありませんでしたので、今回のFL5はマニュアル車を運転する楽しさを存分に味わえるのではないかと思います。
まずは外観ですが、デザイン云々よりもまずはかなりデカい印象です。私の中では「シビック」というと中型クラスの一般大衆車というイメージがあったのですが、FL5はもう大型のクラスに入るサイズ感です。強いて言えばハッチバックスタイルがシビックらしいとは言えますが、もう私の知っているシビックではない事は確かですw
後ろのセレナより幅も長さもデカいです
三連のマフラーが目立つリアビュー
「R」の主張がハンパないエンブレム
デザインは先代のシビック タイプRと比べるとかなり大人しく感じますが、張り出したフェンダーやエアロパーツに高そうなタイヤ・ホイール・リアスポイラー・三連マフラーを組み合わせることで、スペシャルな感じが出ています。
私個人の好みとしては、シックで大人の雰囲気があるこのFL5は結構カッコイイと思っています。洗練されたデザインというよりは機能美的な部分で好感が持てるといった感じです。
こうやって見るとやはりハッチバックなのですね~
純正のカスタム仕様としては完成度が高く、他に弄れる所が無いと思えるほどのカスタム感と存在感があります。カラーリングはタイプRといえばこの色といえる『チャンピオンシップホワイト』で、白に赤のアクセントが利いたスポーティさが特徴です。そう言えばアルトも同じようなカラーリングだったなぁ、、、
タイヤもホイールも高そう。。。
フェンダーのダクト部分からエアとか砂粒が抜けて、、、
リアフェンダーあたりに当たって傷がつくので、
初めから防護フィルムが貼られています
一見普通のドアノブですが、センサー等が組み込まれた
ハイテク仕様です。
インテリアは真っ赤なシートと真っ赤なカーペットが目立ちますが、それ以外は割と普通な感じです。よく見るとシリアルナンバーの入ったエンブレムやシフトノブがスペシャルな感じを演出しているものの、スポーツカーっぽい感じではない気がします。
タイプRといえば、やはりこの真っ赤な内装ですね
シリアルナンバー付きのエンブレム(車内)
■基本スペック
型式:6BA-FL5
全長×全幅×全高:4595×1890×1405mm
ホイールベース:2735mm
トレッド前/後:1625/1615mm
車両重量:1430kg
駆動方式:FF
トランスミッション:6MT
エンジン:水冷直列4気筒DOHC直噴ターボ
総排気量:1995cc
最高出力:330ps/6500rpm
最大トルク:42.8kgm/2600-4000rpm
パワーウエイトレシオ:4.333kg/PS
タイヤサイズ:265/30ZR19
WLTCモード燃費:12.5km/リットル
燃料タンク容量:47リットル
サスペンション形式(前):マクファーソン式
サスペンション形式(後):マルチリンク式
最小回転半径:5.9m
思っていたより乗りやすいが、ちょっとデカすぎる。
シートのホールド感は良好ですが、セレナのポジションに慣れてしまったので、とにかく腰にきます。また、最近股関節や肩を痛めているので乗り降りがキツいです(苦笑)
とにかく腰にくるスポーティなシート
エンジンはスムーズで不快な振動もなくレスポンスも良いと思います。基本的に車内は静かですが、外部の排気音がうるさいので、あまり派手なアクセルワークをすると近所迷惑になるかも知れません。
エンジン型式は『K20C』
ボボホボボ・・・
クラッチはとても軽いので運転しやすく渋滞でもストレス無しです。また、回転数が低くてもノッキングもなくスムーズにつながります。うっかりミスで、クラッチには申し訳ないですが3速発進もできましたので、意外と運転しやすい印象です。
軽快な踏み心地のペダル類
息子はマニュアル車を所有するのが初めてなのでエンストしまくっていましたが、慣れるまでは少し回転を高めにして繋げば何とかなると思います。あるいはエンジンが止まる寸前にクラッチを切るか。。。
ちょい乗りではトップまで使いきれませんでした
あと、最近のMT車はサイドブレーキはレバー式ではなくスイッチ操作による電動式なのですね。スイッチ(Pボタン)を引くとブレーキペダルが沈み込んで、ブレーキがホールドされた状態になります。スイッチ(Pボタン)を押すと解除されます。直感的ではないので慣れが必要ですが、レバーが無い分インテリアがスッキリとしますね。
右下で赤く光っているのがPボタン
その下にあるのがブレーキホールドボタン
それからFL5にはブレーキホールドのシステムが組み込まれているので、坂道発進もラクラクです。半クラッチでモタついていると下がってしまいそうですが、慣れれば余裕でしょう。
FL5にはドライブモードスイッチというのがあって、快適性を高めた「コンフォートモード」、操作の応答性を高めた「スポーツモード」、カスタマイズできる「インディビジュアルモード」、操作の応答性を最大化した「+Rモード」があります。
+Rボタンとドライブモードボタンで走行モードを変更します
全て試していませんが、私の好みでは「コンフォートモード」が一番乗りやすくて良かったです。「+Rモード」はガチガチな感じなので、楽しいかも知れないけど荒れた路面を拾って乗り心地は悪いし燃費も悪そうです。おっさんの普段乗りだと使いどころが無さそう。。。。
問題は車体の大きさと後方視界の悪さ、それからミラーの見えにくさでしょうか。最悪という程ではありませんが、バックする時は一瞬躊躇してしまいます。純正バックモニターが付いていますが、後方のみで360度見えるタイプではないので、左側の後輪付近がほとんど見えません。慣れないと狭い駐車スペースに停めるのはちょっと怖い感じです。
なお、自宅の駐車場にはサイズ的に置けそうもなかったので、機械式(昇降式)の駐車場を借りているのですが、1台分のスペースが狭く切り返しするスペースも狭いので出し入れが大変そうです。。。
借りている機械式の駐車場
ギリギリという程ではありませんが、
慣れないと結構大変そうです。。。
ということで、乗りやすい反面デカさと小回りの利かなさ(セレナより最小回転半径がデカい)が街乗りのネックになるかも知れませんね。私にはとても乗りこなせそうにありません。。。
※FL5を運転した後にセレナ(C27)を運転したらこの上なく快適でしたwww
軽からの乗り換えだと色々と苦労しそう。。。
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購入金額
0円
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購入日
2024年03月23日
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購入場所
Honda Cars 西千葉
タコシーさん
03/27
シビックも大型化ですね 昔のアコードより大きいかな
500万とは驚きです 最近車も高くなりましたね
私のマンションにもシビック乗りが2名いますがTYPE-Rは
居りません 立駐は車庫入れが大変でしょうか。
izappyさん
03/27
アコードより数センチ幅が広くて長さは30センチくらい短いといったサイズ感だと思います。
立駐は切り返すスペースが狭い上に後輪が全くミラーに映らないので、斜めに進入すると駐車場の低いフチ(ガイド)にホイールがヒットしてしまいます。偏平率が60%くらいのタイヤだったらタイヤが当たるだけで済みそうなのですが、30%だとホイールがモロにぶつかってしまいます。
みっちゃんさん
03/28
シビック タイプR(FL5)は憧れの1台ですね!
次のクルマはシビックがいいと思っていますが、私はオートマです(笑)
やっぱりタイプRはカッコイイですね (^^♪
izappyさん
03/28
私もシビックならe:HEV(AT)が良いです。
でも、すっかりミニバンに慣れてしまったので、
この先もミニバンに乗っているような気がしています^_^;