M.2 NVMe専用のSSD外付けケースです。
以前購入したものが家の中で行方不明になってしまったのですが、本格的に探すのが面倒だったので別のモノを購入してしまいました^_^;
行方不明です
本製品のシリーズには、最大転送速度が10Gbps NVMe専用とNVMeとSATAの両方使えるタイプ、最大転送速度が5Gbpsのタイプの3タイプがあり、今回はNVMe専用のタイプをチョイスしました。
ということで、本製品の最大転送速度は10Gbps(理論値) 、最大8TBまでのSSDを搭載可能で、 B-Key / B+M Key(SATA)のSSDには非対応となっています。
パッケージ内容は、本体とフタ、USBケーブル(A-C、C-C)、サーマルパッド、ネジ(2ヶ)、ゴム栓(2ヶ)、専用ドライバー、取扱説明書と意外と部材数が多かったです。
冷却優先のデザインです
薄型ヒートシンクの特徴を前面に出した角形フォルムは、ありきたりではありますが、いかにも冷却効果がありそうな感じで個人的には好きなデザインです。
アルミ製の冷却フィンが付いたフタが特徴ですが、本体はABS樹脂製なので、やや安っぽい印象を受けます。まぁ、ABS樹脂は熱に強いので材質的には悪くはないと思いますが、どうせなら全部アルミ製にして欲しかった気がします。
アルミ製のふたは、のダイキャストか
あるいは削り出しにブラストを掛けたか・・・?
裏面はフラットで、固定用のねじ孔(大)と
アクセスランプ用の孔(小)があります
大きな丸孔はSSD固定用で、
小さい孔が開いている銅板は冷却用らしいです
ケーブルが硬めですが、使い勝手は良好です
SSDの脱着は簡単で、本体のカードスロットにSSDを斜めの角度で挿し、固定用のネジの代わりにSSD側にゴム栓(商品ページではそう呼んでる)を装着し、SSDを倒してゴム栓の先端を基板上の孔に差し込んだらOK。
スロットにSSDの端子を斜めに挿します
SSDのネジ固定側にゴム栓を装着
SSDを倒してゴム栓を所定の穴に挿します
ネジではなく押し込んでいるだけです
熱伝導性の高いシリコンサーマルパッドをSSDに貼り付けてから、アルミ製のフタを本体に被せてネジ止めすれば装着完了です。
SSDを外す時は、逆の手順で簡単に取り外せますが、中の基板が一緒に外れてしまうのがマイナスポイントというか、製品の完成度がイマイチです。
SSDをセットしたら、あとは接続する機器に合ったUSBケーブルを使って接続完了です。
付属のUSBケーブルは適度な長さですが、ケーブル自体が太くて硬いので、取り回しが微妙です。もう少し柔らかいケーブルだったら良かったのに…
今回はUSB-C(3.2 Gen2)接続にて、新しいNVMe SSD(PCIe 4.0対応)をフォーマットしたり、ベンチマークを回したりしました。
速度は10Gbps以下に律速されてしまいますが、外付けSSDとしては上出来だと思います。
フタの冷却フィン付きアルミ製フタ(SSDとフタの間にサーマルパッドあり)は、ありと無しで10℃くらいの差があったので、冷却効果はかなりあると感じました。
なお、アルミ製のフタはかなり熱くなるのでヒートシンクとしての役割をしっかり果たしているという実感がありますが、ABS樹脂製の本体はSSDに直接触れていないので、少し温かい程度で済んでいました。どうせなら本体もアルミ製にした方がもっと冷却効果があったかも!と思いましたが、全体が熱くなったらなったで内部に熱がこもって基板に悪い影響が出そうな気もしますね^_^;
その他、自動スリープ機能(10分)やUASP機能などがありますが、後者の方はパソコンがUASP非対応のようなので、効果は確認できませんでした。
発熱対策がしっかりしていて安心できます
本製品はNVMe専用ですが、SATA対応のSSDを使わないのであれば、その分安価なのでお財布に優しいところが良いです。
箱にはこのチェックマークのみなので、
実物の印刷を見るまで少し不安です...
SSDの脱着は多少クセがありますが、分かっていれば問題ないレベルです。基板が外れてしまった場合は、USB-C端子部分をキチンとセットしないと、フタが閉まらなくなります。
安価でも発熱対策はしっかりしてあるので安心して使用できる外付けSSDケースです。ただ、今回は片面実装タイプのSSDなので放熱性は良かったと思いますが、両面実装タイプのSSDの場合は熱がこもりそうなので基板の温度上昇には要注意ですね。
製品の耐久性はまだ分かりませんが、今のところ安定して使えています。
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購入金額
1,866円
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購入日
2025年07月頃
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購入場所
Amazon
















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