レビューメディア「ジグソー」

どんなケーブルでも充電電力が判る便利なアダプター

これまで、充電中の電力(W)と高速充電(PD)表示が可能な充電ケーブルは持っていたのですが、充電ケーブルの多くはUSB 2.0の仕様で、最大480Mbpsでしかデータ転送が行えません。

なので、ワット表示が可能な充電ケーブルと共に、20Gbpsの高速伝送が可能なデータ通信専用のUSBケーブルを持ち歩いていました。

 

高速データ転送が可能なUSBケーブルの多くは、USB PD(100W)にも対応できているのですが、充電電力表示が付いていないので、シャットダウンしたノートPCを充電する際に、満充電を知るためには、都度ノートPCを立ち上げるしか方法がありませんでした。

 

このケーブルを使うことで、ノートPCの満充電時には、充電電力表示が0Wになるので、イチイチノートPCを立ち上げて確認する必要がありません。

パッケージ表面は、白バックに本体写真が印刷されています。
パッケージ上部にはメーカーロゴが配してあり、下部には、TYPE-C OTG(On The Go) ADAPTER 100W DIGITAL DISPLAYの文字が印字されています。
後は、特徴が文字とピクトグラムで表示されています。
裏面には、アダプターの使用例の写真と共にメーカー情報が印字されていて、バーコードと商品名が印字されたラベルが貼られていました。

 

パッケージを開けると、インナーパッケージに、アダプターが2個固定されていました。

アダプターは、アルミ製のハウジングで質感があります。

片面にディスプレイが搭載されていて、数字とPD,Wという文字が表示されます。
Wは、ワット表示で、数字と組み合わせて、現在何ワットで充電できているかが表示されます。
PDは、USB PD(Power Delivery)のPDを表し、USB PD仕様で高速充電している際に表示されます。
当然ながら、USB PD仕様で充電されていない時は、PDは表示されず、ワット表示のみとなります。

添付画像は、USB PDに対応したノートPCを充電中の表示で、36Wで、高速充電(PD)されていることを表示しています。

 

便利なアダプターですが、このアダプターは、データ伝送が、USB 2.0の380Mbpsでしか行われないので、USBケーブルにUSB 3.0対応のUSBメモリやHDD/SSDを接続する際には、必ず取り外さないと、480MbpsというUSB 3.0の1/10程度の転送速度でしか行われません。

試しに、USB 3.2 Gen2 x2の20Gbps対応SSDをこのアダプター経由でPCに接続してDiskMarkを走らせてみましたが、メーカーの仕様通り、USB 2.0の速度しか出ませんでした。

  • 購入金額

    1,389円

  • 購入日

    2024年01月26日

  • 購入場所

    amazon

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