クルマのプラモは常に作りたいと思っているジャンルなのですが、筆塗りしかできないという点でどうも自信が持てず。せっかく好きなモデルを買ってもうまくできないとそれはそれできつい。
なので、練習用に軽めのものを、でもせっかくなので少しは楽しみたいと、アオシマのシンプルなキット、トヨタ2000GTを選んでみました。ボディ色はサンダーシルバーメタリックです。
コルベットスティングレーのようなフォルムですが、当時こんな造形はほとんどなく、ものすごく異彩を放つボディ。スポーツカー好きでなくてもなんとなく凄そうと感じさせるデザインですよね。
ライトは変なとこにありますが、実はリトラクタブルヘッドライトで、丸いライトが出てきます。そこまで再現はできませんが。
簡単さ、ディテールを確かめてみたいと思います。
色塗りしなければとにかく簡単。
ザ・スナップキットという所以は、接着剤を使わずに組み立てられるところ。パーツもとてもシンプルですが、最低限の再現はできてます。
説明書はこの見開きだけ。超簡単ではあります。
スナップなところは内装で、ダッシュボードやシートが折り込んでつなげるだけでできてしまいます。頭いい。このパーツの外側だけ切り取ってデカールを貼って折り込むと…
こんな感じに。さらに折ってつなげると…
こんなになります。接着剤を使ってもいいですが、特にいりません。ドアも開かないし、これで十分ですかね。
ちょっとクセがあるのは、デカール部分にでこぼこがあって、うまく貼りきれないところ。最初はそういう立体感の演出なのかなと思ったんですが、そういうわけでもないかも。ヤスリで平らにしたほうがきれいにできそうです。他のモデルもそうかな?
塗装にこだわらず、組み立てだけならものの1時間もかかりません。簡単なのは間違いない。
作り自体は以前作ったマイクロエースシリーズととても似てます。ただ、向こうはタイヤがゴムでしたがこちらはプラでした。この価格帯にこだわってもアレですが、プロはこのキットからすごいの作ってるので、こういう簡単なキットの方が萌えるのかもしれませんね。
ボディの筆塗りに挑戦
今回は筆塗りの練習のつもりで、目標はテカテカな光沢感のあるボディです。
やり方としては、
ヤスリがけ
筆塗りx5回くらい
中砥ぎ
筆塗りx2回くらい
水で中砥ぎ
クリア塗装x2回
仕上げ砥ぎ
コンパウンド
くらいでしょうか。
筆はどうしてもムラとでこぼこができますが、どうやら塗膜を作ってヤスリがけすればきれいにできるみたいです。それを信じて、失敗覚悟で練習です。
まずは1回目。ムラもあるし筆の跡も目立ちます。
2回目。4時間くらい乾燥した後ですが、少し前の塗装がベタついた感じ。もっと待たないとだめですね。カラーはにおいのしないアクリジョンのシルバーです。
3回目は少し乾燥伸ばしてから。縦、横、斜めときました。多少光沢が増したかな?
4回目。あまり代わり映えしませんが、着実に塗り重ねてきてます。
寄ってみるとだいぶガサガサ。でもビビらない。
最後に5回目。厚塗りにはなってきました。写真ではなかなかわからないですね。
とりあえずこれで1〜2日乾燥させて、中とぎにいきます。
フォルム自体はとてもいいと思います。ロングノーズにフェンダーの盛り上がりが官能的です。
エアブラシで仕上げが間違いない
筆で5回ほど重ね塗りしましたが、シルバーは他のカラーよりも難しいようで…
薄めて重ねて、とやったのですが、多少のしぶきとムラが出てしまいました。
とはいえ、全体的には落ち着いた塗装になりましたかね…
このキットはもともとの光沢感とかもキレイなので、下手に塗らないほうがよいかもしれません。色だけはあまり好きになれなかったですが、もともと何色かのラインナップもありますし。
完全に乾いたら、今回はここに光沢スプレーを塗ってフィニッシュとします。
色塗らなくてもいいけど、クリアは吹くといいよ
他のクルマのプラモと比べると、ほんとに組んだだけで十分満足できると思います。塗装やカスタムが好きならいいですが、それらができないから躊躇してるという人に最適なモデルですね。
最後はクリアを吹くと良いかもです。それだけで満足度アップします。
これでクルマ系の練習はいったん終わり。ここからは愛車を再現していきたいと思います。
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購入金額
1,164円
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購入日
2024年01月17日
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購入場所
ヤマダ電機
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