「芋づる式洲崎綾 Part11」。Webラジオのキャラクターの面白さと、天使の歌声のギャップ萌えですっかりファンになった洲崎綾(あやちゃん/ぺっちゃん/あやっぺ)関連レビュー。12月といえばあやちゃんのバースデイがあるということで、それに向けてこの1年で増えてきた彼女の参加した作品や楽曲、ラジオ関係グッズなどを、幅広く芋づる式におよそ一ヶ月にわたりご紹介するシリーズレビューの11回目。
自分があやちゃんに注目したきっかけは、同世代女性声優ぶっちゃけトーク番組?洲崎西のラジオパーソナリティとして。
そのため、洲崎西グッズは新旧合わせてかなり数があるのだが(つかDJCDとDVD、音楽CDはフルコンプ)、今回のパートでの洲崎西関連のとりあえずの最後は再びゲストを迎え入れた企画DVD、“洲崎西河瀬”。
この名字連続題名も、“洲崎西松田颯水”
に続き2回目だが、あやちゃん(洲崎綾)とあっちゃん(西明日香)に加えて、今回のゲストはちゃんまきこと河瀬茉希(かわせまき)。
ちゃんまきは、2020年当時シーサイド・コミュニケーションズ制作の番組“河瀬茉希と赤尾ひかるの今夜もイチヤヅケ!”(現時点では放送終了:2019~2023年)を持っており、「洲崎西にフレッシュな風を吹き込ませるために」、ゲストに芸歴もラジオ歴もさほどには永くはなく、フレッシュなひとを呼ぼう、という企画。
ちゃんまきは、当時は“ゾンビランドサガ”の「伝説の昭和のアイドル」ゾンビィ4号紺野純子や、最近ではアニメ“アオアシ”のヒロイン一条花などを演じていて、継続的に結構メインの役どころを務めているが、収録当時はラジオはほぼほぼ初めて状態。そんなちゃんまきを巻き込んで、悪い先輩声優達が...優しく両番組のコーナーを一緒にやって、経験値を上げていこう、という企画??
「洲崎西河瀬くらべてみました!」は、洲崎西の二人とちゃんまきに対して、同じ質問をして比べていく、という企画。質問は「声優を目指したきっかけは?」「最後の晩餐はなにがいい?」「事務所に所属してからの初現場は?」「今後の夢は?」といった感じ。「事務所に所属してからの初現場は?」は、みんな当然端役なのだが、あっちゃんが一番最初にお仕事として出たのが、安元さん(安元洋貴)と森川さん(森川智之)のBLドラマ(安元×森川+西のBL作品というなら、おそらく“SASRA 2”?発売2008年なのでタイミングも合うし)。プロとして最初のお仕事なので、先輩声優たちの演技を聴きながら、真面目に一言一句脚本を目で追っていたらしいが、安元×森川のいわゆる濡れ場シーンで、台本に「(果てる)」と書いてあって、二人の声入れを聴きながら「果てたんだな」と納得していた?あっちゃんがおもしろかった(顔がw)。
つづいては“河瀬茉希と赤尾ひかるの今夜もイチヤヅケ!”のコーナー「イチヤヅケでできました!」。これは、よくあるゲームに、「〇〇しながら」という新たな要素を加えることで、一夜にしてまったく新しいゲームを生み出してしまおう!というコーナー。「日本語を禁止しながらの古今東西ゲーム」。テーマは「食べ物」、「動物」、「色」。最初にやった「食べ物」は「日本語を禁止」なので、ホイコーローやチゲ、チャパティなど、中国語や韓国語、ヒンディ語などでもよいと思うのだが、なぜか日本語以外≒英語と頭が固定されてしまったようで、あっちゃんがしょっぱなから「どーしよどーしよ」と騒ぐ。そして何巡目かに自信たっぷりのドヤ顔で出したのが、「sushi」。どんなに外国語っぽいイントネーションでも言っても、日本語だからな、それ。
ラストは洲崎西から「ざきにしなんでも相談室」。まずちゃんまきが自粛期間中に2kgくらい太ってしまった...ということで、「おしりが上がる筋トレ法」。あっちゃん伝授でちゃんまきにやらせる(あやちゃんはリタイヤ←ここで恥ずかしがらずにやっていれば、ツンと上を向いたお尻が...?:洲崎西第8回放送参照)。おしりを突き出して小刻みに横に動くという。絵面がww。
あと、番組でグッズをつくりたいというちゃんまきから、たくさんグッズを作っている洲崎西にアドバイスを求められるが...コイツラニソレヲキイテハイケナイ...最近は自分たちのセンスのレヴェルに自覚が出てきたのか?ブレイクの起点の一つとなった紙芝居動画のさきの新月師や、二人が共通で参加したドラマCD“中古でも恋がしたい!”シリーズ
の挿絵を手掛けたReDrop師に依頼するなど、洲崎西グッズも「普段使い」できるようになったが、初期のグッズは番組に貢ぐ「お布施」と考えなければ納得のかけらもできない、到底普段使いできるようなシロモノではなかった。特に伝説の「洲崎西エコバッグ」は、どピンクの地に、へにょんとしたスケベ目とよだれを垂らした口を持つブタの顔面がめいっぱい大きくあしらわれ、持ち手にまで「ぞいや♡(もともと金沢弁だが、あっちゃんが煽り気味にソイヤ!ソイヤ!のイントネーションで言うのが当時流行っていた)」「ひゃー♡(洲崎西の「放送禁止用語を濁す」効果音)」が黒々と印刷されたもので、あれをスーパーでエコバッグとして使うのは、鋼のメンタルを持つものか、なにかのプレイに歓びを見出す人かな、という感じの酷くダサ...極限にまで尖ったデザインだったが、ようやく最近あの頃はひどかったというのを反省しているようで、あやちゃんから「(あの頃は)人格破綻しているのかな」と、過去の自分たちに対して、冷静な分析が...
ちゃんまきの真面目な?ヲタクぶりと、ジェネレーションギャップ(差が大きいあやちゃん⇔ちゃんまきで9歳差)で、企画DVDとして単純に面白い。特に「洲崎西河瀬くらべてみました!」は尺も長かったが、三者三様の答えがおもしろかった。
ただ、面白さの中心がザキニシチームだとあっちゃん中心だったのが、「洲崎綾推し」視点でみると今一歩。あやちゃんの本DVDでの最大の魅せ場は、“河瀬茉希と赤尾ひかるの今夜もイチヤヅケ!”の構成作家(Mメガネこと松本勇平)が、「シーサイドの作家陣の中で群を抜いてキモチワルイ(=キャストに萌え系セリフを言わせようとしたり、カワイイポーズを取らせようとしたりする、という意味)」と言い放ったこと??
あやちゃんのキモチワルイ発言に対して、スタッフからのキャプションがw
そんな(どんなだよw)DVDです。
【収録内容】
<DISC1(DVD)>
1. オープニング
2. ゲストトーク
3. 洲崎西河瀬くらべてみました!
4. イチヤヅケでできました!
5. ざきにしなんでも相談室
6. エンディング
<DISC(mp3CD)>
洲崎西アーカイブ音源:第267回~第279回(mp3形式)
「洲崎西DVD 洲崎西河瀬」ダイジェストCM
DVDとしては結構面白いのだが、あっちゃんの方が輝いている
話題が向いていたのか、相性的なものか、ちゃんまきとのからみがあっちゃんの方がよく、面白いところが持っていかれている。
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購入金額
4,500円
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購入日
2021年08月03日
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購入場所
シーサイドSHOP
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