USB Type-C端子を備えたUSBケーブルには、様々な仕様に基づき、様々なUSB Type-Cケーブルが販売されています。
USB Type-Cケーブルを使って、データ転送をする場合は、ケーブルによって、480Mbps~40Gbps迄かなりの幅でのデータ転送速度の差があります。
USB Type-Cケーブルを使って、機器に充電を行う場合は、ケーブルによって、4.5W~240W迄、かなりの幅での充電電力の差があります。
更に、USB Type-Cケーブルを使って、PCからモニター等へ映像を出力する場合、非対応から8K/60Hz迄違いがあります。
これ等の仕様は、一般的なUSBの仕様の拡張の他、thunderboltの仕様、USB PDの仕様、QuickChargeの仕様が混在します。
そして、仕様通りの動作をさせるためには、USBケーブルの両端に接続する機器が仕様を満たしていることと接続するUSB Type-Cケーブルが、同じく仕様を満たしていることが必須です。
そして、USBケーブルは、下位仕様に互換性を担保していることです。
つまり、最上位のケーブルを使えば、どのような目的でケーブルを使っても、常にその時の機器の組み合わせでのベストの性能を発揮できます。
このケーブルは、正に、その最上位ケーブルです。
パッケージは、オレンジと白の2トーンで構成され、上部にはオレンジでメーカーのロゴが印字されています。
中央に商品のイメージ写真が配され、下段のオレンジ部分には、白抜きで、240W PD3.1 Fast Charge,40Gb/s Data Transfer,HDR Support 4K/8K,240W USB4 Cableという文字が印字され、大きくメーカーロゴが印字されています。
パッケージには、ケーブル本体と品質ポリシーが記載された紙片が、白いブリスタートレイに入っていました。
ケーブルには、革製のベロクロが付いていました。
革製のベロクロは、止める穴が2ヵ所しかなく、少し大きめなので、しっかり纏めることはできません。
ケーブル自体は、ナイロン製の編み込み被覆で、端子には金メッキが施されています。
肝心の性能ですが、全ても仕様を最上位の環境で試せる機器を所有していないので、できる範囲で試してみました。
USB4の転送速度ですが、USB 3.2 Gen2 x2(20Gbps)仕様のSSDケースに、NVMe 3.0 x4 512GBのNVMe SSDを搭載し、DiskMarkを使って、転送速度を計測してみました。
接続したUSB 3.2 Gen2 x2ケースの仕様上限の20Gbpsでの読み込みを確認できました。
次に、USB PD(Power Delivery)対応のノートPCに、このケーブルを使って、USB PD対応65WのUSB充電器を接続してみました。
18.8V/1.88A=35.3Wでの充電を確認できました。
この値は、USB PD対応ノートPCに標準添付されている純正ACアダプターで充電するのと同程度の充電となります。
最後に、ノートPCの映像出力対応USB Type-Cポートに、このケーブルを使ってUSB Type-C入力端子を備えた外部モニターを接続してみました。
映像/音声出力及びタッチパネル信号更には、外部モニター用電源供給までが、このケーブル1本で行えることが確認できました。
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購入金額
2,199円
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購入日
2023年11月29日
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購入場所
amazon
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