レビューメディア「ジグソー」

これさえあれば、不足はない。万能ドッキングステーション

私は普段使用しているノートPCには、USB Type-C Gen2 x1,USB 3.1 Gen2 x1,USB 3.0 Gen1 x1,micro SD Slot x1,HDMI x1,ヘッドフォン出力 x1が備わっています。

家庭でノートPCを使用する場合は、付属のACアダプターで電源を供給しながら使用しているのですが、家庭外で使用する場合、付属のACアダプターが大きくて重いので、スマートフォンの充電用に持ち歩いているUSB PD対応USB充電器を使って、ノートPCのUSB Type-C経由で電源を供給しながら使用します。

 

つまり、家庭外でノートPCを使用する場合は、USB Type-Cポートが電力供給用に独占され、USB Type-Cポートを使う際には、一旦電源を外して、内蔵バッテリーでノートPCを駆動することしか、USB Type-Cポートを利用できませんでした。

 

このドッキングステーションを利用することで、USB 3.1 Gen2(10Gbps)の高速USBポートを活かしながら、電源供給も可能な状態で、ノートPCを利用するため注文しました。

パッケージ表面は、オレンジと白の2トーンで、白バック部分には、メーカーロゴとUSB C Multiport Hubという文字が、オレンジで印字されています。
オレンジ背景部分委は、様々なUSB 機器が、白の線画で描かれています。
パッケージ裏面には、Selere USB-C 14 in 1 Multifunctional Hubというタイトルと共に、仕様が一覧で記載されていて、その他には、メーカー情報が記載sれ低ます。
パッケージサイズは、64mm x 200mm x 18mmで、重量は128.2gでした。

パッケージには、ドッキングステーション本体と、ユーザーガイドが入っていました。
ユーザーガイドは、基本的には英語で記載されていて、HDMI出力の注意書きのみが、多言語(日本語含む)で記載されていました。
その内容は、Mac OSの場合は、ドッキングステーションの映像出力が3つとも(HDMIx2+VGA)同一の出力しかできない。

Windowsでは、その制約が無いことが記載されていました。

 

本体サイズは、140mm x 56mm x 17mmで、重量は110.3gでした。

本体からの直出しUSB Type-Cケーブルは、約200mmの長さでした。

 

WEBページの本体写真の色は、シルバーですが、実際にはダークグレーです。

各ポートの説明であるシルク印刷が、本体色とのコントラストが低く見づらいですが、ポート形状で判るので、問題はありません。

天面の中央には、メーカーロゴがシルク印刷されていますが、これも余り目立ちません。
天面の上端の面には、USB 3.1 Gen2 Type-A(10Gbps)x1,USB 3.0 Gen1 Type-A(5Gbps)x2,USB 2.0 Type-Ax1,SD Card Slot,micro SD Card Slotが備わっています。
下端の面には、UDB PD IN Type-Cx1,USB 3.1 Gen2(10Gbps) Type-Cx2,HDMIx2が備わっています。
ドッキングステーションから直出しのUSB Type-Cケーブルがある面には、3.5φのヘッドフォン出力があり、その反対側の左端の面には、ギガビットイーサ対応のRJ45端子およびVGA出力(最大1080P)ポートが備わっています。

 

USB Type-Aポートの10Gbpsポート、5Gbpsポート、480Mbosポート、及びUSB type-Cの10Gbpsポートには、USB 3.2 Gen2 x2(20Gbps)対応のUSB SSDを接続して、DiskMarkを走らせてみました。

全てのUSBポートで、仕様通りの読み書き速度が確認できました。

 

次に、micro SD Card 256GBをmicro SD Slotに挿して、同じように、DiskMarkを走らせたところ、これも仕様通り(最大104MB/s)の計測結果を得ることができました。

SD Card slotも同様のスペックと思われます。
micro SDカードとSDカードは、同時に挿して、各々が認識されますので、デジタルカメラに挿していたSDカードの撮影データをmicro SDカードにコピーしたりするのに便利です。

 

次に、ギガビットイーサコネクターにイーサケーブルを挿してみました。

私が利用しているノートPCにはRJ45は搭載されていないので、このドッキングステーションはありがたい機能です。
ノートPCのネットワークのプロパティを確認すると、上り/下り共に、1,000Mbpsで接続されていることが確認できました。

 

USB PDに関しては、USB PD対応100WUSB充電アダプターと、USB PD 100W対応USB Type-Cケーブルを使って、このドッキングステーション経由で、ノートPCに充電してみました。

19.8V/2.52A=49.9Wと、ノートPC仕様の上限での充電が行え、効率の良さを知ることができました。

 

VGAに関しては、接続できる機器を持ち合わせていませんので確認できませんでした。

 

最後にHDMI出力ですが、私が使用しているノートPCでは、HDMI2出力ポートのみ、4K@60Hzでの出力を確認できましたが、HDMI1の出力ポートは、ノートPCに認識されませんでした。

両方のHDMI出力を得るには、Thunderbolt対応のUSB Type-Cポートが必要なのかもしれません。

 

多機能が故に少し大きめのドッキングステーションですが、多機能なので、用途に応じて様々なアダプターを揃えるより、このドッキングステーション一つを携行する方がコンパクトで、何でも揃っているという安心感もあります。

 

決して安い商品ではありませんが、複数の高性能アダプターを買い揃えるより、コストパフォーマンスは高いのではないかと思います。

  • 購入金額

    7,999円

  • 購入日

    2023年11月18日

  • 購入場所

    amazon

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