今回取り上げるELECOM U3H-K315BRDはバスパワー型のUSBハブですが、私は基本的にセルフパワーのハブを選んで使ってきました。今まで掲載したUSBハブにもバスパワーハブはなかったはずです。
これは、特にUSB2.0時代によくあったのですが、バスパワーハブに複数の機器を繋ごうとしても、消費電力が高いデバイスを含めてしまうと、給電能力を超えてしまい機器を認識しなくなったり動作が不安定になったりすることがあるためです。
しかし今回は明確にバスパワーハブを選んで購入しています。それはモバイル用途限定で使うことを想定しているためです。
最近のノートPCはUSB type C端子を備えるものが多くなり、Power Deliveryによる本体充電にも対応するなど使い勝手は間違いなく向上しました。しかし世の中にはまだまだUSB type Aでしか接続出来ない機器は沢山あります。
USB type Cの端子数が増えるということは、当然ながら従来のUSB type Aの端子数は減るということです。例えば以前いただいたIntel NUC M15 Laptop Kitなどでは、USB type Aが2ポートで、Thunderbolt 4兼用のUSB type C端子が2ポートあり、USB機器そのものは4台接続出来ます。しかしUSB type A端子は2つしかありませんので、レガシー機器を3台繋ごうとするとUSBハブが必要となるわけです。
さすがに出先で電源を探してセルフパワーハブを使うというのは現実的ではありません。余っているUSBハブはあったのですが、わざわざ新たに購入したというのはそういった状況で鞄の隅に突っ込んでおけるUSBハブが何かしら欲しかったためです。
安価なので本体色等は気にしない方向
丁度地元の家電量販店が改装前からの半端物在庫を処分するセールを始めていて、そこにあったケーブル・アクセサリー類は結構色々購入させていただきました。このELECOM U3H-K315BRDもその一環で購入したものです。
やや古い製品なので「USB 3.0」とパッケージに明記されていますが、これが今時であればUSB 3.1 Gen1やUSB 3.2 Gen1×1と表記されます。内容はいずれも全く変わりません。
ちょっとケバケバしさが目立ちますが、この色しか処分されていなかったので仕方ありません。
裏面にはUSB端子使用時の注意事項が説明された紙が貼付されていました。そんなに逆差ししたり端子をへし折ってしまう人が多いのでしょうか?
ハブ本体の長辺側に2ポート、短辺側に1ポート用意されていて、この配置であれば隣の端子との干渉も何とか避けることは出来るでしょう。
一応シリアルNo.もきちんと印刷されています。
先日愛用していたPanasonic Let's note CF-NX3を、世代が新しいCF-SV7へと買い替えたことは紹介しました。
実はNX3を入れ替えた理由は他にもあり、大容量のUSBメモリーを挿したところ、全てのUSBが認識しなくなるという症状が時々見られたのです。CF-NX3は3ポート備えていますが、1つにスティック型のUSB SSDを挿した途端に、他の機器も含めてまともに動かないという状況に陥ることが出てきました。こうなるとUSBメモリも同時に挿してファイルコピーなどという使い方が困難になり実用に耐えません。
今後は前述のNUC M15に加え、HP Pavilion x360 14dy-1000の2台を中心に、このUSBハブに働いてもらうことになりそうです。
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購入金額
550円
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購入日
2023年11月07日
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購入場所
ベイシア電器
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