レビューメディア「ジグソー」

ウォームに支える低音と、クリアに伸びる高音。二面性を持つ銀メッキ×(亜鉛銅合金+金銅合金)の多種金属使用線、NiceHCK SilverCat

DAPの変更による、バランス接続端子変更(2.5mm4極⇒4.4mm5極)に伴う、ポタオデ用の新持ち出し用低価格基準ケーブル(さほど高額ではなく、持ち歩くのに勇気が必要はないが、外でイヤホンを評価する際に「基準」とできるほどクセが強すぎないケーブル)選定のため、2023年前半に安価で評判の良かったNiceHCKのリケーブル「Catシリーズ」を聴きまくる...の第4弾で(とりあえずの)ラスト。

 

2023年半ばに購入した4種の「Catシリーズ

の最後は、同シリーズの第2弾としてリリースされたSilverCat(いままで価格順に紹介してきたけど、リリース順はBlackCatSilverCatRubyCatBlueCat)。いや実は、購入価としてはBlueCatの方が高額なのだけれど、AliExpressの定価や標準表示価格は、このSilverCat図抜けて高い(それぞれ34,000円に17,000円)。ただしSilverCatには支払額が5,000円弱になるクーポンが常設で添付されているので、定価なんてよくワカランが。

BlackCat:定価19,800円くらい⇒87%オフ表示で約2,500円

SilverCat:定価33,800円くらい⇒50%オフ表示で約16,900円⇒約12,700引きクーポン常設

RubyCat:定価11,000円くらい⇒40%オフ表示で約6,600円⇒約3,400引きクーポン常設

BlueCat:定価22,000円くらい⇒79%オフ表示で約4,600円

以上2023年11月現在

 

常設クーポンやセールでの割引率が、各ケーブルでバラバラなので、どれが一番高額設定なのかというのが判りづらいが、内容をチェックすると、この銀猫が設定としては一番高額ということで正解なのかも。

 

8芯ケーブルで、導線は英字での商品名には「Silver Plated Alloy」とあるが、製品ページの画像内の説明文を読むと「silver plated zinc copper alloy + silver plated gold copper alloy」との記載があるので、銀メッキ亜鉛銅合金+銀メッキ銅合金のケーブル。

 

プラグは純銅(記載あり)に、おそらく金メッキ(記載なし)。

に比べると、同じ8芯編みでもやや太めの線を使ってゆるめに編んでいるので、見た目はゴツい。
BlueCatと、同じ8芯編みでもやや太めの線を使ってゆるめに編んでいるので、見た目はゴツい。

 

ケーブルは同じ8芯のBlueCatに比べると編みが粗く、一本一本の線が太いこともあって、どちらかというとBlackCatのようなゴツめの印象。ただBlackCatよりはケーブル被覆に滑りがあるので、ケーブルそのものの扱いはよりラク。一方、薄めのスライダー形状と、4芯×2に別れた部分の太めケーブルの粗い編みの相性が極めて極めて悪く、スライダーの移動はBlackCat以上に著しいストレスを伴う。色合いとしては、ケーブルはシルバーとゴールドの編み込み、プラグやコネクター、スプリッターはシルバーカーボン調にしてあり、高級感を狙っているが、プラグ等のシルバーカーボン部分の両端に丸味をもった盛り上がりがあって、鉄アレイのような形状になっていてシャープさに欠け、(仏具風の色使いのBlackCat程ではないものの)このあたりのセンスは若干人を選ぶ感じ。あと編み方がゆるめなので、曲げの方向によっては「ほどけ気味」な状態に見えることもあり、ちょっと....

曲げとひねりの方向によっては緩んだ感じになるのが...
曲げとひねりの方向によっては緩んだ感じになるのが...

 

重さは、純銅らしいプラグを包むホワイトカーボン柄の金具もゴツく、BlueCatよりやや太めケーブルを8芯に編んでいるので、結構重くて、47.5gとステンレス金具のBlackCatとほぼ同等の重さ。

47.5gとの1.5倍、おなじと比べても2割増し
47.5gとRubyCatの1.5倍、おなじ8芯のBlueCatと比べても2割増し

 

ではこの銀猫、どんな音色なのだろうか。

 

いつもどおり、現在の基準DAPであるShanling M3X Limited Edition

の4.4mmバランスアウトに、本品を繋ぎ、出口は外出先でイヤホン類を評価するときの基準イヤホン/IEMとなっているWestone UM Pro50

で評価してみた(M3X Ltdのセッティングはゲイン=Low、DACモード=Turbo(DUAL DAC)、EQ=スルー)。

 

まずいつものハイレゾ録音(PCM24bit/96kHz)評価曲、「Never Let Me Go(わたしを離さないで)」を、吉田賢一ピアノトリオの“STARDUST”

から。SilverCatの音は他のCatシリーズとは結構違う。ドンシャリ...というか「ドン」まで強くなく、でも下はあるので「ボンシャリ」というか。シンバルは結構主張してレガートもフットハイハットクローズも強め。ただウッベはそこまで「立つ」音ではなく、でも下の音圧はあるという塩梅。すべての楽器が「近い」感じ。BlackCatの低音をさらに盛った感じで、上はもう少し伸ばした感じ。ただ伸ばした部分はBlueCatよりちょっと下かな。下の力感は「ドン」とくるRubyCatには及ばないが結構力強い。あとシンバルが優勢なせいか、一番ステージの「開け感」はある。

 

続くハイレゾ曲は、当時16歳の宇多田ヒカルがつづった至高の名曲「First Love」を、USBメモリ供給だった“Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1+2 HD”(PCM24bit/96kHz)から。

比較的大きめに入る単調なベース音と情感豊かなヒカルの声、包み込むようなストリングスの響き、透き通るアコギの音、盛り上がってからの残響たっぷりのドラムスの音がキモの曲だが、SilverCatの音は柔らかで大きめのベースに乗り、ヒカルの声が近い。2nd verse以降になりベースが通しで入ってもあくまで柔らか。アコギの響きも優しめで深いが、一方で倍音の抜けはさほどではなく、バックが混み合ってくると、BlueCatよりストリングスによるつつまれ感や、アコギやシンバルによる上への解放感は少ない。ただ低域はBlueCatよりしっかりと感じられ、グルーヴィ。ヴォーカルとベースが目立って、他の楽器がバックに溶けるというのはBlackCatと近い傾向だが、より脚色というか積極性を感じるのはBlackCatで、SilverCatの方が自然。低域の力感はRubyCatと近いが、RubyCatの方がベースの音が硬めで(この曲としては)自然。この曲に合うのは、若干ベースが軽めになるが、それでも下が出るUM Pro50に下は頼って、一番空間の広がりやバックのつつまれ感があるBlueCatだろうか。

 

もう一曲の女声バラードは、女性声優あやちゃんこと洲崎綾の「」をメモリアルファンブック“Campus”付属CDから。

同じバラードながら、サビ部分のバックの充実度やヴォーカルへのフォーカスの具合で「First Love」とはいつも違う評価になるこの曲、静かなAメロと全楽器が入るサビとの両立が難しい。BlueCatはAメロの開放感は素晴らしく、サビへの期待感を抱かせるが、サビになるとベースがやや背景に回り、広がりはあるもののグルーヴ感は減少する。RubyCatはサビになってもベースが溶けず、グルーヴィだが、逆にあやちゃんの声が少し背景に溶ける。ヴォーカルフォーカスのBlackCatは、サビでもあやちゃんの声がバックに埋もれることはないが、他がかなり脇役に。SilverCatは、BlueCatはほど広がりはなく、RubyCatほどベースが「ノセず」、BlackCatほどあやちゃんのヴォーカルを際立たせないと、積極的に「美味しい!」と言えるところがないのだが、実はバランス的には一番イイかも。

 

同じあやちゃんが歌う曲ながら、ビートが効いたデジタル曲、ソシャゲーアイドルマスターシンデレラガールズの女子大生アイドル新田美波(CVあやちゃん)の初期曲、デジタルでラウドなダンス曲「ヴィーナスシンドローム」。

SilverCatは下の過剰な低音のピークはいなしつつ、圧は充実していてビート感は強い。また、しなるハイハットやドラマチックなストリングスをかき分けてあやちゃんの声も(サビでは少し引くものの)中心にいる。ただ低域の硬さはやや緩いので、ビート感はスピードやや↓。ビート感が力強いのはRubyCatで、Aメロ~サビ前まではグイグイ曲を進める。しかし、サビになって曲が飽和してくるとやや低音過剰で、あやちゃんのヴォーカルが掻き消され気味。BlueCatは低域の圧は少なく、やや腰高だが、アタック部分の「立ち」が良いのと、シンバルもハードで前進力が強く、空間が広い。あやちゃんの声は清純さを増す。BlackCatは、ヴォーカルは若干味付けがありつつもSilverCatと同様の存在感だが、音は比較すると硬めでビート感はクール。ただ、盛り上がって来たときのバックの広がりがちょっと物足りない。この曲は、低音の安定感はもう少し欲しいものの、音の「立ち」がよくてデジタル感とスピード感が強く、あやちゃんの(演じる新田美波の)清純さが増すBlueCatが一番か。

 

同じビートコンシャスな曲でも、面で攻めてくる「ヴィーナスシンドローム」に対して、もっと一音一音のタイミングが重要なテクニカルなジャパニーズフュージョン、T-SQUAREのセルフカバーアルバム“虹曲~T-SQUARE plays T&THE SQUARE SPECIAL~”

から、ゲストにラップもこなすベーシスト、JINOこと日野賢二を迎えた「RADIO STAR」を。SilverCatは低音のは全く問題ないが、甘さが気になる。ベースソロの部分はそれでも「それはそれで」の味なのだが、他楽器が鳴っている部分、特にピアノソロのバックで、スラップのプッシュでリズムを刻んでいるところは、キレの甘さで河野啓三のメリハリついたピアノソロの足を引っ張る感じ。BlackCatは特徴ある中域~中低域で、ベースの甘さもなく、テクニカルなこの曲を楽しめるし、ピアノソロの部分の味もあるのだが、このケーブルの「音質的にメリハリつける」というのが悪い方に働き、バック認定された?楽器はフロント側の後ろに沈んで味わえないので、隅々までは堪能できない。BlueCatは全体のバランスが良い。特にユニゾンやキメフレーズで、彼らのテクニックや、楽器のタイミングが「バシィ!」と合った時の爽快感を味わうには最適。もう少し下の「量」があればサイコーだったが、ベースも指弾き以外の部分はスラップのアタックがあるので、低音弦でも刻みがきちんと追え、前進力がある。ベース目線(耳線?)で聴くと至高なのはRubyCatで、ガツガツと芯があるプッシュが質感を持って攻めてきて、キレもある。若干ピアノソロの部分やパーカッシヴなギターのミュートカッティングが翳るので、そこはBlueCatに譲るが。

 

Eaglesの古典ロック、「Hotel California」は、24K蒸着の同名アルバムCD盤

から起こしたFLACで。この、上は伸びきっておらず下は充実しているという、ピラミッド型の70年代ロックの古め音構成にはSilverCatにとても合う。曲の音質・奏法的にも、スラップ(当時はチョッパー?)奏法など使わないRandy Meisnerのベースラインが、柔らかく、大きく下を支える中、左右に広がったギターも響きが美しく、天井もある程度見通せる。低音がグッと充実するRubyCatも、ピラミッド型のこの曲には合っているが、故Randyのベースはもう少しフォーカスが「合って」ノリのユルさがなくなる。また、上への「開け感」はSilverCatより天井が低い。BlackCatは、抜けきらない声質のDon Henleyのヴォーカルにはフォーカスが合っていて好ましい。一方、ベースラインは追えるが、基音ではなく、一次倍音で追っている感じでやや腰高。BlueCatは90年代の音だな。クリアで、シンバルの響きなどは一番美しいし、アコースティックギターをシャリンと鳴らした時の響きは他の3本にはない透明感だが、全体の輪郭が硬く、70年代楽曲のユルさが感じられない。

 

オーケストラ曲としては、交響アクティブNEETsの艦これBGMのフルオーケストラアレンジ集“艦隊フィルハーモニー交響楽団”

から、戦闘シーンで使われた勇壮で激しい「鉄底海峡の死闘」。これはSilverCatの下がゆるめで量感あり&上は通る音というのにピッタリ!下の圧はあるとは言え、メインは弦や管の低音楽器で、ティンパニであってもデジタル系の打ち込みバスドラやスラップベースほど「速く」はないので、ちょうど良い。上のトライアングルが空間を渡っている感じもきちんと表現されている。これに比べると下の圧は音が「速い」ため若干増すまであるRubyCatは上の空間表現がイマイチだし、トライアングルや弦の高音組の響きが美しいBlueCatは低音が物足りない。中間部が充実していて耳へのアピール度が高いBlackCatは、一見(一聴?)攻撃力は高いのだが、弦の最低部の力感やトライアングルの「通り」は銀猫の方が優れている。

 

配信でよく採用されている高ビットレート(269kbps)のmp3は、先日MIKU EXPO 2023のヴァーチャルステージでVOCALOIDのバックを務めたやまもとひかるの2nd配信シングル「NOISE」。

この曲、スラップや指弾き、ジャズ調ランニングベースにダイナミックなグリスと「ベーシストひかるちゃん」としての魅せ所と、「ヴォーカリストひかるちゃん」の曲の表現との両立が難しい、ラウドな曲だが、一番下がガッツリ出て重心が低いのはRubyCat。硬めの音だけれど、現代のベースプレイヤーの好む低音。しかし、ヴォーカル帯域は弱く、今一歩。BlueCatは下が薄いので、低音で迫る部分の量感はないが、そういう部分はスラップのプッシュなどの強いアタックを伴う音のことが多く、その立ち上がりの部分は良いので破綻はしていない。そしてスラップのプルが一番抜けて気持ちよい。あとキックの「空気感」が一番躍動的で、ビートを強く感じる。BlackCatは、最低域の量感は薄いのだが、上手く「その上」をブーストしていて、中域は味付け濃いめながら存在感も大きいので、スラップベースはプッシュもプルも浮き立つ。そしてヴォーカルは中央で力強い。この曲では、BlackCatと同じくヴォーカルフォーカスなケーブルであるSilverCatは精彩を欠く。低域は確かに聴こえるのだが、まるめ音色のキャラクターが激しいスラッププレイに合わない。量のある最低域はスピードが鈍くプッシュのビート感に薄く、その上の低域はプルの破裂音が抜けきらない。BlackCatほど脚色がみられない主旋律域は、よく言えば原音忠実、悪く言えば特徴とアピール度が足りない。

 

NiceHCKの2023年前半のハイコスパケーブルとして注目されていた「Catシリーズ」4種を、すべて聴いてみると(リリース順に)

BlackCat:いわゆる原音忠実Hi-Fi系とは違う路線だが、中域に説得力ある独特の味がある。

       最高音域と最低音域はないが、高域と低域は上手く「出ている感」を演出している。

       4芯のわりにはゴツく、取り回しは良くない。金物類が重い。あと色使い...

SilverCat:低い方から高い方まで伸びているが、低音はウォームで高音はクールという二面性。

       低域は量はあるが甘めなので、アピール度やスピードは抑えめ。

       4匹?のCatの中では一番太いが、「曲げ」は問題ない。一方「滑り」は最っ悪。

RubyCat:一番音としては自然(悪く言うと特徴がない)だが、高域が狭く開放感は薄い。

       低音の力強さはあるが、低音番長ではなく、中高域に少し「色」があり、音が通る。

       4芯で、この中で一番細いので取り回し良好。金物も軽く、スライダーもスムーズ。

BlueCat :銀多用線なのに高域ギラギラではなく、前にガツガツ出ない節度ある広い高音域。

       低音の量は今一歩ホシイ。ただスピード感とアタックはあるので、不足感は少ない。

       8芯で編みが密だが、細目のケーブルを採用していてしなやか。金物も軽い。

という感じ。それぞれ特徴があるが、1本だけ「持ち出し用低価格基準ケーブル」として、外出時にShanling M3X Limited EditionWestone UM Pro50とともに連れ出すなら、音域構成的に少し下が控えめで、音質もゆったり目の曲やオールディーズには硬質すぎるきらいはあるが、UM Pro50の特徴であり欠点でもある、ややウォーム寄りで上が控えめというのを補完するBlueCatかなと。

 

...ということで、cybercatの2023年下期以降の持ち出し標準ポタオデ環境は

・DAP:Shanling M3X Limited Edition

・IEM:Westone UM Pro50

・バランスケーブル:NiceHCK BlueCat

で確定。

プラグは図抜けて第2弾のの鉄アレイ調シェイプが...
プラグは図抜けて第2弾のSilverCatの鉄アレイ調シェイプのセンスが...その...

 

コネクタのセンスのビミョーさは金の差し色があるも負けていない
コネクタのセンスのビミョーさは、金の差し色があるBlackCatも負けていない

 

そういう意味ではセンスも磨かれてきてるのか...(下からリリースが古い)
そういう意味ではセンスも磨かれてきてるのか...(下からリリースが古い)

 

ま、以前と違って、毎日の通勤でポタオデ聴くことがないので⇒しっかり聴きこむのは帰省時が中心となって⇒回数少ないため⇒その時までに興味を引かれたイヤホン類が(場合によっては複数...ゲフンゲフン)生えてくる⇒いきおい帰省時の往復は、それらのNEWイヤホン類を評価しているという感じなので、上記標準環境でどれほど運用するかはワカランがw              

 

あとこの「Catシリーズ」、低価格な割に特徴ある商品展開で、人気も高かったらしく、2023年11月現在は上記4匹に....

BlackCat UltraBlackCatの8芯版。倍芯にしてクセが取れて聴きやすくなったらしい

SnowCat:白い被覆の新規ケーブル。6N OCC+銀メッキ6N OCCのミックスでヴォーカル重視

という仲間が増えているみたいだが...とりあえず、蒼猫を連れ歩くの決定だし、家には控えの3頭の多頭飼い状態なので、これ以上猫は増やさない予定。

 

フリじゃないからな!

 

...たぶん。

 

【仕様】

線材:銀メッキ亜鉛銅合金+銀メッキ金銅合金

プラグ素材:純銅

ケーブル長:約1.2m

更新: 2023/11/14
高音

自然に通る高域で美しい

ただ色味的にはクールな感じなので、ウォームな低域とのバランスが微妙

更新: 2023/11/14
中域

左右に広く各楽器/声を明確に描き出す

BlackCatの「積極的に脚色してでもメインパートを前に出す」というほど加工感はなく、自然に前に行くメロディパート。

 

中域に関しては横にも広いので、各楽器の分離感もよく、情報量が多い。

更新: 2023/11/17
低音

丸く柔らかくたっぷりとした低音域

スピード感には欠けるが、柔らかくゆったりとした量感豊かな低音域は、合う曲にはすごく合う。

 

一方、現代的な打ち込みハイスピードリズムは苦手。

 

この「甘め低音域」が、合う曲合わない曲の切り分けポイントか。

更新: 2023/11/17
扱いやすさ

太めの線の8芯のわりに、曲げはさほどに硬くないが、滑りは最悪

薄く丸みがあって、力がかけづらいスライダー形状と相まって、スライダー位置の変更はストレスMAX!!

  • 購入金額

    3,304円

  • 購入日

    2023年06月13日

  • 購入場所

    NiceHCK Audio Store (AliExpress)

14人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • jive9821さん

    2023/11/17

    BlackCat UltraとSnowCatのレビューも期待しておきます。

    多分クーポンがマシマシになったら読めるんじゃないかな、と。
  • cybercatさん

    2023/11/17

    いちおう11.11セールでも踏みとどまってはいる。まだ。
  • ホーリーテールさん

    2023/11/19

    11/11セールで私も値引き率が大きかった黒猫さん注文してみました!
    とりあえず4.4mmジャックのイヤホン化したくでですが到着が楽しみです!
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