腕時計電池交換　スクリューバック　はめ込み式　ネジ止め

キーワードを入れて検索すれば　図解入り　時に動画入りで　懇切丁寧に指導してくださる

先生がたくさんおられます。

スクリューバックの裏蓋は専用治具が無いと　すこし難しいと思います。

ムーブメントの固定と電池の保護を兼ねた樹脂カバーを外すときもピンセットが必要。

ルーペで電池の品番を確認して、同じ型番の電池を準備します。

マクセルの金電池と呼ばれるものが業界最高峰だと思われます。

今回はムラタ：ソニーのそれを選択　安いよ。

時計に収まっていたものはマクセルの普及型　左がマクセル　右が新品のムラタ

普及型でもマクセルのマイナス側は金メッキが施されておりました。

微弱な電圧低下でストップしてしまうクォーツ腕時計なので、少しでも抵抗を減らそうと云うのね。

時計修理屋さんに聞くところによりますと

最初の交換時に廃棄する電池の電圧を記録しておくのだそうです。

最初は０．８Vで停止していたムーブメントも　２度目には０．９に　３度めには１．１Vにと

まだ電圧が残っているのに停止するそうです。

理由はムーブメント内の潤滑油にすり減った樹脂製ギアが混ざり　油の抵抗が増えるからだとか。

時計には　それぞれの思いや記念日の想い出がありますので

数万円レベルのクォーツ腕時計　数千円レベルのクォーツ腕時計のムーブメントを

数万円支払って分解掃除したり　ムーブメントの交換をしたりすることもあり得ますが

普通は　電池の交換インターバルが短くなったことを受けて廃棄することが多いと思うんです。

でも、手元に千円の電池交換キットがあれば　百円の電池を買うだけで

時計が再び動き出します。

上手に使って　納得したいと思いました。