商品説明にある通り、猛禽類の顔に見えてかっこいいです。

接着部はバリが目立ちます。触っても引っ掛かりはないので無視してます。

~100Hzまでの低域では、脳を揺さぶるような深い低音が響きます。

かなり強調されていて、DDのいいところが良く出ています。

100~1kHzまでの中域では、サブベース(バンドのベースやEDMの重低音など)がよく映えます。

私の持っているイヤホンの中で一番強力に聞こえます。

原音重視で考えるならば強すぎますが、リスニングに使用するならいいチューニングだと考えられます。

1kHz~4kHzまでの中高域ですが、このイヤホンの音を初めて聞いたときの感想が、ボーカルの質感がきれいすぎる、でした。

このイヤホンはみんな大好きハーマンカーブに基づいてチューニングされているようですが、このかまぼこカーブに一番重要な3kHzのピークが良く再現されていて、明らかに値段にあっていない音質を持っているように感じます。Moondrop Katoとギリタメ張れるくらいの音質です。

1DDの欠点？といえば高域の調整が難しいことですが、このイヤホンはだいぶ高域が暴れています。

4kHz~の高域では、5kHz、8kHz、11kHzにピークがあります。すこし多い気もします。

ここらへんはフィルターとシェルを調整すれば何とかなりそうな雰囲気ですが、なんとも言えません。

ちなみにSpring Tipsを使用すると、一気に高域のベールがはがれ、音質も一段階上昇したように感じます。測定器がないのでわかりませんが、10kHzあたりが少し持ち上がった気がします。