Tinyという香港のメーカーが出しているTinyQというデフォルメプルバックカー。
…身も蓋もない言い方をすればチョロQのパチモン。
サイズ、デフォルメ具合、材質構成見事に全てチョロQ。プラ製ボディにゴムタイヤ。あちらでは結構な種類が展開されているようだがさすがに日本ではあまり流通していない。
しかしこのクルマは人気車種だからか輸入された。
見ての通りみんな大好きワーゲンバス。T1(初代)フォルクスワーゲンType2。
チョロQのパチモンだけどVWのライセンスはちゃんと取っている。
実はT1ワーゲンバス、いかにもチョロQで出てそうなビジュアルなのにあんまり出たことがない。ググってもすごく昔の製品か、VW(実車ディーラー)のノベルティか。そういう意味でも穴だったためか輸入されたのだろう。
で、ぼくT1バス子供の頃はマジで乗りたかった憧れの車だったし、チョロQも好き。本家にないから買ってもいいかなって。色や荷物もかわいいし。
見た目はバッチリ 品質はまあまあ
箱はなかなかオシャレさん。
全体のシルエットはバッチリ。
ヘッドライトにはクリアパーツが入り、各所にメッキパーツも奢られて見ごたえがある。
またあくまでおもちゃとして「遊ぶ」ことを重視し細かい部品は省いていたチョロQに対して、サイドミラーパーツがあったり細いパーツがあったり、ホイールも専用デザインととどっちかといえば最近展開されている大人向けコレクターモデルを意識したチョロQ ZEROに近い感じ。
タイヤはトレッドパターン入り。またご覧の通り本家チョロQにあるコインホルダーが無いのでボディの固定方法は異なる(とはいえリアは爪、フロントがネジなあたりは同じなのだが。)
シャシーサイズはまさにチョロQだが、リアタイヤがフェンダー内に収まるデザインを再現するためか、ボディ幅をとっているせいで気持ち大柄。
そしてドア開閉ギミック付き。インテリアも色分けこそないもののしっかり作られていて、腰高のボディを生かしゼンマイの盛り上がりを隠し、リアシートやテーブル表現まである。
ただドアのヒンジ部は弱そうであまり開閉はしたくない。その辺もしボンネット開閉とかギミックがあっても子供がラフに扱える構造にしていた本家は流石である。
またキャリアのトランクも本来はしっかりハマるようなのだが、穴とピンのサイズがあわずゆるゆる。両面テープで固定した。
そしてなにより買った状態だと走れなかった(笑) タイヤ回らねえ。
思わずウン年ぶりに(笑)使いたくなったレベル。
幸い、シャシーの固定がズレていたのとタイヤのはまりかたが曲がっていてリアタイヤがフェンダーに干渉していたせいだったのですぐなおった。
ただそもそもホイール自体があまり精度よくくっついていないようなので走行性能はあまりよろしくない。ブレ気味。
ついでにプルバックさせようとつまむとちょうど開閉可能ドアに指がくるのでぶっ壊しそう。
塗装のツヤツヤ感、全体のデフォルメバランス、細部の色等ビジュアル面は優秀だし、細かいパーツや表現も多いしやはりディスプレイモデル寄り。
個人的にはドア開閉なくして固定ボディにしてもらったほうが気楽に遊べてよかったかしら。
まあとにかくかわいいのでデスクに置いておくだけでニヤニヤする。
最後になるがコイツ(輸入品というのもあり)チョロQ ZEROよりも高い。2000円オーバー。よほどツボった車種じゃないと手を出しにくいかな。
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購入金額
2,300円
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購入日
2023年07月30日
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購入場所
ホビーサーチ
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