レビューメディア「ジグソー」

intelが送り出した”空の支配者”

 

Intel Core i7 13700F 

"空の支配者"こと"Raptor" Lakeの名が与えられた13世代Core iシリーズに属するCPUです。

13世代Core i7には13700K、13700KF、13700、13700F、13700Tの5種類がラインナップされていて、今回紹介する13700FはKなしのFナンバーとなるので「内臓GPUなし、倍率ロック(TDP65W)モデル」となります。

前世代の"Alder Lake"こと12世代Core iシリーズ以降に採用されたハイブリッドアーキテクチャを採用していた以前のCPUのようにコア数/スレッド数が1/2でなくなり分かりにくくなりました。

 

 

ソケットは12世代と同じLGA1700を採用しています。

従来の600シリーズのマザーボードでもBIOSを更新すれば使用可能です。

 

 

今回はG7400マシンで使用していたB660マザーを流用して使用しています。

本当はG7400マシンのほぼ全てのパーツを流用するつもりが結局流用できたパーツは少しだけでした。

更新: 2023/07/31
使用感

絶対性能は高いもののゲーム用途ではコアを持て余す。

i7 13700Fの主な仕様は下記の通りです。

 

 コア/スレッド:16C/24T(8C/16T P core、8C/8T E core)

 P core基本クロック  :2.1GHz

 P coreターボクロック :5.1GHz

 E core基本クロック :1.5GHz

 E coreターボクロック:4.1GHz

 GPU:なし

 TDP:65W

 MTP:219W (ターボブースト動作時の消費電力設定値)

 

16コア24スレッドという「お前はXeonか!」と言いたくなるコア数の暴力

 

かつて我が家で最強であったCore i7最後のXシリーズであるi7 7820Xが8C/16Tの最大4.5GHzだったことを考えるとRyzen登場以降の性能の進化は凄まじいですね。

ここまでの性能になってくるともう我が家のラインナップでは何と比較すればいいのか分かりません(汗)

 

 

とりあえずサクっといつものCinebench R15を実施してみましたが、このベンチマークはRyzenが強い傾向がある上に古いソフトなので今となっては適切ではありませんね。

でも他のスコア集めてなかったから仕方ないだろ!

i7のレビューなんていくらでもあると思うので正当な評価はそちらを参照してください。

ベンチマークの結果は下記の通りです。電力設定によって振れ幅がかなり大きいので参考値として見てください。

シングルスレッド:287cb

マルチスレッド :4302cb

いや、もう圧倒的すぎてわけわからないよ。

 

 

圧縮失敗してグラフが見にくいですが、一番上のぶっちぎってるやつがi7 13700Fです

とっても分かりやすい。

ざっくり言うとマルチスレッドでは我が家最強だったX13に搭載しているRyzen9 5900HSの2倍のスコアでi7 7820Xの2.4倍、i7 860の10倍、そしてPentium Extreme Edition 840の46倍もの凄まじい性能です。

シングルスレッドでも5900HSを上回り、i7 3770のちょうど2倍のスコア、Pentium Extreme Edition 840の7.7倍、というかシングル性能だけで一昔前のモバイルCPUのマルチスレッド超えてるよこいつ。

 

ベンチマークはここまでにしておいて実際にゲームプレイに使用した時の使用感ですが、4070Tiと組み合わせてWQHD/UWQHDでブループロトコルをプレイした場合は6スレッドほどに負荷が集中して18スレッドほど遊ばせていました。

ゲームプレイ中ずっと4.8GHzオーバーで動いてるよこの化け物。

ここまでのマルチコアとなるとi7 5960X/i7 7820Xを使用していた時もそうですがゲーム用途では過剰性能な印象を受けます。

このマシンはRAW現像にも使うつもりですが、当方が使用しているSilkyPixでは5960Xの16スレッドも使い切っていませんでした。

RAW現像しながらゲームをやるといった行為も楽々こなせてしまいそうなポテンシャルを感じます。

動画編集とかは一切やらない民なのでエンコードは試してません。

更新: 2024/03/22
総評

「Raptor」の名に恥じない性能だが手懐けるのは容易でない

 

"空の支配者 Raptor"の名に恥じない凄まじい性能を持っていましたが、空冷環境ではフルロードするとあっという間に90℃近くに到達する凄まじい発熱の持ち主でもあります。

私の環境ではすぐデフォルトの電力設定だとクロックが安定せず電力制限をPL1 120W、PL2 230Wの設定にしています。(デフォだとPL2が1秒で尽きてPL1の65Wに収めようとするっぽい?)

発熱暴君であったi7 7820Xを超える狂暴なCPUですが、手懐けることができれば凄まじいパフォーマンスを発揮してくれます。

 

久しぶりに現行世代のちゃんと強いCPUを触ってみましたが、「Core i7」の立ち位置が手ごろに遊べた4C/8T時代の「とりあえずi7を選べば間違いない」という立ち位置から外れたさらに上位の存在になったと感じました。ゲーム程度ならi3でいいかもしれませんね。i5は知らん。

 

まもなく終焉を迎える「Core i」ブランドの誇りを感じることができてよかったです。

高性能モデルらしく末永く使っていけたらと思います。

 

 

【2024/3/22追記】

このCPUを使い始めて半年が経過しましたが、14世代Coreが発売して13世代CPUはもう型落ちの烙印を押されてしまいました。

13世代が"Core i"ブランド最後だと思っていたのですが違いましたね。

近頃はプライベートでのPCの使用頻度が下がり2週間に一度くらいのゲームと数カ月に一度のRAW現像にしか使ってないのが勿体ないような気もします。

でも「時々」の作業が快適なだけでストレス少ないもんね!

  • 購入金額

    53,800円

  • 購入日

    2023年07月25日

  • 購入場所

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