レビューメディア「ジグソー」

2023年 かつての賑わいを取り戻した祇園祭

 

2023年 九州地方の後は東北地方、特に秋田県では豪雨被害に見舞われている方が多いようで

 

異常気象という言葉から、異常という言葉が取れる日が来そうな気もします。

 

 

暑い盆地の京都では、祇園祭が梅雨明けのお祭りとなることが多いんです。

 

16日の夜 宵山に夕立が降れば、それが合図となることが多いんです。

 

どうやら その夕立は無いようですが、明日あたり気象庁が梅雨明けを宣言するかもしれません。

 

 

 

更新: 2023/07/16

縁起物

八坂神社のご祭神牛頭天皇(スサノオノミコト)が旅先で宿に困り 門を叩いたときのこと

 

裕福な巨丹将来(こたんしょうらい)は それを断り

 

貧しい蘇民将来(ソミンショウライ)は 暖かくもてなしたという言い伝えがあります

 


そのことのお礼にスサノオノミコトは

 

蘇民将来の子孫を疫病や災難からお守りになられました。

 

玄関に 蘇民将来子孫也 と札の付いた 粽を飾ることにより 同じように守っていただく

 

それが 祇園祭りの 粽の由来です

 

 

山や鉾によって 商売繁盛などの ご利益が加わる仕組みもあるようです

 

 

 

西暦869年(貞観11年)に その起源をたどり

 

西暦1321年には 現在も続く山鉾巡行の歴史が始まったそうです

 

四半世紀前には 各山や鉾から 粽が投げられていたのですが 観光客の増加と

 

それを求める人の増加に伴い 有料での配布が基本となりました

 

鉾の内部に上がることのできる入場券としての側面もあったのですが

 

粽の原料の減少 作りての後継者不足なども深刻化の一歩をたどる中

 

頒布価格の上昇 流通量の減少が 問題となっております。

 

 

 

昨年から、岩戸山さんの粽の生産地は、京都市北部の深泥池の集落から

 

和歌山県の霊場 高野山の方々に依頼していると伺いました。

 

主な依頼先として、京都府福知山市の集落もあるそうですが、とにかく後継者不足が深刻なんだとか

 

 

もしも複数の粽があれば 並べてみると その仕様、大きさ 設えの違いに気づかれると思います。

 

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2023年07月16日

  • 購入場所

    鶏鉾 保存会

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