私が使用しているノートPCには、光学ドライブが備わっていません。
光学ドライブを利用する頻度は減ったのですが、起動ドライブのバックアップや光学メディアに記録されたコンテンツのコピーや、動画ファイルをDVDプレイヤーで観れるようにDVDを作成する等出番は時々あります。

ノートPC用SATA DVDドライブを、市販のUSB 2.0対応slimline用ケースに入れて使っていました。
このドライブは、USB 3.0インターフェイスを備え、更に、USB Type-A及びアダプター経由でUSB Type-C端子に挿して使うことができるので、使い易そうに感じました。

現状では、USB Type-B>Type-Aケーブルを使ってDVDドライブとPCを接続するのですが、短いType-Bケーブルが、必要な時に見つからなかったりして不便を感じていました。

パッケージは、白バックに色違いの2つのドライブが印刷されていて、Ultra Thin DVD Writerというタイトルと共に、CD/DVD RW/DVD Multi Recorderのロゴと8倍速を意味するx8の文字が印字されている他、Windows 8 Compatible及びMacのロゴとExternal Ultra thin DVD Writer/External USB 3.0 DVDRWの文字が印字されています。
裏面には、商品の仕様/使い方/注意書きが記載されています。

パッケージサイズは、165mm x 165mm x 28mmで、重量は、362.7gありました。
商品本体は、140mm x 143mm x 20mmで、287.9gでした。

商品は、透明のビニール袋に包まれ、ブリスターに入っていました。

DVDドライブ以外には、取扱説明書とUSB Type-A > Type-Cアダプター及びゴム製のストラップが入っていました。

天面は、僅かに凹凸のある黒ベースのタータンチェックのようなデザインです。
底面には、External ODD&HDD Deviceと記載されていて、この筐体にHDDを入れたものもあるようです。
推測ですが、ODDは、Optical Disc Driveと思われます。
商品は、ノートPC用に販売されているDVDドライブに、USB 3.0インターフェイスを付けて、ポータブルケースに入れたものです。

この商品は、USBケーブルが本体に収納できるので、ケーブルを持ち歩くのを忘れることはありません。

slimlineのSATA DVDドライブは、ドライブの正面から見ると、右側がえぐれた構造になっているので、そのスぺースをUSB ケーブルの収納スペースとして活用したアイデア商品です。
本体の底面には、USB 3.0 Type-Aコネクター先端を差し込んで収納する仕様になっていて、不用意にケーブルが外れる心配がありません。
ケーブル長は、本体からUSB 3.0 Type-Aのコネクター迄で、20cm弱です。

USB 3.0対応にすることにより、USB 3.0の規定の最大900mAの電力をUSBポートから引き出すことができるため、USB　2.0対応ドライブの様な補助電源用のUSBケーブルが二股になっていたりすることもなくスッキリしています。

ディスクのライティングソフトウェアで、DVDドライブの詳細を見てみると、DVD-RWドライブは、TEAC製のDVD-RWドライブで、DVーW28S-Wという型番のドライブでした。

最大読み込み速度は、DVD 8倍速、CD 24倍速で、読み込みは、CD/DVDに対応し、書き込みは、CD-R/CD-RW/DVD±R/DVD±RW/DVD±R DL/DVD-RAMのディスクに対して書き込みが可能です。

DVD-ROMの、約1GBサイズのファイルを2つPCの内蔵HDDにコピーして、転送速度を見てみました。
平均すると、6MB/s程度の転送速度でした。

次に、CD-Rに記録した、フリー素材集をPCの内蔵HDDにコピーしました。
速くても、2MB/s程度で、DVDの1/3程度でした。

このDVD-RWドライブは、ポータブルDVDドライブとして、動作音が小さく、USB Type-Aケーブルが内蔵され、更に変換アダプターでUSB Type-Cでの接続も可能なので持ち運びは非常に便利です。