私が所有するノートPCには、USB Type-C(10Gbps)が一つしかついていません。
他に、USB Type-A端子は、10Gbps/5Gbps各々1ポートあります。
折角のType-Cポートなのですが、屋外で使う時は、USB PD(Power Delivery)端子として、小型USB PD対応ACアダプターを接続し、ノートPCに電源を供給しながら利用するケースが殆どです。
そこで、このHUBを使うことで、ノートPCに電源を供給しながら、様々なUSB Type-C機器が接続できるUSB Type-C Gen1(5Gbps)ポートが使え、更に、USB 3.0 Gen1(5Gbps)が3ポート使え、更に、ノートPCのUSB Type-C端子からHDMI出力も得ることができます。
パッケージは、黒のマット調パッケージで、表面には、商品のカラーバリエーションと主な特徴が記載されています。
パッケージは、ちゃんとしたカラー印刷で高級感があります。
裏面には、商品バリエーションとカラーバリエーションが記載されていて、内容商品にチェックマークが付いています。
パッケージサイズは、185mm x 65mm x 19mmで、重量は87gでした。
本体だけは、62gでした。
本体は、保護袋に入って、ブリスターに収まっていました。
多言語取扱説明書が入っていましたが、日本語の記述はありませんでしたが、HUBに取扱説明書は要らないでしょう。
本体のケーブル長は15cmあり、ノートPC周辺で、マウス操作の邪魔にならないスペースに配置するには充分な長さです。
本体は、アルミダイキャスト製で、質感があります。
PCに接続すると、本体にブルーのLEDが点灯します。
本体長辺の片面には、最大100W入力が可能なUSB PD IN端子、HDMI出力端子、USB Type-C(5Gbps)端子があり、もう片方の長辺には、USB 3.0 Gen1(5Gbps)端子が3ポート備わっています。
先ず、HUBとしてのデータ通信速度を計測しました。
WEBページ及びパッケージには、USB PD INのUSB Type-Cポート以外は、全てのポート5Gbpsの通信ができることが記載されています。
試しにUSB 3.1 Gen2 x2(20Gbps)の高速SSDを、USB Type-Cケーブル(20Gbps)及び、USB Type-A>Cケーブル(10Gbps)で、USB Type-C及びType-A端子に接続して各々のポートにおいて、DiskMarkを走らせてみました。
USB Type-A及びUSB Type-Cポートの何れも、本体の説明通り、5Gbpsの速度で通信が行えました。
5Gbps対応と謳いながら、実力は250MB/s程度しか速度が出ない商品が多い中、立派な速度だと思います。
次に、USB PD(Power Delivery)対応のACアダプター(100W)をUSB PD(100W)対応のケーブル経由で、ノートPCのUSB PD対応 USB Type-Cポートを利用して充電してみました。
このHUBは、USB PD IN(100W)という記載がありますが、私が100W対応の機器を持っていないため、私が所有する最大の電力を入力できるUSB PD対応機器として、前述のLG製ノートPCに充電してみました。
USB Type-Cケーブルを流れる電力は、19.8V/2.4A=47.5Wでした。
充電したノートPCに標準添付されていたACアダプターは65Wだったので、ノートPCの仕様通り、USB PDで充電ができていると思います。
最後に、このHUBをノートPCのUSB Type-Cに接続し、HUBのHDMI出力を、4Kモニターに接続してみました。
仕様通り、4Kの拡張モニターとして使用することができました。
このHUBは、他の同様な仕様のHUBと比較すると、若干高額な商品ですが、全てにおいて仕様通りのパフォーマンスを発揮する高性能なHUBです。
快適にUSB Type-C端子を拡張し、高速USBデバイスを接続するのであれば、お勧めできる一品だと思います。
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購入金額
3,799円
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購入日
2023年04月24日
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購入場所
amazon
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