USB ケーブルには、様々な仕様があり、仕様に合わないケーブルを使ってしまうと、充電に時間を要したり、データ転送に時間を要したりします。
このケーブルは、USB Type-Aコネクタを搭載したケーブルとしては、現状で最も高速な、USB 3.1 Gen2(10Gbps)に対応しています。
また、Quick Charge 3.0/2.0に対応しているの、幅広いAndroidスマートフォンやタブレットに高速充電が可能なケーブルです。
パッケージは、サイズは、100mm x 50mm x 10mm 重量は 40gでした。
ケーブル長は、1mです。
ナイロンの編込ケーブルで、結構柔軟性はあります。
USB Type-CのL字ケーブルは、差込に方向性が無いので、L字形状の端子はとても相性が良いと思います。
従来のUSB端子は、表裏があり、端子に挿す方向が決まっているので、手前引き出し用と奥に伸ばす方向用のL字アダプターは別の商品でしか対応できませんでした。
USB Type-CのL字ケーブルは、自分の使い方によって、手前に引き出したり、奥に伸ばしたり、どちらの使い方も可能です。
また、このケーブルは、USB Type-A形状のUSBケーブルとしては、現状最速の、USB3.1 Gen2(10Gbps)対応なので、PCからスマートフォンやタブレットにデータをコピーする場合でも、PCやスマートフォン,タブレットがUSB 3.1 Gen2対応であれば、最速(10Gbps)でデータの転送が可能です。
例えば、SONY Xperia 1 IVでは、5Gbps,Xperia PRO-Iでは、10Gbpsの転送に対応していますので、この様な高機能スマートフォンにも最速で読み書きが可能です。
充電に関しては、クァルコムが仕様を決めた、Quick Charge 3.0にも対応しているので、クアァルコム製のCPU スナップドラゴンを搭載した多くのAndroidスマートフォンやタブレットがこのQuick Charge(QC)に対応しています。
これは、CPUが充電器と通信して、充電する電圧と電流を決めるもので、高速充電が可能です。
基本的には、5V/9V/12Vで、最大3Aの急速充電を行うものです。
高速充電といえば、別の規格で、USB PD(Power Delivery)というのがあり、USB PD 3.0の仕様として、PPS(Programmable Power Supply)というのがあります。
Quick CahrgeとUSB PDは、全く異なる仕様なので、互換性はありません。
USB PDでは、100W(20V/5A)が充電の上限となっていて、PPSでは、240Wの充電が可能です。
手元にあるACアダプターの銘版をみると、このACアダプターは、USB PD/PPSとQCの全てに対応していることが判ります。
このACアダプターと、このケーブルを用いて、QuickCharge 3.0対応のAndroidスマートフォンに充電してみたところ、9V/1.29A=11.6Wで充電できました。
また、USBの規格では、USB 2.0では、5V/500mA、USB 3.0では、5V/900mAというのがUSB端子の給電応力として決められたものでした。
USB Type-Cケーブルの仕様では、デフォルトで最大3Aの電流を流せるので、給電能力を超えて USB 3.0端子から電流が流れUSB端子側が故障することを防ぐために、USB Type-Cの特定のピンに56kΩのプルアップ抵抗値を設け、デフォルト仕様での給電が行われることを決められています。
この抵抗値を変えることで、1.5A,3A流すことも可能です。
このケーブルは、この56kΩの抵抗値を備えているので、Quick chargeに非対応の機器をつないだ場合は、5V 500mA(USB 2.0端子に繋いだ場合)若しくは900mA(USB 3.0端子に接続した場合)を上限に充電され、機器を故障させることなく安心して充電することができます。
USBケーブルには、様々な仕様があることは前述の通りですが、このケーブルのように、仕様が端子に記載されている(10Gbps 18W)とケーブルの仕様が判るので、利用する側では安心して使うことができます。
出来れば、QC 3.0のマークも欲しかったところです。
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購入金額
999円
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購入日
2023年04月15日
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購入場所
amazon
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