現在利用中のノートPC LG 13U70Q-GA77Jと一緒に持ち歩くために入手しました。

LG 13U70Q-GA77Jは、付属のACアダプターからの給電以外に、USB Type-Cを使ったUSB PD(Power Delivery)に対応しているため、部屋から持ち出す場合には、荷物をコンパクトにするため、ノートPC付属のACアダプターではなく、小型のUSB充電器とUSB PD(100W)対応USB Type-Cケーブルを持ち歩いています。

当然のことながら、USB PDでノートPCに給電中は、USB Type-Cポートは使えなくなるため、USB機器を接続する際に接続数的に制約が出てしまいます。

このUSB HUBを使うと、USB PD(出力最大85W)でノートPCに電力を給電しながら、USB 3.0 Gen1x2とHDMI出力とイーサネットコネクター(1,000Mbps)を使うことができます。
本体についているUSB Type-Cポートは、給電専用のため、機器を接続しても通信はできません。

試しに、このUSB HUB経由で、充電を行ってみましたが、19.4V 1.71で充電することができましたので、USB PD対応になっていることが確認できました。

充電時にノートPCは、ほぼ満充電状態だったので電流は少ししか流れませんが、仕様通りであれば、最大3A程度(ノートPCの仕様)の電流が流れるはずです。

HDMIインターフェイスは、最大4K(30Hz)までの出力が可能です。
LG 13U70Q-GA77JにもHDMI出力端子があるので、4Kモニター2枚と本体モニターの3画面での表示も可能になりました。

LG 13U70Q-GA77Jには、イーサネットコネクターが搭載されておらず、自宅においてもWi-Fi接続となっていたインターネット接続やホームネットワークへのアクセスもイーサコネクター(1,000Mbps)を使うことで、より安定した高速通信を実現できるようになりました。

上記は、Windows 11のネットワークプロパティですが、このUSB HUBは、Realtek製USB GbEコントローラーを搭載しているようです。

イーサネットコネクター部には、インジケータLEDも付いていて。動作を目視できます。

パッケージは、白を基調としたもので、148mm x 69mm x 18mm 、62g(実測)とコンパクトです。

パッケージ内には、ブリスターパックに入った本体のみで、他に何もありません。

表面には、商品全体の写真と、特徴が記載されています。
裏面には、各端子の説明と機能が印刷されています。

USB Type-C端子に保護カバーが付いていたのは好印象です。

商品が届いた際には、パッケージ表面に斜めにバーコードシールが貼ってあって、尚且つ、強粘着シールで剥がしても沢山の糊がパッケージ表面に残ってしまい、とても汚くなってしまいました。
メーカーが貼ったのか、アマゾンが貼ったのか判りませんが、こういうデリカシーのないバーコードシールの貼り方は戴けません。
こんな貼り方をするのであれば、無印茶の段ボールで充分です。
個人的には、パッケージを含めて商品だと思っているので、こういう扱いは許せません。

本体サイズは、103mm(W) x 33mm(D) x 11mm(H)で、45g(実測)の重量です。

USB HUB自体はアルミダイキャスト製で、質感が高く、放熱性にも優れていると思います。

このUSB HUBを接続するLG 13U70Q-GA77JのUSB Type-Cポートは、Type-C Gen2の10Gbpsなので、理論的には、USB 3.0 Gen1(5Gbps)x2の帯域は確保できていると思います。
試しに、10Gbps対応のUSB SSDをUSB 2基の3.0ポートに同時に挿して、大きなサイズの動画ファイルをノートPCのSSDからコピーしてみました。
2本のSSDに同時にコピーを始めると、共に180MB/sオーバーの転送速度でした。

片方のSSDだけにコピーをしてみると、247MB/sまで転送速度が上がりました。

試しに、DiskMarkを走らせてみると、本商品の説明通り、転送速度5Gbpsの説明通り、400MB/s以上の速度がでました。

20%OFF(540円引)クーポンが利用できたので、コストパフォーマンスも高いと思います。