所持する音楽データに対する私利私欲...イヤ私情私見あふれるコメント、音楽の杜。こういった分野のものは「好み」ですし、優劣を付けるのもそぐわない気がしますので、満足度の☆はあくまで私的な思い入れです。タレントの多角展開として、以前は「円盤」というのは大きなインパクトがありました。楽曲を収めたCDに、映像をつけたDVDを組み合わせ、さらに歌詞カード?を厚めにして、ミニ写真集風にしたりと、プロモーションにはもってこいのアイテムでした。そんな展開をしたタレントの作品をご紹介します。
浜田翔子(ハマショー)。レースクイーン出身のグラビアアイドルで、現在はYoutuberとして活動しているタレント(厳密に言うとレースクイーンが元ではなく、タレント事務所所属が先で、その後レースクイーン採用でブレイクしたらしい←ウィキ知識)。
レースクイーンやグラビアアイドルといった「外面」を売るタレントの一部には、話をさせるとつまらないひともいるが、彼女は結構話も(ボケたところも含めて)面白く、バラエティ番組でも一定の支持を得た。現在はママとなったが、つべでの発信も続けていて、息の長い芸能活動をしている。
こういったアイドルは、歌から入ろうが、演技から入ろうが、グラビアなどから入ろうが、売り出し時には全方位的に、グラビア出して~、写真集出して~、ドラマに出て~、バラエティ出て~、曲も出して~という多チャンネル展開をするのが常道だが、彼女も例に漏れず、楽曲リリースをしている。その4枚目にして最後の作品が、本作“じゃあね”。それまでディスコ系の楽曲が中心だったハマショーが、(当時から数えて)約20年前のアイドル曲に挑戦している。
「じゃあね」は、かつて存在した「夕やけニャンニャン」という女子高校生タレント・アイドル(の卵)を中心としたバラエティ番組のアイドルオーディションコーナー、「アイドルを探せ」から生まれたユニット、おニャン子クラブの3枚めシングルのカバー。元曲も大人数で歌われることが多かった曲で、当時は最近のように「アイドルといえども歌唱力が必須」と言う時代ではなかったので、ハモリでもなくフルユニゾン、というアレンジ。そのためなのか、この曲ではヴォーカルにダブリングのような効果がつけられている。詞は秋元康でハズしてない王道懐メロアイドルソングなのだが、そのダブリングの効果がジャマで味わえない。ハマショー、しゃべってる声は、声優系ほどではないにしても「カワイイ声」の範疇なのだが、どうもこの曲では若干ダミってる感じもあり、ぜんぜん可愛くない。
「雨のち晴れ」は、アニメや特撮(仮面ライダー)、アイドル系に楽曲を提供した近藤昭雄の曲。曲そのものはかわいらしい感じの造りで、♪雨のち晴れ/It's fine day/みんなで空見上げて/青空つかまえに行こうよ/走りだそう♪と、早川矢寿子による歌詞もアイドル王道で、旋律もあまり高低差を使わないイージーなラインだが、「じゃあね」同様声がダブリングされたような加工がされていて、完成品としてはイマイチ。
DVDの方は、「じゃあね」のPVと、ハマショーのショートイメージビデオ、さらにそのメイキング(レコーディング風景含む)。PVは半分が遊園地で遊ぶハマショー。イメージビデオは、おうちデート感覚の私服っぽい衣装で、調理道具などを振り回すハマショーが、観られる。ま、イメージビデオが12分、メイキングが30分と、ハマショーの姿を捕らえた部分の方が、4分少々のPVを大きく上回っていて、「主」はそちらかな。
やっぱり、レースクイーンやグラビアアイドルが活動の中心だったので、歌<<映像という感じの作品です。
なぜサイン入りのジャケットも持っているのか、全く記憶がない....(?_?)
【収録内容】
<CD>
1. じゃあね
2. 雨のち晴れ
3. じゃあね(オリジナル・カラオケ)
4. 雨のち晴れ(オリジナル・カラオケ)
<DVD>
1. じゃあね
2. はましょー特典映像
3. はましょーメイキング
「じゃあね」
声は加工が酷い
ひょっとしてハマショーってオン....歌唱に独特の特徴があるタイプ??
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購入金額
3,129円
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購入日
2010年頃
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購入場所
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