TigerMPXに装着したときに、何度試してもOSのインストールに失敗したのが、このDC-390U3Wでした。未チェックジャンク品で買ったものではあるのですが、Supermicro PIIIDMEでは特に問題もなく動作していましたので、故障というわけでもなさそうです。
このボードはSYMBIOS(現LSI Logic)のSYM21040-33というリファレンスボードとほぼ同等のボードとなっています。ただ、なぜかロットによっては3.3V用のPCIスロットに対応させるための切り欠きがないものも存在していたようで、造りの雑さが目立ちます。私の所有分にはきちんとありましたが…。ただ、私が購入したものはボードとケーブルだけで売られていたため、販売店がDC-390U3Wと記載していただけであり、本当にTekramの製品であるのかは、実は確証が持てていません。当時SYM21040-33に準拠したサードパーティーの製品は他にもありましたので。
TigerMPXの文の中でも触れた通り、OSの起動に失敗した理由は恐らくBIOSの古さにあったものと思います。純正のSYM21040-33でも初期のBIOSで不具合が多発していた事例が確認されていますから。ただ、既にSYM21040-33も所有していましたので、敢えてこのボードにこだわるほどの理由もなく、結局それ以降放置され続けています。
マザーボードがPCI Expressに対応してからは、PCI・PCI-X用のSCSIホストアダプターが使えないものが増えてしまい、これまで沢山買ってきたSCSIホストアダプターも、PC-9800系で使っているものを除きほぼお蔵入りしている状態です。Ultra320 SCSI対応品などは性能的に今でも通用しますし、もう少し活用したいところではあるのですが…。
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購入金額
1,000円
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購入日
不明
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購入場所
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