先日ご紹介したイラストレーター眠木める(ねむりこめる)先生の初イラスト集“Raccolta(ラッコルタ)”。
その最初のページにも収録されている絵が「釣り堀」。
“Raccolta(ラッコルタ)”に収録された「釣り堀」のページ
緑に囲まれた池で、釣りをしている子供?と、それを観ているうさぎのぬいぐるみのようなキャラクターが描かれている。
...実は釣りをしているのは小人さん、となりのキャラクターは森の賢者さまらしい。
“Raccolta”によると、その小人は5cmくらいとのこと。緑に囲まれた池...というのは、小人さんのサイズからすると、木々ではなく、草。ちょうど魚を釣り上げたところで、空中で跳ねる魚とそれを見つめる小人さん、踊る釣り糸...と動きがある中央部と、その右側で網を持って控える賢者さま、手前に広がる池の透明感と静けさ、まだなにか潜んでいそうな水の中、さわさわと風に揺れている感じのする周りの草たち、上方からこぼれる暖かい~やや暑めの印象がある光...と、すごくストーリー性がある作品。
ものすごく惹かれたので、この作品のキャンバスアートを入手した(厳密な時間経過的には、かねてフォローしていためる先生のTwitterで、「釣り堀」キャンバスアートの完全受注生産販売が予告される⇒キャンバスアート購入⇒「釣り堀」が収録された“Raccolta”がリリース⇒購入という順で、気に入り購入したキャンバスアートの絵が、あとで買った作品集にも収録されていた...という形)。
この絵は、める先生が「Twitter3周年記念」に描いたイラストで、たぶんTwitterが初出。
到着してみると、272×220mm(F3号)の麻のキャンバスに、色再現性に優れたUV硬化インクを用いて、インクジェット方式で印刷されたもの。この印刷、立体感はあまりないので、元が油絵などだと結構「コピー感」が出るかもしれないが、元がデジタル絵なら問題ない。むしろベースへの追随性が良いのでキャンバスの「布感」が出て、良い風合い。
トリミングなし、フルサイズの絵は、黄色~緑~碧のグラデーションがステキ
布目による立体感があって、スクリーンを通した「デジタルの透明感」とは、また違う風合い
あと、おまけ?のカードや、蓮の葉や切手風小イラストなどもセンスが良い。
める先生は、暖色と漆黒の使い方が上手く、秋~冬の印象がある絵が多いけれど、これは初夏~夏の間という感じ。
夏の間は、額
に入れて飾っていたけれど、蛍光灯焼けしても嫌なので、次のシーズンまで冬眠かな.....
The Heart of A・R・T
【仕様】
素材:麻100%(フレーム:木材)
印刷方式:インクジェットUV印刷
サイズ:272×220mm(F3号)
厚さ:13mm
緑系の色がさわやかで、目に優しい
あと、小さめなので近づかないとわかりづらいが、森の賢者も癒し...
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購入金額
5,000円
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購入日
2022年08月02日
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購入場所
眠木める(BOOTH)
supatinさん
2022/10/28
(*・ω・)*_ _)ペコリ
素敵なイラストですね本当に暮らしを豊かにしてくれるアイテムってこういうものなんですね
cybercatさん
2022/10/28
複製物ですが、める先生が1枚ずつ確認しているようだし、限定生産ですので、希少性もあります。
部屋に絵一つあるだけで、生活が和みます。