METAL BUILD Hi-νガンダム を購入。
あんまり玩具を買わないのですが、出渕裕先生デザインは好きなので迷わず購入です。
最近のガンダムのデザインはいまいち好きになれないのですが、νガンダムはシルエットが美しく、ごちゃごちゃしたパーツが無いのが良いですね ── と言いたいが、いろいろ情報量の多いデザインですね。
箱。小説の挿絵の画角が使用されてる。
小説版を読み込んでいない僕には分からないですが、往年のファンにはたまらないんでしょうね。
箱の裏。マニュアルには取り付け方しかないので、いろいろ説明されています。
そういえば、この METAL BUILD Hi-νガンダム は正式な Amazon から購入しているのですが、最初びっくりの 28,600 円という価格で販売されていたのですよ。購入する時「本物か?」ってびっくりしました。その後、メールで価格訂正がきました。
そして勝手にキャンセルされ、正しい価格のページに誘導され、納得したならそこで再度カートに入れて購入してくれみたいな感じでした。
Amazon でもミスあるんだというのと、普通は表記価格で売って諦めるのに本来の価格で売るという強気な姿勢に2度びっくりしました。
転売価格で市場で販売されてしまっている人気商品なので定価で買えて全然 OK なのですが、Amazon ってこんななんだという不思議な経験をしました。
Hi-νガンダム 本体。何も背負ってなくてもカッコイイ。。。
カラーリングが他のガンダムと違い、特徴的で良いですね。
サザビーに対してのナイチンゲールのように、νガンダムに対しての上位版のような位置づけの機体であることもあり、映画版の νガンダムより少しマッシブに、各パーツに強化されたイメージのようなデザインも見受けられます。
右手腕部にはバルカン方が内蔵されているのですが(左手はサーベルラック)、NT-1 アレックスを連想させるギミックで、ファンにはいろいろ妄想させられます。この武装を使うアムロを見てみたい。
武装として、ビームライフルとνハイパーバズーカが付属しています。
ライフルやバズーカは武器ラックに懸架できるようになっているのですが、バズーカは折り畳みギミックまであります。
シールドのインクスポット迷彩デザインは不評らしいですね。
小林誠版ZZガンダムに方はあんまり違和感が無くカッコイイと思うので、Hi-ν の場合はパープルカラーが病的な連想を抱かせるせいもあるようです。
現在「METAL BUILD Hi-νガンダム専用 ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー オプションセット」が予約受付されていますが、そちらには別デザインのシールドが付属されています。僕はそちらのデザインの方が好きなので、購入しました。
フィンファンネルラックも兼ねるバックパックもよくできていて、ブースターは一段目を切り離すギミックまであります。すみからすみまでかっこいいな。
バックパックを付けて姿。
これだけで問題なく自立します。すげぇ。
フィン・ファンネルは6本付属。
細かくて金属感もかっこいい。
フィン・ファンネルをホルダーに装着するのはめちゃくちゃ難易度が高いです。うそでも誇張でもなく、めちゃくちゃ大変です。基部となるホルダーが自由自在に稼働するため、硬いはめ口を入れるのが難しいのです。マグネットとかにしてくれたらよかったのに。改良版が販売されそうだなぁ。
30分くらいフィンファンネルと格闘して、ようやく装着できました。
もう2度と外したくないです(マジで)。
νガンダムの装着の時に、空力はともかく、なぜ左右のバランスを考えず、なぜ被弾面積を多くする格納方法なんだろうと不思議に思いましたが、物理的な理由はなく所謂「メカ音痴」なのだと結論づけてしまっていましたね。フィンファンネル全体が太陽光パネルのようにエネルギーを吸収するような機能を持っているなら、理由になるんでしょうけど。
しかし、カッコイイの一言が真実の答えですね。
飾って眺めているだけでテンションあがります。
美しいボディライン
カトキハジメや出渕裕といったデザイナーの描くガンダムというのは、どこかキャラクター的で「線」で判断できるデザインなのが特徴なのだと思います。
これは個人の考えですが、他の所謂メカデザイナーの描く機械的なマシンではなく、どこかファッションデザインに近い繊細なラインによるシンプルな構成と曲面が、そうイメージさせるのではと思っています。
上記の2人は漫画も描きますが、イラストレーターやメカデザイナーとは違う、「人間の描き分け」のようなスキルも、一般的なメカデザインとは違うシンプルで美しい個性的なデザインに関係しているようにも思います。
この Hi-νガンダム はあまり曲線的ではなくソリッドで近代的な印象ですが、より「強そう」というイメージを与えています。
METAL BUILD というブランドは金属の質感・質量や細かいディテールに定評がありますが、より細かく手で触りながらデザインを観察できるのは至福で勉強にもなりますね。
ヒーローデザインがリアルに溶け込むように、現代技術によって製造された工業製品としての到達点のような、そんな商品に思えます。
デザイナーとして、こんな立体物が市場に販売されるというのは充足感があるんだろうなと憧れます。
フィン・ファンネル装着方法に再考の余地
品質・剛性の高さも踏まえて非常に出来の良いフィギュアだと思うのですが、フィン・ファンネルの設計の部分が残念です。
高級玩具
これだけのクオリティなら、3万5千円という価格でも納得です。
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購入金額
35,200円
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購入日
2022年08月09日
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購入場所
Amazon
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