現在のメインDAP、Shanling M3X Limited Edition（M3X LE）。

ShanlingのベストセラーDAPであるM3Xに、コラボした2つのイヤホンメーカーにあわせたチューニング（パーツのグレードアップ含む）を行い、その2メーカーの公式萌えキャラを各所にあしらったDAP。

その2つのメーカーとは、TANCHJIMと水月雨（Moondrop）。ともに社長がアニヲタ日本のサブカルチャーに対する造詣が深く、自身のメーカーのイヤホンのケースなどに公式萌えキャラの絵があしらわれることも多い。

M3X LEに関しては、メインDAP刷新にあたり、最終的にはM3Xを店頭で試聴したり、海外のM3XとM3X LEの比較レビューなどを参考に、無試聴で取り寄せる気になったのだが、そもそも、M3X LEに注目したのは、DAPにあしらわれたメーカー公式萌えキャラの方面から。

ここでもレビューしたが、以前イヤホン視聴イベントで知り合った、イヤホン類の輸入を当時手がけていた商社の社長から紹介されたTANCHJIMの萌えイヤホン、TANCHJIM Oxygen ASANO TANCH LIMITED EDITION。

そのあたりで、TANCHJIMの公式萌えキャラ浅野天琪（浅野てんき）ちゃんを識った。

彼女は、ときどきTANCHJIMのweibo等で、同社のイヤホン類のプロモーションを行っているほか、bilibiliで公式チャンネルを持っていて、週に数日コンスタントに配信している。内容はイヤホンには全く関係なく、ゲーム配信がほとんどだが、たまに歌回がある。また、配信とは別に、投稿動画でも「歌ってみた動画」をいくつもあげている。

bilibiliはもちろん中国語での配信なので、APEXのようにルールが判っているゲームでないと、ゲーム配信の方は何をやっているのかさえ全く判らないので観ることはまれなのだが、歌回は聴いているだけで楽しいし、そもそも日本の曲が選択されることも多い（アニメソングやボカロ曲が多いが、一般のポップスもある）。

その日本の曲は、中国語詞で歌われることもあるが（一例：「いつも何度でも（千と千尋の神隠し）」）、彼女は日本語もしゃべれるので、日本語で歌うことも多く、親しみやすい（例：「愛言葉Ⅱ」、「クリスマスソング」）。

そんなわけで、他に観るものがない時の作業BGMで垂れ流している事も結構ある天琪ちゃんのbilibili公式チャンネル、最近天琪ちゃんの配信時の姿に変化が....。

TANCHJIM Oxygen ASANO TANCH LIMITED EDITIONや、Shanling M3X Limited Editionにあしらわれたイラストのような美少女ヴァージョンではなく、頭でっかちにデフォルメされたSDヴァージョンが使われることが多くなってきたのだ。FPSなど殺伐ゲーム系以外はむしろSD版の方が多い感すらある（なお、SD天琪ちゃんには足がタコのようになっている人外タイプもあり）。

そのSD天琪ちゃんのぬいぐるみが国内流通するようになったので、取りあえず入手してみた。

「TANCHJIM HOME」、とは．．．．

こんな感じ

中国本土では、イヤホン展示会などで配られるカードやクリアでないクリアファイル、購入モノとしてアクリルフィギュア等、いくつかのノベルティが流通しているようだが、版権の問題か、正規輸入業者の選別か、TANCHJIMに関してはイヤホン本体以外の「メーカーアイテム」が日本で流通することは極めて少ない。かつて一部イヤホンの初期購入特典として、天琪ちゃんのイラストカードが配られたことがあったくらい。

それが今回、どういう風の吹き回しか、日本で流通することになったので、押さえてみたわけ。ただ流通量は極めて少ないようで、品切れ期間が結構長い。自分の持つのは、多分日本に入ってきている2ndロット。

ぬいぐるみと、カードのセット

浅野てんき ぬいぐるみを持つ、天琪ちゃん

カードは官製ハガキより小さく、厚紙だが、6つの四角が印刷されているので、中国のハガキ？

結構大きめ（高さ実測21cm）で、作り込みもしっかりしている（全工程20時間かかる手作りモノらしい）。残念なことに、目立つ顎の部分に布の継ぎ目が来ているなど、設計が甘い点もあるが、配信でよく見かけるSD天琪ちゃんの特徴をよく捉えている。

何に使うか...というと、単に飾っておくだけアイテムなのだけれど、ま、こういうノベルティ系アイテムは、出逢ったときが押さえどきなので．．．．

ちな、紳士諸兄の興味のあるであろうものの色は黒でした、ハイ。