【画像は本文の下にまとめて表示してあります】
出してくる製品の音質に大きなハズレが無いので、最近はずっと愛用しているEarFun社から新作が出たので試してみました。
本機は
・アクティブノイキャン機能
・2台のデバイスと同時接続できるマルチポイント機能
・専用アプリによるイコライザー機能
・ケースと合わせて30時間再生可能
・ワイヤレス充電対応
・超低遅延モード搭載
・IPX5の防水機能
・Bluetooth5.2
・通話ノイズリダクション
・ボリューム操作可能なタッチ式コントロール
など盛りだくさん。
個人的にはアクティブノイキャンの実力と、マルチポイント機能が一番気になる点ですので、その辺りと音質を中心にレビューしたいと思います。
本体と充電ケース以外の同梱物は、イヤーピース(全4サイズ)、充電用USB-Cケーブル、取扱説明書などです。
EarFun社スタンダードの、30日間返金保証と18ヵ月間交換保証もついてます。
IPX5の防水機能というのは
→「3mの距離から全方向に12.5ℓ/分・30kpaの噴流水を3分間」かけるという試験を行い、「いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない」ことを確認したものだそうです。
要するに少々の雨や汗ならびくともしないので、通常の生活であれば水気を気にしないで使用できるということですね。
本体ケースの幅は約7㎝で、外見も中身もコンパクトです。
そして始めに本体に取り付いているイヤーピースは2番目に小さいサイズです。
インナーイヤータイプのヘッドフォンは、耳へのフィット度合・密着度によって音質が劇的に変化します。ヘッドフォンの機能を十分に満喫するために、自分に合ったピースを納得いくまで探してください。
ちなみに私は両耳とも一番大きいサイズがベストでした。
各ヘッドフォンの音質比較のため、私のレビューでは毎回同じ再生環境で音質比較を行っております。
レビュー対象ヘッドフォンをスマホに接続し、ロック、へヴィ・メタル、ポップス、クラシック、ジャズ、ボサノバ、歌謡曲、落語などを試聴して聴き比べました。
本機に関しては、イコライザー機能の付いたEarFun Audioアプリという物がありますが、こちらに関してはイコライザーの数値を変更しないままで試聴を行いました。
さて音質の結論としては、「元音源忠実型で、低音と高音に少しメリハリをつけている」音作りです。元音源のベース音の明瞭度が向上し、シンバルなど高音の響きが少しだけ増幅されている感じです。
左右の分離感や音像の奥行は文句なし。オーケストラや寄席の会場の広がりや、ジャズのミュージシャンの配置や距離感も感じられます。
30dBのアクティブノイズキャンセリングもじゅうぶんな強力さで、部屋の中で普通の声で話しかけられてもちょっと気づきませんでした。
ノイキャン機能の強さを求めるのであれば、同じEarFun社のEarFun Air Pro SV とEarFun Free Pro 2は40dBノイキャンですので、そちらの方がおすすめかと。
超低遅延モードでアクション映画も1本観ましたが、映像とのずれを感じることは全くありませんでした。
タッチ式操作の感度も良好です。
そしてマルチポイント機能ですが、実際にスマホとPCとの同時接続を行ってみました。
これが快適で!
同じヘッドフォンを2台の機器で使用する場合、例えばスマホにつないでいるものをPCにつなぎ変える場合、今までだとまずスマホのBluetooth機能をOFFにして接続を切り、ヘッドフォンを待機状態にします。その後PCのBluetooth機能をONにしてヘッドフォンを接続するという手間があり非常に面倒だったのですが、この製品だとその手間が完全になくなるのでとてつもないストレス削減になります!
本器に限っては、オーディオ機器なのに音質よりもマルチポイント機能が一番個人的に嬉しかったかもしれません。
現在仕事でPCとスマホに同時接続しているのですが、いちいち接続を切ったりすることなく、片方の再生を止めてからもう一方の再生なり通話なりを開始すればよいだけなので非常に快適です。
複数機器同時接続に魅力を感じる方なら、一考の価値ありです。
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購入金額
6,999円
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購入日
2022年07月頃
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購入場所
Amazon.co.jp
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