有機EL版SWITCHに対応した新型の「CYBER・ダブルスタイルコントローラー」です。
旧型の「CYBER・ダブルスタイルコントローラー」と比較しつつ、違いを見ていきたいと思います。
登録上ホワイトになってますが、ホワイト以外にブルーも併せて見ていきます。
一見同じようでありながら細かな部分がバージョンアップ!
内容物。コントローラー本体に、接続・充電兼用のUSBケーブル、取扱説明書と製品保証書。
今度は新旧比較。
共にホワイトですが、旧型は本体が白、スティックやボタンがグレー、のツートンカラーになっているのに対し、新型では白一色になっています。
パッと見だと成型色が違うだけに見えますが、実は新旧で細かい部分が色々と改善されています。
先ずは電源押下用ボタン。
新旧見比べると一目瞭然なのですが、ボタンのサイズが大きくなりました。
このコントローラー、Switch本体との接続はBluetoothになるので、Switchを起動するにはSwitch本体の電源ボタンを押す必要があるのですが、コントローラーと本体と合体させる場合、コントローラーがSwitch本体の電源ボタンを覆う形になってしまいます。
そのため、コントローラーが被さった部分に電源押下用のボタンが用意されているのですが、新型Switch(EL液晶版)では本体上部のスイッチ類が細長い形に変更されており、旧型コントローラーのボタンサイズでは押し難いという問題があったようです。
今回、電源押下用ボタンのサイズが大きくなったことで、新型Switchでの使用時は勿論、旧型Switchでも電源ボタンが押しやすくなりました。
次はコントローラー下部の違い。
新型では下部の上方に穴が空いています。
新型Switchでスピーカー位置が変更になった事で、旧型コントローラー装着時はSwitch本体のスピーカー穴が半分塞がれる形になるようです。
新型コントローラーでは、スピーカーに被る部分に穴を設けることで、旧型コントローラー装着時に起こっていた音の篭りを解消したようです。
スピーカー穴の部分を拡大。
強度を保ちつつも、極力大きな穴を開けた、って感じですね。
なお、新型Switch用の対策なので、この部分に関しては、旧型スイッチに新型コントローラーを取り付けても特に恩恵はありません。
ここまでの部分は新型Switchへの対応するための改善でしたが、ここからはコントローラー自体の改善になります。
新型コントローラーではZR・ZLボタンのストロークが短くなりました。
公称値的には2.5mm程短くなったそうですが……
数値だと僅かな差に思えますが、体感的には段違いに押しやすくなってます。
後、押した際に新型の方がクリック感があって、押した!って感じがします。
旧型がふにょんふにょん、って感じに対して、新型はカチリカチリ、って感じですね。
ボタン押した際の感覚としては、ZR・ZLに留まらず、R・Lボタンも同様の傾向を感じます。
携帯モードに最適
実際に使用していきますが、先ずはスイッチとの合体を。
先ずはコントローラー裏面が見える状態に置いて、背面側にある固定スイッチを下にスライドしてロックを解除します。
ロック解除できたら、中央部にある固定用のアタッチメントを持ち上げて取り外します。
コントローラーを少し左右外側に引っ張りながら反対側にもSwitch本体を差し込みます。
左右両方差し込めれば合体完了。
新型コントローラーは新型Switch対応版と言う事で、若干ながら左右の開き幅が長くなっています。
旧型Switchに新型コントローラーを組み合わせる場合は、僅かにしろ余裕が出来た分、コントローラーに本体差し込むのが気持ち楽になった感があります。
逆に言えば、旧型コントローラーを新型Switchに装着する場合は、幅がギリギリで差し込み辛いって事でしょうね。
改めて、新旧コントローラーを装着した際の比較。
なお、生憎と新型Switchは持ち合わせていないので、旧型Switchへの装着となります。
旧型Switchではスピーカー穴の位置的に新旧コントローラーどちらでも影響は無いですが、新型Switchだと、新型コントローラーで穴の空いてる部分にスピーカーが来るようです。
上部の電源押下用ボタンは、かなり押しやすくなりました。
旧型Switchとの組み合わせでも十分なメリットです。
カラバリ紹介って事で、ブルーの方も本体と合体。
ホワイトとは違う趣がありますね。
一応、比較用にホワイトを再掲。(上で掲載した写真の使いまわしです。)
なお、カラバリとしては、今回紹介したホワイト、ブルー以外に、ブラックとレッドもあるようです。
参考までに「CYBER・キーボード付きダブルスタイルコントローラー」。
キーボードと合体してるのが、カラバリのブラックになります。
初回使用時はコントローラーとSwitch本体のペアリング作業が必要です。
残念ながらコントローラーのHomeボタン押下でのスリープ解除は出来ません。
以下、実際に遊んでいる様子。
そして変則的なTVモード。(ドック未使用でモバイルモニタに接続して使用。)
こちらはコントローラーを単体モードで使用。
基本機能自体は旧型のダブルスタイルコントローラー同様なので、そちらも参考にどうぞ。
また、背面のマクロボタンの機能については、ジャイロコントローラー PRO同等なので、マクロについてはどちらをご参照ください。
ダブルスタイルコントローラー、一見奇を衒っているようでありながら、実際の実用性は高いです。
純正Joy-ConとSwitch本体を合体して携帯モードで使う場合、持ち方によってはSwitch本体のJoy-Con接続用レールに負荷がかかる形になります。
ところがダブルスタイルコントローラーの場合、本体を左右から挟み込む際に、本体の一部をコントローラーに差し込んでいるため、Switch本体には負荷がかかり難いんですね。
大人が使う分には純正セットでも問題ないのでしょうが、子供に使わせる場合、本体の接続用レールに負荷かけて壊してしまうんじゃないか、と心配になる事があります。
ちなみに、一般の修理業者に頼む場合で、レール片側の修理代6,000円程度になるようです……
なので、左右両方壊れたら12,000円程度かかる事に……
それに比べてダブルスタイルコントローラーなら、執筆時点でのamazon価格で3,500円前後。
転ばぬ先の杖として考えても十分検討の余地がありますね。
そして、TVモードで使う際には分離してコントローラー単体でも使えるのが便利です。
とは言え、コントローラーから本体のスリープ状態を解除できないという欠点もあります。
最近の中華コントローラーだと、コントローラーから本体のスリープ解除も出来るようになっているそうなので、ダブルスタイルコントローラーに限らず、Switch対応のコントローラーに関しては、コントローラーからの本体スリープ解除機能を追加して欲しい所ですね。
後、気になるのはダブルスタイルコントローラーの固定用アタッチメントが、Switch本体背面で擦れる点ですね。
傷が残る程の物ではなく、擦れ後が付いても拭けば取れるようですが……
Switch本体背面に柄がプリントされてる各限定版Switch(あつ森Switch等)での使用は若干躊躇われますね。
まぁ、メリット・デメリット天秤にかけるとメリットの方が、かなり大きいんですが。
特に子供が携帯モードで使う際の安心感はピカイチですね。
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購入金額
0円
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購入日
2022年07月07日
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購入場所
サイバーガジェット
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