まずは収録内容を確認しておきます。

Side A:

1. “I’m Alright” (Theme From Caddyshack)
2. “Footloose” (From Footloose Soundtrack)
3. “I’m Free (Heaven Help The Man)” (From Footloose Soundtrack)
4. “Playing With The Boys” (From Top Gun Original Soundtrack)

Side B

1. “Danger Zone” (From Top Gun Original Soundtrack)
2. “Meet Me Half Way” (From Over The Top Soundtrack)
3. “For The First Time” (From One Fine Day)
4. “Nobody’s Fool” (Theme From Caddyshack II)
5. “Playing With The Boys” feat. Butterfly Boucher (New Recording)

最後の「“Playing With The Boys” feat. Butterfly Boucher」はNew Recordingと記載がありますが、これはオーストラリアのアーティスト「Butterfly Boucher」をメインに据えて、ケニー自身はヴォーカルの一部を加えたという程度の関与です。

さすがにヒットした曲が多く、YouTubeの公式チャンネルで殆どの曲が上がっていましたので紹介しておきましょう。

さて、このレコードについてですが、元の音が悪かった「Footloose」のサウンドトラックに収録されていた曲については、元よりはマシかなという程度の音なのですが、「Nobody's Fool」辺りは明らかに彼のソロアルバム「Back To Avalon」の方が高音質です。同じレコードに収録するということで音質の水準をある程度揃えたという程度のリマスターではないかと思います。

この中でも知名度はトップレベルであろう「Danger Zone」は映画「トップ・ガン」の主題歌として大ヒットを記録したわけですが、丁度今年「トップ・ガン」の続編となる映画「トップ・ガン マーヴェリック」が公開となるということで、ケニー自身がこのサウンドトラックに参加していることを明かしています。

売れ線路線から離れて久しい彼が久々にサントラ男の姿を見せるのか、楽しみにしておきたいと思います。