余ったM.2 SSDの高速性を活かしたポータブルSSDケースを先日購入しました。
このSSDケースは、USB 3.2 Gen2 x2の速度で通信が可能なため、PCIe 3.0 x4対応のM.2 SSDのパフォーマンスの60-70%程度使えそうです。
ノートPCには、USB Gen2 x2端子は無く、2台のデスクトップPCのバックパネルに、USB 3.2 Gen2 x2対応のUSB Type-C端子が、各1基づつ搭載されています。
バックパネルに搭載されているため、PC前面に引き出せないと、接続は困難です。
ポータブルSSDに付属のケーブルは、約20cmと短いため、デスクトップPCのバックパネルに接続して使うことはできません。
そこで、1.5m長のUSB 3.2 Gen2 x2対応のUSB Type-Cケーブルを購入しました。
私は、デスクトップPCのバックパネルに挿したUSBケーブルを複数種類PCデスク上に引き出して使っていますが、そのケーブルの殆どが1m長のものです。
今回、小型のポータブルSSDなので、少し長めの1.5mとしました。
USBの規格として、Gen1=5Gbps , Gen2=10Gbps , Gen2 x2=20Gbpsとなっているため、搭載するSSDが、PCIe 3.0 x4(8Gbps x4=32Gbps)を満たす充分なパフォーマンスであれば、2GB/s程度の速度で読み書きができるはずです。
このケーブルは、片方の端子がL字端子で、もう片方がストレート端子です。
特段L字拘りはなかったのですが、状況に応じて使い方に自由度が上がると思います。
このケーブルの端子には、USBマークとともに、20という数字が記載されていて、Gen2 x2対応を表しています。
また、このケーブルは、USB PD 100Wに対応しているため、USB PDに対応しているACアダプタ等に接続することで、USB PDに対応した機器に対して給電/充電することが可能です。
実際に、ANKER NanoⅡというACアダプターとLG 13U70Q-GA77JのUSB Type-Cをこのケーブルで接続すると、19.4V 2.13A~2.16Aで充電できましたので、ちゃんとUSB PDに則った充電が可能でした。
先日購入したANKER製USB PD 100W対応ケーブルは、USB 2.0相当の480Mbps程度の低速でしか通信できませんでしたので、持ち出す際にもUSB PD対応高速ケーブルは便利です。
このケーブルは、ラインアップとして、1.5mが最長でした。
ノートPCの電源ケーブルとしての利用を考えると2m程度は欲しいのですが、一般的にケーブル長が長くなると通信速度は低下しますので、この1.5m位がGen2 x2の要件をみたす限界かもしれません。
ナイロン製の繊維が編み込んで作ってる外皮のケーブルで、耐久性はありそうですが、ケーブル自体は、若干固いケーブルです。
ハンドリングを含め、暫く様々なシーンで使ってみて、おかわりするかどうか決めたいと思います。
USB Type-Cのリバーシブルな形状を活かした Gen2 x2の仕様のため、USB Type-A形状では、Gen2=10Gbpsが限界ですから、今後は、USBケーブルも、Type-Cに淘汰されるのかもしれません。
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購入金額
1,699円
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購入日
2022年05月02日
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購入場所
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