レビューメディア「ジグソー」

巻き返せ、最高級スマホ

 

海外勤務中に購入した Xperia 1。


日本国内で流通しているものと大きく違うのは、国内キャリアのロゴがボディに入らないのでスッキリ。シンプルでかっこいいですよね。

日本に帰ってきちゃうと3ヶ月ぐらいしか使用できないというのが悲しい。

 

購入した数日後に、新機種の「Xperia 5」が発表されてしまい愕然としたのが想い出。
ただ Xperia 5 には、デザイナー仕様のプロ用画質チューニングはされずにコストを下げた量産型を販売するという意図だったため、かろうじて僕の理性が保たれてはいましたが。

良く「iPhone を使ってそう」と言われはするのですが、僕はずっと Xperia 派です。


たぶんステレオタイプとしての「iPhone を購入する層」ってイメージが出来上がっていると思うのですが、僕はメーカー勤めとして「日本製品」「日本ブランド」というのは大事にしていきたいという想いがあります。まぁお財布事情では格安の海外製品も購入しますけど。

 

ちなみに当時のタイとか中国とかでも iPhone が人気で、地下鉄の中でいじっている人をみてもシェアが多そうでした。アジアの iPhone 普及率が異常なのは右へ倣え思想なんですかね? 


この Xperia 1 はプロのクリエイターをターゲットにしているそうで、液晶画面も約6.5インチのワイド有機ELディスプレイ / 4K(解像度3840×1644) / HDR対応とデザイナーでも納得のハイスペックな上に、高性能なカメラやクリエイティブ系のアプリを搭載したりしています。こんな高性能ディスプレイ個人でも持ってる人少ないぜ…。

クリエイターが持つことを想定したフラッグシップモデルと言われると、やはり所有欲が掻き立てられますね!

 

 

  

有機ELディスプレイということで、色の再現性と緻密さはすごいです。
HDR規格である BT.2020 画質表示に対応しておりスペックは高いのですが、輝度やコントラストも申し分なく、眩いばかりの美しさです。


Xperia はウォークマンというレジェンドもあり音質エンジンを優先されるイメージあったのですが、僕らの SONY が帰ってきたと思わずにはいられないです。

 

 

  

Xperia カラーである パープルにしたのですが、光の加減でブルーに近くなります。どちらかというとパープルでもありブルーでもあるといったボディカラーです。

 

 

 

国内流通されているモデルとは違い、2回線を利用できる Dual SIM 仕様になっています。

とりあえずドコモとソフトバンクを突っ込んでみましたが、普通に使えますね。個人用・会社用に分けていた電話番号も一緒にできるので複数台のスマホを持ち歩くことなく1台で済む使い方できそうで便利。

 

ただ国内で使うには電波法で規制されているので、Wi-Fi や Bluetooth を切って「電話機」として使う必要があります。

 

本来は、外国現地での格安 SIM を追加してデータ通信費を抑えながら日本からの電話も受けられるようにするのに利用していたものですが、現在ではモバイル通信費を抑えるための格安 SIM を入れる運用というのが主流らしいですね。

 

 

  

ちなみに仕事場で回線状況を確認してみたところ、通信方式の相性あってドコモもソフトバンクもベストコンディションには程遠いです。

 

自宅は駅付近ですが、さすがの最強ドコモでベストをずっとキープ。ソフトバンクは中心街では弱いですね。

ちなみに現在は KDDI との契約にしたので、この端末は使えなくなっています。
なんか動作しないんですよね。

 

 

  

日本のキャリアで販売されているものではないため、外箱にも Docomo とかのキャリア名なし。
ただただ、SONY メーカー製品というだけ。シンプルです。

 

 

  

日本で一般販売されているものには同梱物は無い上に充電アダプターとかが別売りで売り付けられるのですが、海外の通常版は初めから全部付属しています。


充電器、USBケーブル、透明スマホケースなどなど。ケースが初めから付いてくるのは嬉しいですね。合うやつ探すの面倒だし。箱の中に全部入ってます。これ意外に知らない人多いですね。海外で現地購入する方が安くスペックの良いものが買えるのです。


あとストレージ容量が2倍の 128GBという仕様になっています。

 

そう考えると、じゃぁドコモやソフトバンクで販売している Xperia ってスペックダウンなくせになんであんな高いの? と思うのですが、日本独自規格のおサイフケータイ機能や独自アプリなどが搭載されているからのようです。

 

 

  

ちなみに英語で使うつもりでしたが、最初っから日本語でした。


用意してくれてありがとう、SONY。

 

そして、この後から SONY が直販で同モデルを販売するようになったため、入手しやすくなったみたいです。付属アクセサリとかどうなっているか分からないけど。直販なら技適マークが付くので日本国内でも使えますね。

 

 

  

トリプルカメラでボカシ表現や広角撮影もできるので、マジでデジカメ持ち歩く必要なくなります。海外旅行だと特に荷物を減らしたいので、この機能は正直嬉しい。

 

あと、本体背面にかぶせてあるのが付属されてるケースです。後で自分の付けますが、とりあえず付けてます。

 

銀色のネーム部分の加工は後付けでのオリジナル加工。ヘアライン加工されているのですが、細すぎてよく分からないですね。
これ凄い精密で細かいのでレーザーカッターでも出力できるか不安だったのですが、どちらかというと接着の方が難易度高いですね。

 

 

更新: 2022/03/31
デザイン性と機能美

made in Japan の魂

PCブランドとしての Vaio もそうなのですが、Xperia の所有欲を満たすのはマテリアル感。ウォークマンで培った音響など技術力をベースに、企業として速い段階でデザインシンキングを取り入れた商品開発は先進的。本体裏面ガラスケースなどの光り輝く透明感の演出や、独特のバイオレットパープルなど面白いし、シンプルお洒落なのですが 、マーケティングに弱いのが欠点なんですかね。

 

プレステと連動できる端末だったため、実はゲーマーにも人気があったはずなのですがスマホゲーム&ソーシャルゲームの流行でちょっと下火にもなったし。うまく歴史にのれていないところもソニーっぽいといえばそうだけど。

 

少し大きめのボディは女子には握るのには大変なのですが、美しい液晶画面は大きく広く使うことができて携帯できる端末としての利点は大きいです。性能も申し分なく、小型化できなくてもこれで良い。

 

急激だった技術の進化が衰えはじめた今、SDGs の提唱などによって工業もクリーンな部分に力を入れ始めたメーカーにとって、どのような商品開発を行うかは悩むところだと思うのですが、Xperia は Xperia であってほしいですね。

更新: 2022/03/31
メンテナンス性

オープンハッチが無い

iPhone 移行には自分でメンテナンスできない端末が増えてしまって、なんでも分解したい派には残念ですが、サポートが充実してきたりでなんだかんだでハッチを開けることもなくなってきましたね。

 

ビジュアルとしてのデザインでは美しいとは思うのですが、設計思想としてのデザインでは美しくない。

 

バッテリー交換やパーツの交換など自由度を設けることで「メーカーが独り勝ち」せずに安価に長く使い続けられるモノができるのだと思います。メーカー返却・工場での修理とか、返ってきたモノが自分のモノではなくなる感覚は、果たして正しいのかと思います。

 

モノへの愛着って、どうなってるの。

更新: 2022/03/31
コストパフォーマンス

ものづくりのプライド

格安の中国メーカー、流行してるだけの Apple など海外製品に流れる風潮がある現代、僕はスマホ端末は Xperia ブランドのソニーと添い遂げるつもりです。がんばれ、日本人、日本企業。

  • 購入金額

    59,990円

  • 購入日

    2022年03月26日

  • 購入場所

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