パッケージ

往年の通信機器・音響メーカーケンウッドはトリオ時代からのファンと言うと年齢がばれますが(笑)ビクターと一緒になり頑張ってるな～という感じです。パッケージも、ケンウッドらしくシンプルで機能も解りやすく好感が持てます。

セット内容

本体にイヤーピースがタイプ違いで左右分として6個、フレキシブルイヤーフックが2個、USB Type-C充電ケーブル（5V専用)、取説と 必要なものは揃っています。

当然、マニュアルは日本語ですが、基本操作のみの説明です。詳細はWebマニュアルで確認します。

仕様

基本的な使い方は、PCでWeb会議を行うときの専用ヘッドセットの予定なので、前回接続した相手機器と再度接続する際は「電源を入れる」だけで接続するのがとても便利です。

操作は、電源音量、その他はファンクションボタンととてもシンプルな操作です。

スマホと繋いで電話の着信をKH-M700側でコントロールすることが出来ます。

例えば「電話に出るとき」は着信中にファンクションボタンをすばやく1回押します。

「通話を終えるとき」も通話中にファンクションボタンをすばやく1回押します。また、音声認識機能（Siriなど）を起動するときは、電話を使用していないときにファンクションボタンを約1秒間押し続けて、「ピッ」と音が鳴ったら、指を離してください。スマホの音声認識機能が起動します。

この様に、ファンクションボタンは押し方で多様な機能を使う事ができます。
また、KH-M700はアクティブノイズキャンセル機能を搭載していて周囲の騒音が気になる環境においても通話相手の声がクリアに聞こえます。

本機の電源オンは、インジケーターが点灯するまで、本機の電源ボタンを押し続ける必要があります。接続まで結構長い時間(10秒程度）押す必要があり、指がズレ押してない状態になる事もしばしば、電源ボタンの反応が悪いのが難点です。

音質は、さすがにケンウッドらしく良好です。偶にプリプチ切れますがこれはPC側の通信の問題のようです。

サポート付きイヤーピースは、フィット感があります。動いていてもずれることはありません。欲を言えばもう一回り多くサイズ（L)が欲しいところです。フレキシブルイヤーフックは形状が合えば使い心地が良くなります。

バッテリーはかなり長持ちするので、一日数時間の会議でも充電は1回しておけば十分です。また起動時にバッテリーの残量も教えてくれるので、必要なときに充電出来ます。

スマホ用のBluetoothイヤホンは起動時にPCと接続しないことがまま有りますが、KH-M700は電源を入れれば必ず繋がるので、すぐに会議に参加したいときはとても便利です。

音質もクリアで聞き取りやすく、ノイズキャンセル機能を使えばヘッドセットのイヤホンから周囲の邪魔な音は聞こえません。会社では周りの人の話しも聞く必要があるので、片耳ヘッドセットにしましたが、これは正解でした。

欲を言えば、電源ボタンのスイッチ感が無いことと、イヤピースのサイズが欲しいことですが、音に関してはさすがオーディメーカという感じがします。

価格はちょっと高めですが、仕事で使う事考えると良いものを長く使うことが重要と思いました。

元々電源ボタンの反応が悪いと書いていたのですが、7月の初め丁度4ヶ月で電源が入らなくなりました。固有の不具合だったようです。スイッチを押したときのカチット言う感覚が無くなりスポンジのようなふわふわした感覚になって電源が入らなくなったのでスイッチボタンの故障のようです。

Amazone購入だったので、メーカー送りとなりました。
予備品があったのでそちらを使っていますが、スイッチの感覚は全然違うので、初期不良っぽいですね