Oculus(Meta) Quest 2
用のPC接続ケーブル=Oculus Linkケーブル 。
Oculus 2のセットは中古で入手したが、Linkケーブルは使った形跡がなかった
ケーブル本体とクイックスタートに、安全上の注意と内容はシンプル
もちろん充電(給電)にも使えるが、そちらは標準添付のUSB-CケーブルとACアダプターでなんとかなる。しかしその標準添付USB-Cケーブルは長さ1mで、座って多少頭を動かしつつVR動画を眺める程度であれば、なんとかなるかもしれないが、体まで動かす本格的なPC VRコンテンツを楽しむのには短すぎる。
そのため、PC VRコンテンツを楽しむ用に用意されている純正USB-Cケーブル。
これ、かなり考えられている。
まず長さは5m。プレイエリアに設定するルームスケールは、2m×2mの広さが必要とされている。プレイエリアに直接隣接してPCが置ける状況が、いつもあるわけではなく、さらにUSBポートが必ずしもPC前面にあるわけではないことを考えると、2m×2mのエリアの対角線(およそ2.8m)+PCの奥行き(ATXのミドルタワーで50cm程度)ということで最低4m弱、さらにPCが机の奥にある場合、高さの差がある場合などの+αを考えると、5mというのは妥当な長さ。
そして中身は銅線ではなく、光ファイバーを使っている。このため、(謳い文句としては)「超高速データ通信とデバイスへの電力供給の両立」を果たしているらしい。
その性能に関しては、直接計測できる手段はないので、真偽のほどは不明だが、ケーブルの硬さ自体は絶妙で、絡まるほど柔らかすぎず、ケーブルに引っ張られるほど硬くなく、といった感じ。一般的なケーブルと比べるとやや硬くて、こぶし大の直径で巻く...というようなことは出来ないが、VRゲームプレイは基本的に大きく動くので、配線ケーブルのように直角に曲げるというようなことがないため、ちょうど良い感じ。
また、両端のコネクタ形状は、共にUSB-Cだが、片方はゴーグル脇のUSB-Cポートに挿して、後方に流せるように、L字プラグを採用する(残るPC側を想定している側はストレートプラグ)。そして、そのL字プラグの側にはケーブルを束ねるケーブルタイを装備しているが、これがQuest 2のストラップ基部に巻き付けられるように造られていて、動きながらVRプレイをした際に、HMD本体や、プラグ部分に物理的負荷がかかるのを軽減するようになっている。これは、Quest 2 Eliteストラップ
をつけていても同様に固定できる。
Linkケーブルを束ねていたケーブルタイは、ケーブルをQuest 2本体に固定する時に使える
これらの規格・性能などは申し分ないのだが、問題は価格。Quest 2のベースグレード本体が37,180円に対して、この純正PCケーブルは実に10,780円。本体の3割近い価格のオプション、それがただのケーブル、とは。
Meta社自体も申し訳なく思ったのか、サポートページで、「サードパーティ製のケーブルもお使いいただけます。サードパーティ製ケーブルは品質に差がありますが、Anker製ケーブルは社内テストで良好な結果が得られています。」と明記しているほど。
※その名指しされているAnkerのOculus Link対応を謳う「PowerLine USB3.0」ケーブルは、3mで2500円くらい。
ま、今回は中古のQuest 2のオマケなので、言うことありませんが。
今回の中古Quest 2の落札は
・Quest 2 64GB本体:定価37,180円
・Eliteストラップ:定価6,820円
・Oculus Linkケーブル:定価10,780円
の定価合計54,780円を、およそ4割引の32,100円で入手できたわけ。本体のメモリは64GBと購入時の2021年末から見ても当時の最低グレードの半分しかない旧型機だが、PC VRで使うのは問題ないし、できの良いOculus Linkケーブルと、できがビミョーなEliteストラップも新品のHMD本体の価格以下で、同時に入手できたのだから、上出来かな。
【Oculus Linkケーブル仕様】
長さ:5m
外径:4.6mm
重量:224g
色:ブラック
タイプ:USB(USB 3.2 Gen 1 Type-C)アクティブ光ケーブル
コネクター:直角 USB Type-C(ヘッドセット側)、ストレートType-C(PC側)
ケーブル被覆材:0.5mm厚熱可塑性ポリウレタン(TPU)
シールディング:高品質二重スパイラルシールド
ケーブル曲げ半径:20mm
信号要件:USB 3.2 Gen 1 (最大速度5 Gbps)、USB 2後方互換性
電源:3A
帯域幅:5 Gbps
5m長と光ファイバーコア採用を考えると仕方がない面もあるが...
4万円しない本体(Quest 2)のオプションが1万円超え...というのは...
長さは充分、絡みづらさと柔軟性のバランス良し
5mの長さは使いやすい。また、ケーブルの硬さは「絶妙」で、柔すぎず、硬すぎず。
本体側コネクターとなるL時側に付いている、ストラップベースへ固定できるストラップタイがアイデアとして秀逸。
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購入金額
0円
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購入日
2021年12月07日
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購入場所
ヤフオク!
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