壁掛けホワイトボードの前に堂々と居座る LCD-E651-T の図。
会議用にタッチパネルが便利で導入を進めていたのですが、機能があればあったであんまり使わない気もする……。

これは 65型ディスプレイとスタンドのセットなのですが、このスタンドはやや自重設計が甘いような気もします。もう少し倒壊の危険を考慮した下部に安定感のある構造設計が欲しいとは思います。移動せずに固定するなら問題なさそうですが、せっかくのキャスター付きスタンドなので便利に移動したいですね。

ディスプレイ画面は普通の NEC の 65 型で、薄くて狭いベゼル部分がオプションパーツのようになっており、画面を覆うようにタッチパネル機能が入っているイメージです。

表示するだけならそのまま使えますが、描きこんでいくなら USBケーブル で PC と接続する必要があります。
付属品に1メートルほどの USB ケーブルが付いており、スタンド背面に PC 設置台もあるため、そこにＰＣを置くこともできます。自分の前のノート PC を接続して使うには、延長ケーブルを別途購入する必要がありますね。

PC と USBケーブルで接続することで、描画ソフトの機能を使うことができるようになります。
写真では綺麗な丸や矢印が表示されていますが、描きこんだ線や図形が補正されて綺麗な線になる機能があります。文字なども認識してフォントで表示されます。

画面は筆圧式ではなく、赤外線遮断方式のようです。静電気式だと過去に構築した屋外サイネージをの時に悩みの種だった乾燥によるカーソルが暴れる現象があったのですが、技術の進歩で実用性が上がるのはいいですね。

専用のスタイラスペンも付属しているのですが、指でも操作できます。iPad のようにマルチタッチジェスチャーも使えるので、タブレットの操作に慣れている人にはプレゼンでも便利に使うことができます。