スマートキーの Qrio の拡張デバイス Qrio Pad (キュリオパッド)を購入しました。
自動施錠が便利で使い続けているのですが、鍵を持たないまま外に出てしまうことによる「締め出し」に対する恐怖感は少なからずあります。やはり家を出る時にちゃんと鍵を持っているか緊張します。
僕は気を付けているので締め出されたことがないのですが、合鍵として使用している彼女が締め出されたことは2回くらいあり、遠隔操作で開錠したこともあります。
この締め出しに対する救済処置としてカギをしまうロッカーを屋外にとりつけて鍵をかけようかなどと本末転倒なことで悩んでいたのですが、この Qrio Pad さえあれば一発逆転、すべて解決ですね!
この Qrio Pad を玄関ドアの屋外側に取る付けることで、従来の開錠方法にプラスしてカードで開ける方法と、数字を入力して開ける方法の2つが可能になります。
これで手ぶらで外にでてしまったとしても、自力で開錠することができて安心できますね。
あいかわらず上質な箱に入っています。
このへんの高級感が競合製品にない手厚いサービスを感じさせます。
同梱されているのは説明書と Qrioカード、電池。
Qrioカード は同時発売されたため先行予約で購入してしまう人が多かったみたいですが、購入ページをよく読むと「1枚同梱」と書いてあります。僕も買う直前まで気が付かなかったのですが、買う前に気づいて Qrioカードをキャンセルしました。
Qrio カードの代用としてフェリカカードなどは利用することができず、「Qrio カード」専用として動作します。これはビジネス的な目的ではなく、独自規格にしてセキュリティを高めているんだそうです。確かにカードの書き換えによる不正開錠などの問題がおきそうですが、それでも既存の社員カードなどで開錠できる仕様の方が使い勝手は良くオフィスでもっと売れたかもしれないのにとも思います。
電池は先行予約セールではもう2本もらえてちょっとお得。
本体。
ガラスのようにきれいなツルピカの表面で光沢があります。触ると指紋は残るですがあまり目立たない方かも。重量は見た目やサイズ感に比べて少し軽いと感じる程度。
指紋の跡で暗証番号が漏洩する事件も多いのでテンキーの並びをランダムに表示させる機能を搭載する競合製品が多い中、Qrio の場合はトリガーPIN という方式を採用しています。これは暗証番号入力の前にランダムに3つの数字が光るので押すというものです。つまり暗証番号の他に3つの数字を押すことになり指紋が全体的に散らばることになります。こういう問題解決方法もあるんだなとなるほどと思いつつ感心してしまいました。
背面には貼り付け用のシールがびっしりと埋まってます。
まぁはがれて落下したらすぐ壊れそうだから、そりゃシールも必死でしょうね。
ケースを外して電池を入れる手段ですが、本体下部にあるカバーを外し、その中にあるネジを外します。防水対策かもしれないですが少し不安な隙間ですね。
背面の台座と本体がこれで外れます。
本体下部にネジがあることで、ドアの凸部のすぐ上に取り付けるとかできないですんですよね。。。
電池2本(+予備2本)を装填して、できあがり。
逆の手順でもとに戻します。
綺麗なルックス
外見はとても綺麗で、高級な玄関ドアに似合いそうです。
機能・性能については競合製品も多く差別化されていないのですが、日本企業ソニー系列なこともあって信頼性はあります。
数字の光り方ですが、表示部分の視野角は狭く、斜め後方からの番号の盗み見防止に対応しています。液晶画面は直射日光下だと見えにくいものですが、この製品も同じです。影を作ってあげればはっきりと美しく表示されています。
反応速度や使い勝手はとくに文句はないのですが、気になるのは玄関ドアにこれを取り付ける勇気というか、雨や誇りに対する耐性が気になるところ。僕もドアではなく雨風当たらない壁の部分に取り付けています。
盗まれないか不安ですが、でもよく考えたらシリアルナンバーで管理されているから必ずバレるのでその心配はなさそうですね。
乾電池の規格だけ残念
使用電池は CR123A というカメラで使用されるような電圧の高い電池のため、乾電池の用意は正直面倒くさいです。自宅内の乾電池を充電池に転換している方も多いと思うのですが、この乾電池に関しては大手から販売されている充電池は存在しません(海外製はあります)。
電池交換以外は特に手間がないのですが、外から鍵を開けられる仕組みが用意されることで万が一にも不正に開けられる機会があるため、防犯の意識は高めたいですね。ウチの場合は玄関入った先にもう1枚施錠された内扉があります。
欲しかった追加機能
既存の Qrio に機能追加できる形で、締め出し防止としては前から欲しかった機能なので、満足ではあります。
Qrio 自体の反応速度などの出来は良いのでそのまま使い続けたいとは思っていたのですが、それにナンバー開錠の機能が付いたことでさらに使いやすくいなりました。
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購入金額
20,000円
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購入日
2021年12月20日
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購入場所
公式
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