レビューメディア「ジグソー」

BDレコーダー用外付けHDDとして購入

私専用のBDレコーダー、Panasonic DMR-4S100の外付けHDDとして購入してみました。

DMR-4S100は、最大8台まで、4TB以下のバスパワーHDDが登録でき、4Kコンテンツを含め、本体の内蔵HDDからコンテンツを移動させることができます。
個人的なコレクションとして、SF映画やSFドラマなどを保管していたのですが、これまでは、安価な2.5インチ2TB HDDをポータブルHDDケースに入れて使ってきました。
しかし、既に6台まで登録してしまい、残り2台つまり、これまで通りでは2TBx2=4TBでこのレコーダーの外付けHDDが限界を迎えます。

BD-レコーダーのメニューで、既に6台登録していることが確認できます。

そこで、これまで録りためたコンテンツを整理しようと考えました。
例えばシリーズ物の映画を一つの外部HDDにまとめたり、同じコンテンツが重複して録画されている場合は、ビットレートの高いチャンネルで放送されたものを優先して残したり、コマーシャルが途中に割り込まないチャンネルで録画したものを優先して残す等を行いたいと考えています。


しかし、録画コンテンツの殆どは、コピーワンスのコンテンツなので、コンテンツは移動させる必要があります。
そこで、移動時のテンポラリードライブとして、4TB HDDを使うことで、BDレコーダーに接続したり取り外したるする回数を軽減しようと考えています。

 

動画コンテンツは、本体内蔵HDDと外付けHDD1台でのムーブとなり、外付けHDDは、都度、BDレコーダーのメニューから取り外しの設定を行わなければなりません。

そこで、4TBHDDを使うことにより、複数のポータブルHDDのコンテンツを一旦BDレコーダー内蔵HDD経由で4TB HDDにまとめ、2TB HDD用にコンテンツをまとめようと考えました。
とても気の長い作業になるので、充分な準備を行い、可能な限りロスなく作業を行いたいと思います。

 

BDレコーダーのマニュアルを見ると、4TB迄のHDDという縛りがあるだけなので、脱着が楽なバスパワーで動作する4TBポータブルHDDを探しました。

 

AHV620S-4TU31-CBKECには、スマートテレビの録画用としての使用例が謳われていて、更に、税・送料込みで11,090円という安価なバスパワーHDDだったので、購入してみました。

2.5インチ4TB HDDは、バルク品を秋葉原で購入してもこの価格では購入できません。

更にHDDケースを追加すると更に高価になりますので、11,090円はコストパフォーマンスが高いと思います。


2.5インチサイズで4TB容量のHDDなので、内蔵されているHDDだけでも厚みが15mmあります。
ということで、これまで使っていた2TB HDD(7mm厚)の倍以上の厚みです。

個装箱は比較的コンパクトで、ブリスターパックに入った状態で、ポータブルHDD本体と30cm程度の短いUSBケーブルと、多言語取扱説明書が入っていました。

個装箱の、SLIMという印刷がむなしい程分厚い筐体です。

 

個装箱には、今回の目的である、テレビ・レコーダーで利用可能というPOPが安心感を与えてくれます。

 

早速、BDレコーダーに接続して、BDレコーダーのメニューから、USB-HDDの設定を開き、USB-HDDの登録を行いました。

無事、4TB ポータブルHDDを、BDレコーダーに登録することができました。

ポータブルHDD本体は、115mm x 78mm x 21mmで230gあります。
やっぱり、2TB HDDの2台分ですね。

 

筐体自体は、黒の光沢ありと光沢無しのプラスティックで構成されています。

アクセスランプは、USBコネクター(mini B)の上部にブルーLEDが付いていますが、その光が漏れて、USBコネクタの金属面にも映ります。
意図的な演出か、単に詰めが甘くてLEDの光が漏れているだけなのか判りませんが、LEDが点滅すると結構にぎやかです。

DiskInfoで見てみると、中身のHDDは、東芝製MQ04ABB400であることが判ります。

この東芝製HDDはSMR(Shingled Magnetic Recording)方式で記録されるものです。
SMRは、Seagate社が開発したデータ書き込みの技術で、記録密度を上げるものです。

本来であれば、磁気記録するトラック間には所定の隙間が設けられているのですが、SMR方式では、屋根瓦のように、トラックの一部を重ねて記録することで、記録密度を上げています。
これは、記録用HDDヘッドの幅がトラック幅に対して大きく、読み取り用HDDヘッドがトラック幅に対して小さいことで実現する記録方式ですが、128MBの大容量キャッシュと併せて、複雑な読み書きを行っています。


これまで、Seagate製の3.5インチHDDでSMR方式のHDDは何台も使ってきましたが、問題なく使えていますし、このHDDの利用目的が、動画コンテンツの記録なので、ランダム書き込みは少ないと思いますので、デメリットにはならないと思いました。

 

東芝デバイス&ストレージ株式会社のサイトを検索してみましたが、MQ04AB SeriesのHDDは、1TBと2TBの容量の商品しかなく、4TBのラインアップの詳細情報は見当たりませんでした。

DiskMarkでは、CMR方式の2.5インチ2TB HDDと大きな違いはありません。

  • 購入金額

    11,090円

  • 購入日

    2021年12月19日

  • 購入場所

    amazon

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