TOTOの混合栓用『スペーサー』です。
家のお風呂で使っているシャワー付き混合栓(TOTO TMY11W)のカランとシャワーを切り替えるレバーのクリック感が無くなり水の止まり具合が悪くなったので、クリック感を発生させていると思われる『スペーサー』を交換してみました。
この混合栓自体は10年程前にホームセンターで購入して自分で取り付けたものですが、特に何の不具合もなく使えていましたが、クリック感が曖昧になってきたなと思った数日後には全くクリック感が無くなってしまいました。クリック感がなくても切り替えに支障はありませんが、何となく気持ち悪いので何とかしようと思いました。
従来はこの位置で「カチッ」となってレバーが止まっていました。
本体ごと買い替えるには少し早いと感じたので、修理できないかとネットで調べてみると、この『スペーサー』に付属する板バネがレバーに設けられた溝にハマった時に「カチッ」としたクリック感になることが分かりました。当初は板バネだけを交換しようと思っていましたが、Amazon等で調べてみると板バネ単体で購入するよりスペーサーを買った方が断然安い(w)ということなので、板バネ付きの本製品を購入しました。
交換作業に10分かからない!
本製品には取扱説明書(あるいは施工手順書)は付属していませんでしたが、ネットで探すと簡単に見つけることが出来ましたので、そちらを参考に交換しました。(作業にはマイナスドライバーとウォーターポンププライヤーのようなものが必要)
交換手順を簡単に説明しますと、まずは切り替えレバーを「止」の位置にした状態で、止水栓を絞めて水を止めます。次に切り替えレバーを引き抜いて、ピクトと目盛りが印刷されたインデックスを外し、袋ナットを緩めて取り外すとスペーサーが外れます。
新しいスペーサーと入れ替えて、外すときの反対の要領で組み立てれば作業完了。説明書があれば2~3分程度でできる簡単な作業でした。
ちなみに、古いスペーサーをよく見ると板バネが擦り減って中央の凸部が割れていました。これが原因でクリック感が無くなっていたようです。
復活して大満足
ネットの情報通り『スペーサー』を交換するだけでカチッカチッと心地よいクリック感が戻ってきました。混合栓本体を購入するとかなり高価なので、スペーサー交換のみで復活して良かったと思います。
ただ、マイナスポイントにはなりませんが、摩耗による板バネの破損ということで、当然この板バネは消耗品という扱いになるわけですから、どうせ交換するモノならレバー側に板バネを付けてくれればもっと交換が楽なのになぁ、と思いました。
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購入金額
528円
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購入日
2012年08月頃
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購入場所
Amazon
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