SILKYPIX Developer Studioをバージョン8スタンダード版からPro9とバージョンアップしてきましたが、更に最新機能が欲しくなったのでPro10にバージョンアップしました。
SILKYPIX Developer Studio Pro 10画面
稼動しているPC
RAW現像しているカメラ
現像した画像は写真素材販売サイトPIXTA(ホーリー)にて販売しています。
追加された機能
6種類のRAW画像合成が追加された。
- 比較明合成
選択した画像を比較し、それぞれの画像の明るい部分を優先して合成をおこないます。 - 多重露光合成
同じ撮影シーンを複数枚合成した場合、4枚合成するとISO感度2段階分、16枚合成するとISO感度4段階分減感した時の画質が再現されます。 - 多重露光合成(夜景)
手持ち撮影した複数の画像から、三脚を使用した長時間露光のような美しい夜景写真に仕上げることができます。 - 被写界深度合成
ピント位置が異なる複数枚の画像から、広い範囲でピントがあった写真に合成をおこないます。 - 動体除去合成
同じ撮影シーンの複数枚の画像から、動きのある被写体を除去して合成をおこないます。 - ストロボモーション合成
同じ撮影シーンの複数枚の画像から、動きのある被写体を残して合成をおこないます。
ノイズ除去機能に「ファインディティール」が追加された。
ぼかし機能で背景のボケをコントロールできるようになった。
パース歪み補正機能で広角レンズで建造物などの写真を撮影した際に発生するパース歪みをプレビュー上で直感的に補正できるようになった。
ネガフィルム反転ツールで簡単にフィルムをデジタライズした写真を変換することが出来るようになった。
ジオラマやミニチュア写真風の写真に仕上げることが出来るような周辺ぼかし・シャープの種類に「線形」が追加された。
比較明合成や被写界深度合成は、オリンパスのカメラの様にカメラ側で実現できている機能もありますが、オリンパスに慣れてしまうと他のメーカーのカメラでも出来たらいいなと思ってしまいます。
よく使う機能が追加されただけでなく要望が受け入れられた
僕が特によく使う機能として比較明合成,多重露光合成,ファインディテール,パース歪み補正ツール,ネガフィルム反転ツールがあります。
当初、メインカメラのOLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢのハイレゾショットのRAW現像に対応していませんでしたが、市川ラボラトリーさんに要望のメールとRAW画像とJpeg画像を提供したところ対応していただきました。
また、1ライセンスで3台のPCまで登録が可能なのも嬉しいです。
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購入金額
8,800円
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購入日
2020年03月09日
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購入場所
ISLオンラインショップ
takamizuさん
2021/09/11
ホーリーさん
2021/09/12
バージョン8から使用していました。
デジタイズに必須のネガフィルム反転ツールやオリンパスでしか利用できなかった画像処理機能が追加されたのは嬉しいですよね。