自宅では玄関と内扉の2つに鍵があるという二重セキュリティになっているのですが(玄関に近い部屋をオフィスにするため)、玄関の鍵にはスマートキー「QRIO」を後付けで使用しています。
後付けの理由は、建築当初はまともな機能を持ったスマートキーが存在していなかったこともあるのですが、QRIO にすることで合鍵を他人に渡す必要が無く部屋を貸せることができるようになったりと、結果オーライになっています。
スマートキーが各社で販売され競争が激しくなっているからか、オーナー向けに QRIO のシークレットキャンペーンで安く購入できるようになっていたため、Qrio Hub と Qrio Key を追加で購入してみました。
この HUB を設置することで、インターネット回線を介した鍵の動作や履歴確認、スマートスピーカーから玄関の施錠・開錠の音声入力操作ができるようです。ようですっていうのは、よく調べずに買ったから。
届いた。見ての通り、KEY と一緒に購入しました。KEYの方は別のレビューで。
しかし、いつも思うけど機能の割に値段が高い…。
KEY はともかく、HUB の方はおかしいだろっていうレベル。
ネット回線は Wi-Fi、近距離では Bluetooth で通信するっぽいですね(知らんかった)。
2.4GHz は正直混雑しているはずなのですが、5G 域は快適な通信で使用したいので家電関連はこっちに突っ込むのは賛成。
同梱物は冊子のみで、冊子にも設置方法の説明はありません。規約など書いたガイドのようです。
ウチは全自宅内サイバー化を見越して玄関にもコンセントを付けているので、問題なく扉付近に設置。
アプリ内に設定画面があり、そちらの指示に従いセットアップしていきます。
あとはスマートスピーカーである GoogleHome や Alexa に設定するだけ。
GoogleHome に設定して音声操作を試したところ、「玄関の鍵はかかってる?」で状態を確認、「玄関閉めて」で施錠操作することができたのですが、「開錠」だけはセキュリティ上できない仕様になっているらしく、鍵を開けることはできませんでした。
Alexa の方はオプション設定を「ON」にすることで音声での開場をすることができるのですが、4桁の PINコード を追加で音声入力しないと開かない仕様になっています。かかる時間を考えると、スマホの開錠ボタンを押した方が100%早いので、音声開場の出番はなさそうです。
使ってみた感想としては、「これ、いる?」です。
費用対効果を考えると、あんまりおすすめできないですね。
新型に合わせてブラックが良かった
玄関の施錠・開錠の音声入力可能と聞いて購入したけど、実際には施錠が可能、開錠は Alexaだけ対応でしかもパスコードを喋らないといけないので面倒だった。
それ以外に貪れる API なども無く、正直期待外れだった。
ただ、遠隔操作で開錠できるようになったところだけはメリットがある。
一度、鍵を持たずに外に出てしまって閉め出されたことがあり、電話さえあれば家族に連絡して、遠隔操作で開けてもらうことができる。
履歴もリアルタイムに通知されるため、家族の誰がいま帰ったなど、遠隔で把握できる。これはデメリットともいえるが。
設置しっぱなし
コンセントに差したまま。電源もそこから共有なので、一度設置してしまえば後はやることがない。
自分の使い方ではあまり活かせなかった
機能とコストが合っていないように感じる。
もう少し拡張性があれば……。
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購入金額
7,800円
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購入日
2021年09月05日
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購入場所
かもみーるさん
2021/09/14
出来ることが増える=セキュリティホールが増えると同義ですが。
APIサービスの新規提供は終了したようです。
https://qrio.me/article/release/2016/614/
yasukawaさん
2021/09/14
セキュリティを意識すると確かにカメラや玄関ドアはプライバシーもあり、特にデリケートな問題かもですね。
Qrio に API、あったんですね! 全然気づいてなかったです。
なんだか天下の SONY の子会社的お堅いイメージがあって API 用意しないんだろうなぐらいに思いこんでしまってました。