まずは中身を詳しく見てみましょう。

格安品とはいえ、意外としっかりとパッケージされています。まあ、互換品の中では比較的高価な方ではありますが。

イヤーパッド本体の他に、クリーニングクロスや着脱ツールも同梱されています。まあ、この製品の着脱にはツールは利用しませんでしたが…。

互換品ということで多くは期待していなかったのですが、意外なほど仕上げが綺麗で質感も良好です。純正品と比較しても外観上特に劣っている感はありません。

それでは、早速ヘッドフォンに装着してみましょう。

ヘッドフォンのハウジングに用意されている溝に、スポンジ側のゴム枠をはめ込んでいくだけです。ツール等を使わないでもごく普通に装着できますので、交換の難易度も低い方です。

念のため音の方も確認してみましたが、99 Classicsらしい音はきちんと保たれています。もっとも、99 Classicsの音自体は私の好みというわけではなく、それが良い方向に変わってくれないかという期待もあったのですが、オリジナルのイメージを損なうような変化は感じられませんでした。

逆に言えば、互換品としてのニーズは正しく満たしているということであり、低予算で無難にイヤーパッドを交換したい方には安心しておすすめできる出来ではないかと思います。