僕は時間に追われる生活をしていないため、部屋にも時計が無いですし腕時計もしません。
でも、そんな僕でもコンセプトデザインに惹かれて購入する腕時計があったりします。ほとんどは購入しても箱から出さなくて終わるけど・・・。
「GIIRO」というブランドの時計は「Gravity」「Aurora」の2本持っています。
GIIIRO は「ゼィロ」と発音します。
「GIIRO」はドイツ人デザイナー・Robert Dabi 氏がコンセプトを発表した「数字も針も存在しない」デザインウォッチです。
画像は「Aurora」なのですが、この時刻の表現方法は非常にユニーク。
2枚のグラデーションディスク(青色が時間、黄色が分)を表現。この2枚が重なることで、ブルー、グリーン、イエローが美しく重なり合い、オーロラのような不思議なカラーで現在時刻を表現します。
ケース。
ZIIIRO のロゴの形をした透明で丸い形をしたケース。カッコイイですが、蓋が上に「置いてある」だけなので携帯して持ち運ぶ等の用途には向きません。
透明なケースなので飾っておくのも便利ですね。
箱から出したところ。
最初から電池が入った状態で出荷されています。
時刻さえ合わせれば、そのまま使用できます。
ベルトで腕に締めるのではなく、ブレスレットのようにかしゃっとはめるタイプです。
腕時計慣れしてない人にも都合が良いです。
僕も身体を締め付けられるのが合わない性分なので、こういうゆとりがあるのは好き。
ベルトはシリコンラバー製で、柔らかくしっとりとした手触りの材質です。ゴムの匂いとかしない無臭なので、ゴムがダメな人にも吉。ベルトの裏側にはステンレスが仕込まれていて、腕に巻いた時にかっちりホールドするようになっています。このステンレスとシリコンラバーの組み合わせによって強度と柔軟性が機能しているのですね。
時計版の裏側にある丸い部分を押しだすことで、時計とベルトが外れ、メンテナンスできるようになっています。
本体とベルトを外した状態。ベルトは様々なカラーが販売されているので、組み合わせてオリジナルの配色にカスタマイズすることができます。
普段は時計の針を合わせるためのリュウズが隠れているのですが、取り外すことで、隠れていたリュウズにアクセスできます。この部分を引っ張り出して時刻を合わせます。
付属品は、他には説明書だけ。説明書といっても時刻の合わせ方だけですが。
腕に付けた状態。
女の人には太すぎてブカブカかも。「Proton」というシリーズが細めに作られていて女性向きです。
綺麗な色とカーブで腕を彩る
シンプルな構造なのに、圧倒的で多彩な表現力。
こういうデザインはちょっと思いつかなかったという感じです。
凹凸が少なく、自然なカーブも多いので目立たなくなりそうですが、わりとサイズが大きいのですごい目立ちます。でっかいブレスレットを付けてる感じ。
俗にいう「ガジェット」のような雰囲気を持っていないため、お洒落で身に付けたい人にもおすすめです。異性から「その時計なに?」と話しかけられ、会話にも困りません。
見慣れた人でないと時間認識できないパネルなので、相手に時計を意識させないシーンなどで使うのも面白い。なんとなくで良いから時間を知りたいとか、文字盤がもっとシンプルで機械的な要素が無ければ良いのにとか、そういう人が持ちたくなるアイテムですね。
普通の時計と変わらない
本体とベルトが外れるので掃除を含めてメンテナンスしやすいのですが、いつか本体がどこかになくしてしまうという危険性もありますが。
人と変わったものが持ちたい人に価値あり
ちょっと変わっている PC パーツ好きには有名な裸族とか販売している会社「センチュリー」さんが見つけ販売契約を結んでいたこともあるくらい尖ったプロダクトですが、デザイナーズ時計だと思うと高価ではないですね。機構もシンプルなせいもあると思います。
-
購入金額
28,500円
-
購入日
2021年07月21日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。